日本でもロードスター乗り同士はすれ違うと会釈や親指をグッと上に上げてサムアップをする人はちょくちょくいるらしい、という話は聞いていた。
アメリカでもそれは健在で、スレ違いざま、同じ車線にいて道が分かれる時はバイバイッっと手を挙げる。特に同じNCだと中年夫婦らしき人らや週末ドライブを一人で楽しむ殿方から挨拶を受ける。気づけばすぐ手を上げて返答して、ニヤニヤしている。向こうももちろんニヤニヤしている。週末となれば天井なんか取っ払ってブンブン走ってる人間は、日本でもアメリカでもいる。
マツダロードスターはスポーツカーだけど、速さとパワーを求めて作られてる訳じゃなく、人馬一体のコンセプトの元「操る楽しさ」を具現化した車。尚且つ「2シーターオープンスポーツカー」という贅沢だが、高価格でなく、中古車もプレミアが付かず手に入りやすい。デザインもスポーツカーらしい攻撃的なデザインより、少し柔らかく、可愛らしいデザインとなっている。もちろん他のスポーツカーも可愛らしいデザインのもあるが。
ここから推察だが、週末草レースじゃなく、週末ドライブを楽しむ点に重きを置いている故、自然にドライバーの心にも楽しさと余裕が生まれ、尚且つ贅沢な作りがゆえに車好きでないとなかなか選択肢にはない。だからこそ、同じ車好き、ロードスター好きとして挨拶をしたくなるのだろうと。
バイカーの人らもツーリングで「挨拶」というのはよくあるらしい。これも似たような理由ではないのだろうか?
Posted at 2013/04/11 14:01:06 | |
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