連載企画第二回…マターリと進めて行こうと思います。
F1に興味を持ち始めた頃は、まだ「車」には大して興味を持っていなかったわけですが、
そんな中で始まった1990年のF1日本GP。
詳細はカットしますが、ベネトン1-2とか
スーパーアグリの中の人が3位に入ったりとか
日本人F1ドライバーで
唯一CD出してる人も6位に入ったりとか
まぁ、ある意味日本のF1が最高に盛り上がったシーンに遭遇したわけですよ。
このレースはその後何度ビデオ見たか分かりませんw
で、レース後のインタビューやらなにやら、感化されてしまいまして、
F1乗りたい
と思い込みはじめました。
思考が飛躍しすぎですw
で、どうやったらF1に乗れるのか考えました。
その結果たどり着いた答えがカートです。
しかも、あのセナを始めとして多くのF1ドライバーは子供の頃からカートをやっていたと言うではありませんか!
こうしちゃいられない、俺も一刻も早くカートを始めなければ!
そう思って貯金を確認して小遣いも全部貯めに走ったわけです。
当時カート始めるのに大体25万円位必要だったのかな?
その時の貯金がお年玉数年分で10万にも満たないわけですよ
小遣いを貯めてもタカが知れています。
仕方なく親に協力を要請…
電光石火で却下。
超現実主義者なウチの親がF1乗りたいからカート買ってくれなんていきなり言い出して良いよと言う訳も無く
さらに、口で親を丸め込むなんて出来るわけも無く、それはもう完膚なきまでに叩きのめされました。
その時に言われたのが「自分で働くようになってから自分の稼いで自分の金でやれ」でしたが
自分にしてみたらそれじゃ遅い、遅すぎる訳です。
かなり悩みました。
で、出した結論…
家出
「自分で金を稼いでから言え」と言われた言葉を真に受けて
有り金全部持って家を出て、住み込みでどこかのサーキットで働いてその金でカートをやろうとか本気で思っていました。
何処の世界に小学生だか中学生だかを住み込みで働かせるサーキットがあるのかと…
もう手の付けられないバカです
で、当時の自分はなんと
それを行動に移そうとします。
通帳とでかい鞄に服とかを詰め込んでマジで家を出ました。
でも、その日の晩には普通に家で飯食ってたわけですが…
どうしてかって?
銀行でお金下ろすのにハンコが必要だって知らなかったからw
窓口でハンコがないと下ろせないと聞いて
「他の人が勝手に下ろせたらまずいからだ」
と間違った理解をした自分は、
保険証を提示して「お金を全部下ろしてくれ」と言っていました
まぁ、それでお金が下ろせるわけもなく会えなく玉砕してしまうわけですがw
今にして思えば、それが車を「観る」事から「自分で走る」対象として興味を持ち始めたきっかけみたいな感じかなぁ…
たぶん続く
Posted at 2005/11/11 18:33:09 | |
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駄目人間生産工程 | 日記