もぅ2年も前から会社の先輩との間で出ていた日帰り山行話。
10/4(水)、ようやく実現した。
目指すは妙高と糸魚川に股がる
頸城山塊の最高峰、火打山(標高は2,462m)
この1年、色々とあったから久々の自分の時間、防湿庫で眠りっぱなしだった一眼も久々の出陣です。
登山口である笹ヶ峰に向かう道中では小雨が降り濃い霧に覆われ、車の外気温計は自宅出発時から5℃下がり10℃。
駐車場には5~6台の車しか停まっておらずこの時期にしては少ない。やはり天候のせいなのかな?
6:30
入山届けを書き緊張感が高まりつつカッパを着て出発。
何度も山を経験されている頼もしい先輩の後を追尾。
30分ほどで
黒沢橋に到着。
先を急ぐ。
十二曲がりに差し掛かり段々と足取りも重くなる。
ココが1番キツかった。
黙々と登り…
妙高山との分岐の富士見台を通過し…
9:30
高谷池ヒュッテに到着。
楽しみにしていた高谷池での撮影なのに…

天候は一向に回復する気配なし。
ヒュッテのお兄さんからお聞きした話では今年はあまりキレイでなく、しかも既にかなり葉が落ちてしまった後だとか。。。
休憩もほどほどに山頂を目指す。
高谷池からは暫し平坦な木道。
天狗の庭

ホンの一瞬だけ顔を覗かせてくれました。
あ~、ガスがなければ。

これじゃ、
雲上の雲中のオアシス。
森林限界を超えたあたり。
雷鳥には…
木々は凍り霰と突風。

まだ10月の初めだというのに真冬を味わってしまいました。
そして…
11:30
鼻水を垂らしまくりながらようやく到着!(所要時間4h)

頂上からは焼山も妙高山も日本海もな~んにも見えなくもこの達成感は良いモンだね♪
暫く頂上で寒さに耐えながら達成感に浸っているとお兄さんが1人で上がってこられ…なんとこの方笹ヶ峰から頂上までの所要時間1.5hですって。
トレランの人ってすげぇっすね。
寒過ぎなんで即下山。
高谷池ヒュッテまで戻りカップ麺(¥350)をいただきながら1h休憩(1h¥100)。
雨による悪路と寒さのせいで体力が結構奪われたんで、ゆっくり出発地点の笹ヶ峰を目指す。
16:30
無事下山。(所要時間3h)
本当ならば久々の一眼出陣で紅葉の高谷池を撮りたかったんですが、あいにくの天候だったこともあり、次回の山行のため、そしてこれから初めて登山される方に少しでも参考になればと今回の感想なんかを記録しておきます。
(山を何度も経験されてる方に笑われちゃいそうだけど。。。)
・トレッキングポールは必要
・カッパにはお金を掛けるべき(できることならGORE-TEX)
・レイングローブは必要
・IQOSはビニール袋に入れておく。
・ザックカバーは必要
・一眼レフを首にぶら下げていると邪魔。かといってリュックに入れておくと撮りたい時に面倒。
・一眼レフをリュックに入れておくとおにぎりが潰れる。
・7hの山行で飲料水は1.5Lで足りた。
・カロリーメイトはモサモサするのでやめとく。
今回はあまりにも急な話で準備する時間が少な過ぎました。
初めての2,000m超の山行でキレイな場面、壮大な風景など楽しみにしていたことは残念ながら見て、感じることはできませんでしたが、逆に山の怖さを少しだけ身をもって感じることができ、これからの山行への戒めだと思えました。
翌日は気持ち良いほどの秋晴れ。
上越市からはキレイにそして雄大に火打山がそびえており、今頃青空の下、あの頂きで達成感を味わい、爽快で壮大な風景を味わってる人がいると思うと残念でならず。
ただ昨日は確かにあの頂きに自分自身が居たこともなんだか誇らしくもありました。
(2015年2月撮影)
Posted at 2017/10/12 01:38:54 | |
トラックバック(0) | 日記