
今月から新型プリウスの生産受注が開始されました。
これで4代目となるプリウス。
デザインも新規一新でガラリと変わりましたね〜
なんか『未来の車』って感じがします。
ですがこのプリウス、現行型と比べて飛躍的に性能が向上しているんですが正直なところ、ぶっちゃけ好き嫌い結構分かれると思うんですよね〜
ちなみに僕は………嫌いです(笑)
現行型のZVW30と変わった点についてはルーフトッフが従来に比べ約20mm、ノーズが約70mm、最低地上高が10mmダウン、バッテリーやら他諸々の重量物はある程度低い位置に置き、低重心化させることでハンドリング性能を上げています。
リアの足回りも従来型はトーションビーム式からダブルウィッシュボーン式に変わり乗り心地も格段に上がっているそうです。
他にも標準装備で名前忘れましたがリアバンパーにレーンチェンジで後方の死角に車両がいる場合、ドアミラーに危険を知らせてくれるなんとかセンサーが標準で全てのグレードに付くらしいです(笑)
そして一番変わったところがボディーの溶接です。
一般的な自動車はフレームやパネルを溶接やスポットして作ってるんですけど硬い鉄板などを溶接する技術がなかったらしいんですが、新たにトヨタがレーザー溶接を開発したおかげで硬い鉄板を溶接させることができ、ボディーの重量削減&高剛性が両立できたらしいです。
『詳しいことは何処ぞの評論家が上げてくれるのでこのくらいでいいでしょう。』
ですがこれまた弱点が一つ。
この軽量高剛性ボディー。
普通に考えればめちゃくちゃいいボディーなんですけど……
もしものことを考えて、事故をした時。
例えてフロントを事故した場合、クラッシュボックスと言われる部分で大半の衝撃を吸収して乗務員の安全を確保しています。
では、もし事故った後の修理となると………
普通はスポット溶接でパネルやらサイドメンバーやら付いていますが新型はレーザー溶接。
普通の板金屋さんではほぼ修復は不可能です(笑)
ましてやキャビンなどは超なんとか高鉄板とかなんとかが使われているらしく、仮にAピラーに歪みが生じてしまった場合一般的な車はフレーム修正である程度修復できますが新型はルーフを外してA、B、Cピラーすべて交換&レーザー溶接しなければいけないらしいです(笑)
他にも標準装備のなんとかセンサーも線傷レベルなら大丈夫らしいんですが、大きな凹みは完全にアウトらしいです。
なんでもバンパーの内側にセンサーユニットがあるらしくそのユニットとバンパーのクリアランスが数ミリしか無く、そのクリアランスが狂うと正常に作動しなくなるようです。
あと板金でパテ埋めもダメらしいです。
そういう場合はリアバンパーASSY交換です(笑)
とまぁ、こんな感じでいいところもあれば悪いところも結構あります。
要するに『いい技術はその後の修理も面倒くさい。』ということです(笑)
ということで、新型じゃなくて現行型のプリウスを買うことを強くお勧めいたします(笑)
Posted at 2015/12/06 22:00:56 | |
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