
ボクは横溝正史の金田一シリーズも好きなのですが、石坂浩二が金田一に扮する市川崑監督の「悪魔の手毬唄」が一番気に入っています。
昨日から三夜連続で「古畑任三郎」をやっているようで、昨日は途中から見ていました。昨日のは「今、甦る死」というタイトル。石坂浩二が黒幕という最後の展開は何となく読めていました。犯人を追いつめる側をやっていた人が出ているのだから、やっぱり一癖あると思っちゃいますね。
この中で、お婆さんが歌う手毬唄が殺人の方法になっているなんていうのはそのまま「悪魔の手毬唄」だし、15年前に殺した死体を埋めているから掘り返されると困るというのは「刑事コロンボ」の「
偶像のレクイエム」だな、とか思いながら見ていました。15年前の殺人事件はちょっと唐突過ぎるようには思いましたが。古畑任三郎シリーズはご存知の通り、「刑事コロンボ」が好きな三谷幸喜氏によるオマージュのようなドラマだそうです。実はボクはほとんど見たことがなかったのですが、昨日のは登場する役者から想像できそうな過去の作品の要素をうまく取り込みながら作っているな、と思いました。
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徒然なるままに | 日記
Posted at
2006/01/04 17:31:24