コンタのブログ一覧

今日の目的は

１．アルファロメオ四日市の雰囲気を感じる。

２．セレスピのフィーリングを理解する。

３．2.2での走行性能を確認する。

４．最新のアルファサウンドを聴く。

です。



このモデルは最新のモデルではないのですが、現行のTiに近い仕様です。



アルファロメオ鈴鹿店との違いは、まず店構えは鈴鹿店は最新のモダンなお洒落なディーラー、四日市店は昔ながらのディーラーって感じでした。で、肝心のセールスマンはしっかり勉強されています。一つ質問すれば１０ぐらい返ってきます（笑）　やはりこれぐらいじゃなきゃね。



試乗コースは四日市IC付近の工業団地をグルグルでした。



それにしても159のデザインはすばらしいです。

デザインはいいのに各部の詰めは少々甘いですが、その辺は最初から分かっていたことです。

BMWの3シリーズより明らかに大きなボディなのに、後席足元は逆に狭いです。で、トランクの奥行きはやたらデカイ。

車体のデザインを優先すると、余った空間がこうなりましたって感じでしょうか。あ、決して狭くてどうしようもないということではありません。十分許容範囲内です。

基本的にブレラと同デザインの室内。

厳密には部品形状は結構違うようで、あくまでも似ているというレベルのようです。

そのせいか、ブレラの方が室内も色気ありますね。

革のシートはブレラは余り滑りませんでしたが、この159のシートは前後に少々滑りました。

初めてのセレスピード。

私は絶対にMTが欲しいのですが、食わず嫌いもナンなので、知るだけ知っておこうかと。

乗り出してすぐに例の前のめりギクシャク運転です。

難しい・・・・・

１速・・・２速・・・・

普段乗りはすぐにシフトアップして欲しいのですが、私のアクセル開度が大きいのか、そのギヤを維持して高回転まで回ろうとします。全然アクセル踏んでないんですけどね。

で、突然シフトアップ。（汗）

慣れるとシフトアップしそうなときが分かるそうでその時はMTと同様にアクセルを緩めるとうまく行くそうです。

・・・・難しい・・・・

Ｄモードの自動変速は難しいので、パドルで意図的に操作しました。

このときも普通のMT操作のようにアクセル緩めればうまく行けました。

シフトダウンは簡単です。ブレーキ踏んだまま左のパドルをパチパチと、気持ちいいブリッピングでショックも少なく変速できます。

慣れると楽しいです。

というか、加速時の変速でアクセル緩めるんなら、最初からMTでいいじゃんって思いましたよ。トランスミッション自体はMTと同じだそうで、どうもイタリア人は単純にクラッチ操作だけを自動にしたかったようです。

DSGやPDKとは別物ですね。

今回一番感心したのは実はハンドリングを含めシャシー性能でした。

ギャップやうねりを通過するときのボディーの感覚、音、ステアリングフィールは非常に良く、私が運転するレベルではBMWとほぼ同じと言えるのではと思いました。（モチロンFRとFFの違いはアリね）

試乗車はスポーツサスが装着されており、いわゆるBMWのMスポーツのような乗り心地でした。誰が乗っても固い部類に入ると思いますが、個人的にはスポーツセダンとして飛ばしたときの事を考えるとコレぐらいは必要だと思いました。

で、も一つオマケに感想を言うと、セレスピ以外は非常に素直で違和感がありませんでした。この違和感が無いというのが個人にとっていい車の基準だと思っています。

2.2のエンジンですが、車重が1.6tに近いにも関わらず、十分な走りが出来ました。モチロン3.2とヨーイ・ドンをすればその差は歴然でしょうが、私のここ数年のクルマの使用状況を考慮すると、2.2の動力性能で十分なように思いました。

あとは音ですが、以外にも運転席にはいいエンジン音が入ってきます。BMWの４発とはまた違ったビート感で楽しい音です。（表現力弱！）

しかし、音量が小さく、個人的にはマフラー交換必須だと感じました。



今回の159の試乗は、色々な意味でためになりました。最新のアルファロメオは怖くないぞっという気持ちにもなれましたし、完成度の高さも十分以上でした。

少しアルファロメオに近づけた感じがしました。


夏休みの宿題と三重輸入車の会の夜茶会に参加へ続く。。。。