
先週の真ん中
西上州は
梅雨の中やすみ
あたしも
中やすみ
お江戸に 行って参りました
ちょおと遠出♪
1【 作品的Ⅰ 「COLORS」 】
大好きな
写真家ハービー山口」先生
の写真展
「代官山17番地―写真家になる日―」
拝見が目的♪
じくじくした陽気と生活
その
気晴らしに持ってこいの旅
のりてつ方々
カメラバック担いで
鈍行列車で約2時間♪
普段出来ない
手帳の整理なんかを
してるうちに
上野駅に 到着デス♪
本日の一曲♪
久しぶりに聴くと
本当にせつなくなる
暖かな せつなさ
人間性を 感じさせる詩
男ごころに 共感を出来る
数少ないアーティストのひとり♪
【 山崎まさよし / One more time,One more chance 】
ここから 乗り換え
東京メトロ銀座線
上野広小路の
地下入り口まで移動
青春時代の地元
雑貨街 「アメ横」
通りながら
スナップタイム♪
朝から
威勢の良いやり取りが
聴こえる通り
横町抜けて
上野松坂屋デパート
の脇 レトロな
階段を 下りると
そこは メトロ♪
2【 いせいⅡ 】
「地下鉄のモノローグ」
地下鉄独特の匂いは
青春の匂い
仲間と 騒ぎながら
恋人と 酔っぱらって
ひとりで 泣きながら
ガラスに映る
自分自身に 怒ったり
今
窓の外の暗闇を
見ながら
頭の中で 想い出を
走馬灯のごとく
見ていた
ふと
気がつくと
三越前
ぼぉーと
し続けられないのが
都会だな
ため息とともに
雑踏へ踏み込む
臨戦態勢に 気持ちの
スィッチを 入れる
3【 作品的 「DOOKE」】
時間の経過
とともに
東京のいた頃の
感覚が蘇る
どんな雑踏でも
歩ける
誰にも聞かないで
行きたいところに
どうすれば
行けるか
何をすれば
いいのか
知ってる人になる
故郷では
使わない感覚
少し
おなかが
引っ込む
腹筋に力が
入る
少し
背伸びをして
少し
気を引き締めて
少し
薄情に
少し
他人っぽく
都会に
溶け込む快感
に 酔いつつ
まだ
記憶に隅に 残ってた
即座に
体が動く反射神経を
使う
それに
嫌悪を感じつつ
ここに 居たこと
を 想いだす
4【 かむ 】
友人のアパートでも
あれば
今からでも
ここで
暮らせる
基本的には
一人で
大丈夫
繋がり
のない場所
見えない
志向性は
常に 上を
求められる
無気力なモノ
には 生きるのが
辛い場所
何モノにでも
なろうとすること
が 出来る場所
でも
何になりたいかは
教えてくれない場所
それを
追い求める場所
ラッキーなら・・・
見つかる希望が
あるように
思える場所
そこから
離れたモノ
にとっては
二度と
(遊びには来ても)
ここに住むこと
を 望むことの
ない場所
夢見るための
大きな 大きな
テーマバーク
「東京」
5【 あなたソナタ 】
到着♪
半蔵門線
半蔵門駅
頭に入ってる
四番出口
グーグルで
上から見ると廻りこむように
路地を曲がる
と 発見♪
「JCII FHOTO SALON」
確か1F♪
「あった」
「ハービー山口」
(僭越ながらここより
敬称を略させて 頂きます)
名の 看板に
ちょおと 安心
久しぶりの
写真展の 雰囲気
でも
ここは
ちょおと違っていて
山崎まさよしの
「One more time,One more chance」
が 流れてル
ロンドンで
カルチャークラブの
ボーイジョージ達やパンク
アーティストを
友人を 撮るように
作品にした写真家
作品には
音楽を 感じる
この雰囲気に
リフレインする曲達は
最高に あっていた
6【作品的 「DOME」】
一枚
一枚
まず
丹念に 見て行く
作品の横のコメントも
心に 沁み入るように
何回も 読み返しながら
作品とともに
見て行く
ああ
これかぁ
おお
これは
こんな コントラスト
だったのか
隅々まで
キメが細かい描写
光が
グラデーションが
トーンが
昇華されて
不要なものがない
凄いなんて
とおり越して
その場に
立っていることを
忘れて
いつまでも
たたずんでいたい
そんな
沢山の「窓」
が
アル空間
7【 いつもの 】
ここで
ふと
思った
福山雅治や
山崎まさよし等
アーティストを
撮って来た
写真家「ハービー山口」
特有の
人物写真が 少ない
その答えが
作品を撮った
「代官山同潤会アパート」の
取り壊しの変遷のそばの
コメントにあった
当時
ハービー山口は
代官山同潤会アパートの近隣
に住んでいた
とても気に行った
同潤会アパート
ツタの絡まる
都会では少ない
緑溢れる敷地内
「都会のオアシス」
彼は
その雰囲気に魅了された
そして
撮り始めた
8【 作品的 「MIKAGAMIⅡ」】
「代官山17番地
同潤会代官山アパート」
関東大震災の住居を
失った人々の為の
大正時代からの
アールデコな建物
に 魅かれた
そして
そこで 営む美容院
に行くように
なった
アパートに 住む人
散歩の通行人
と 話すようになった
「再開発で ここは
取り壊される」
そして
それを惜しむことに
共感する
人々を知る
建物から
そこに集う人
にカメラを向ける
ようになる
取り壊しがせまる
日々
建物と人々
双方が 美しく
輝く写真を望むように
なった
こころゆくまで
被写体を 撮る
「理想的な天然のスタジオ」
と
彼は 呼んだ
9【 うりもの 】
ああ
なんて
ひとに
優しいモチベーション
遠くから
少しずつ 近づいていく
スタンス
その場だけの
略奪的なスナップでは
及びのつかない世界
生き生きした
心許した表情は
そこから
なんだろうか・・・
「写真家になる日とは
カメラを手に入れた日
ではなく、
撮るべき被写体に出会った
日なのだ」
(ハービー・山口作品展
「代官山17番地
―写真家になる日―」
図録より抜粋)
ああ
素晴らしいなぁ
あたしが
見上げている
手の届かない
上の世界に
あって
心から想って
みたい言葉
10【 作品的 「METAL LAIN 」 】
涙が
出るような
胸のあたりが
暖かくなる
コメントと作品=
・・・窓・・・
の ある部屋へ
お邪魔して参りました
皆さんと 共有したくても
悲しいかな只今 絶版の写真集
「代官山17番地」
写真集を 見るたび
あの頃
ここに 行ってみたかったなぁ と
思ってしまう
それは
写真だけに
閉じ込めた時間と瞬間
こんな写真が
撮れたら・・・
と
追い続ける夢の先に
ある
届かない目標デス♪
追伸
お隣は
副産物
「日本カメラ博物館」♪
2時間程
じっくり 拝見してきました
このお話しは また後日・・・
Posted at 2013/06/29 22:59:11 | |
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