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2022年09月14日

CX-60試乗

CX-60試乗 現時点で乗り換えは全く考えていませんが、久しぶりの国産直列6気筒として、マツダCX-60は大いに気になる存在。
最近になって各ディーラーに配置された試乗車、少しだけですが早速乗せてもらいました。


試乗車のグレードはXD-HYBRID Premium Sports(3.3リッター直列6気筒ディーゼルターボ+マイルドハイブリッド)


初期受注では一番人気色だというロジウムホワイト。
陰影感や金属感があるパールホワイトかと想像していましたが、曇り空の下では「輝度の高いただの白」という印象。
凝った塗装だから、太陽光や街灯など当たる光によって見え方は変わるんでしょうね。
自分も購入するとすればこの色が第一候補か(色を考えている時点でヤバい)。

横幅が1900mm近いからさすがにデカい。
ボンネットの真ん中あたりに手が届きづらく、ルーフはもちろん足場が要る。洗車が大変そうです。

横幅をデザインのために使っていると思ったら、ボディサイド断面は意外と平らで抑揚は控え目。かといって室内が広大という印象も無く、無駄に大きい。

センターコンソールは、あまり見たことが無い幅広さで、大型輸入車のよう。
プレミアム感を出すため? ここに幅を使っていたのか・・・


Premium Sportsの内装はタンカラー

面白い色だが、汚れも気になるから、自分なら普通の内装色にするかな。


スタートボタンを押すと、少しだけ長めのクランキングのあとにエンジン始動。
特にディーゼルを意識する感じの音振でもありません。


ゆっくり走り始めると、静かで滑らか。
ジャーナリスト評では「サスが硬い」と読み聞かされていたが、自分的には乗り心地は充分に良くて硬い印象は無く、静か・滑らか・脚の動きは「高級車だな」と感じられる第一印象。


出足の飛び出し感が無いように、アクセルのレスポンスはマイルドに躾けられている印象。
ハイブリッド感も無く、新開発8ATも変な違和感は特に感じません。
初めて乗る慣れていない車だと、アクセルペダルの踏み込みに対する加速の不自然さが気になることがありますが、そういう印象もありません。


少し踏み込むと6気筒らしい滑らさを伴う音が聞こえてきます。
もう少し大きな音量で聴かせてくれてもいい。
3.3リッターのディーゼルは大きな車体を力強く加速させます。
排気量を考えるともっとグワッと加速してくれてもいい気はするが、品よく加速するような躾けなのでしょう。

こんな大きなクルマが軽油1リッターで20kmも走るのはすごい。


街中の短い試乗コースをひと回りしただけなので、細かいことはわかりませんでしたが「大きくて静かな高級車」という第一印象で、なかなか好感触でした。
「将来的には欲しい」という想いは変わらないものの、「今すぐ欲しい」と思うような、ひと踏み惚れほどビビットな印象でもなく。


全てが新開発のCX-60、想像よりも良く仕上がっている印象でしたが、マツダは年改があるし、自分は最終モデルを乗り継いできた人間なので、購入するならリコール対応と熟成が進んだ頃がいいかな、と思います。
エンジン出力もそのうち向上するのではないかと予想。


ただし、「熟成が進んでから買う」と考えて気になるのは、ラインナップの整理と価格上昇。
4種類ものパワーユニットを揃えて、戦略的な価格設定でデビューしたCX-60。
今後の売れ行きによってモデルが整理される可能性があり、パワーユニットごと消滅するものもあるのでは?
また、世の中全体の物価やクルマの価格が上がっているなかで、かなり割安感のある価格設定は、いずれ利益確保のために値上げされるのではないかと危惧しています。
そういう意味では、割安感と多くの選択肢があるうちに早めに購入する、という考え方もアリだと思います。
初期受注の売れ筋は、ディーゼル系モデルのようで、ガソリン車とPHEVの比率は少ないようですね。
350~420万円ほどの非ハイブリッドのディーゼル(XD系)に関心があるので、それらが無くならないことを祈ります。


直列6気筒の原体験がディーゼル(RD28)だった自分にとって、マツダの3.3リッター直6ディーゼルは、人生最後のクルマにしてもいいと思えるモデル。
だが、自分にはCX-60だと大きすぎるし、そもそもSUVは要らない。機構が複雑になる割に燃費差はそれほどでもないマイルドハイブリッドも不要だし、しーえっくすしっくすてぃーも言いにくくて愛着湧かない名前。

そこそこなサイズの2ドアクーペか4ドアセダンの、非ハイブリッドの直列6気筒モデル(ガソリンorディーゼルどっちでも)を希望したいところですが、そういう追加モデルが出るかどうか、CX-60の売れ行き次第でしょうかね。
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Posted at 2022/09/19 21:59:46

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この記事へのコメント

2022年9月21日 21:53
ついに、国産直列6気筒エンジンのマツダCX-60が販売されましたね!

試乗レポートを見ると、ディーゼルでも直列6気筒らしい静かで滑らかなエンジンフィールのようですね!

一方で、全幅約1,900ミリは、アメリカのような広大な土地とハイウェイ網が発達した場所では余裕だと思いますが、日本の道路環境で何不自由なく乗りこなすのには、さすがにデカイのでは?と個人的に感じています。

そこそこなサイズの2ドアクーペか4ドアセダンの直列6気筒モデルが発売されるようであれば、今の愛車の後継候補となるので、ぜひ販売を実現して欲しいです♪
コメントへの返答
2022年9月23日 1:24
縦置き直6のニューモデル、という時点で興味の対象になります。

国内向けにガソリンエンジンの設定が無いのが残念ですが、気になるほど煩くないし、低速~中速にかけての力強さによる街乗りの適性や経済性ではディーゼルのほうが優れていると思っていて、特にこうしたSUVならなおさらですね。

軽がメインのスズキやダイハツを除くと、国産メーカーではマツダ車だけ、まだ日常を供にしたことがありません。

スカイライン買うときにMX-6を比較したり、家族車としてプレマシーを検討したり、仕事車としてアクセラやデミオの見積とるなど、何度も候補になったことありますが、動力性能が少しだけ物足りなかったり(MX-6)、インテリアが致命的に安っぽかったり(プレマシー)、同格車より値段が高い割に燃費も悪かったり(アクセラ)、後席が致命的に狭かったり(デミオ)で、なかなか縁がありません。

マツダを毛嫌いしてるわけじゃなく、むしろ志が高さには大いに興味あるんですが、どうもマーケティングがズレているというか、肝心なポイントを外しているというか。

今回も、横幅が致命的にデカいですね。日本の都市部では使いにくく、車庫事情によっては物理的にムリな人も多いのではないかと。
L>4.7m、W>1.8m、H>1.5mぐらいのクーペかセダンかワゴンを用意してほしいですね、国内で売る気なら。

プロフィール

「[整備] #155 エンジンオイル・オイルフィルタ交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/1397449/car/1024578/8205424/note.aspx
何シテル?   04/27 19:27
荒々しくも滑らかで、力強さとせつなさが入り混じり、重厚で品がある6気筒の響きに心を揺さぶられます。 だから四輪初愛車のR32スカイライン以来30年以上、6...
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