【製品開発】 NEOPLOT(ネオプロト) フットレストバーNEO
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
ZC32S用フットレストバーNEOの開発に最初に向き合ったのは、今年の7月でした。
しかしこのクルマほど左足のことを考えていない、インテリア設計には少々唖然としていました。軽自動車ならまだしも・・・。
と言いつつも、コンパクトスポーツを代表するクルマであること、とても運転が楽しいクルマであることから、もっとドライビングを楽しめるように「フットレストバーNEO」の開発に取り組みました!
さて画像ですが、ノーマルのフットレストの場所も然ることながら、赤丸部のカウルの造形のせいで左足の行き場がなく、とてもまともなドライビングポジションを得られるようなインテリアデザインではありませんでした。
2
フロアカーペットをめくると、フットレストパッド(発泡材)が顔を出しました。
最近の車両ではよく目にする光景なのですが、アフターパーツを装着する上で最も重要な「固定」に対しては、最も手強い相手となります。
この時点で、フットレストバーNEOをどのように設計し、どのように商品を成立させるか?という課題に相当、頭を悩ませました。
3
「固定」についてはフロア面を活用することを諦め、センタートンネル周辺の基準が取れる場所を活用しようと思い、まずはそれぞれの部位を、3次元測定器でデータ取りしました。
「取付強度」を得られる箇所は限られていましたが、うまく応力分散する方向で設計が始まりました。
その結果、赤矢印の箇所を活用し、商品を「固定」することを検討しました。
4
フットレストバーNEOの設計において、最も重要な「フットバーの位置」。
実際にはフットバーの高さ、奥行、長さ、向きなどを、3次元的に検討し、どの場所が最適か?を検証してその全てを図面に落とし込んでいます。
上の画像が「フットバーの位置」検証用試作。
下の画像が「取付強度」検証用試作。
もちろんフットバーの配置によるクラッチペダルとの位置関係も、設計の重要項目としました。
5
試作品を装着して一日テスト走行。
評価としては、概ね良好ーっ!
「踏ん張れるね!」
「左足のポジションがイイ!自然な運転姿勢が取れる。」
「クラッチワークもし易くなったよ。」
「でも、もう少し○○○のほうがいいんじゃない?」
数人の開発スタッフがそれぞれ意見交換をしながら、最終的な量産図面へと落とし込んでいきました。
6
ノーマルのフットレスト面との対比画像。
この位置こそが、我々が出した答えです。
ノーマルのペダルレイアウトは決して悪くなく、どちらかと言うと非常に良い部類で、ノーマルのフットレストとカウルデザインが全てを台無しにしていました。
この「NEOPLOT フットレストバーNEO」の装着で、既存の良好なペダルレイアウトも活かされることになり、機能部品として全てが成立する結果となりました。
7
装着にあたり、ノーマルのカウルをカットしていただきます。(赤矢印部)
さらに赤丸部に固定用クリップ挿入用の穴加工もしていただきます。
商品には「型紙」を同梱する予定ですので、一般ユーザーの方でも簡単に作業していただけるようにしました。
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画像は製品評価用試作ですので、商品とは一部異なるところがありますが、ほぼこのような形で商品化します。
* ドライビングポジションの最適化
* コーナーリング時の運転姿勢保持
* クラッチワークのしやすさ
* ロングドライブ時の疲労軽減
これらを、ぜひとも体感していただきたく思っております!
ZC32Sスイフトスポーツユーザーの方!
11月20日発売予定です!
よろしくお願いします!
品番 : NP70270
価格 : 12,600円(税込)
適合 : スイフトスポーツ(型式:ZC32S)
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