あおたくのブログ一覧

　すでに購入が決まってしまったあおたくの次に購入したい
クルマシリーズですが、今回どうしてもご紹介したいクルマ
があるので、特別版をお送りします。４　スズキ　スイフト
スポーツです。試乗させていただいたのは、スズキアリーナ
太白（仙台市太白区山田田中前3）でした。

出会うのが遅過ぎた！

　こちらのディーラー、昨年も白物家電ちゃん（ムーブ）を
購入する時に、ワゴンRを競合した際にも、ご迷惑をおかけ
したのですが、その時担当された営業の方より、「４月22日にうちのディーラーに試乗車がまわって
来ます」とご連絡をいただいたので、この時、既にアルファの毒牙にやられていたのですが、一度
乗ってみたかったこともあり、試乗してきました。
　まず、デザインについては、先代とそっくりなので、コメントは省略したいと思います。次にインテリ
アですが、マツダ　デミオ同様日本のBセグメント車ということもあり、一部にチープな感じがする部
分もありますが、本革巻きのハンドルにレッドステッチが入っていたりと、あまりガッカリする事はあ
りません。


　まずまずな仕上がりなインテリア

　そして走り出してみて、まず感動をおぼえたのは、マニュアルシフトの節度感でした。ストレス無く
各ギアに入り、シフトチェンジが楽しくなります。また、クラッチのつながりも良好で、ぶっちゃけ右
ハンドルのジュリエッタクアドリ～のクラッチは「おいおい、388万円払わせてこのクラッチですか」
という感想ですた。で、ディーラー指定の試乗ルートをやんわり断って、名取市のロッソへ向かう
登り高速S字コーナーへ試乗車を持ち込むと、エンジンも気持ち良く回り（4000回転位でシフトアッ
プしたけど）、コーナーのマナーも安定感（先代ほどクイックではない）があって、好感が持てました。
サスペンションの挙動も、まるでドイツ車のように固いので、ギャップ等の路面情報はしっかり拾っ
てきますが、ちゃんと仕事はしているので、不快ではありません。ここらへんは完全に日本車離れ
している印象です。もう、あおたくの顔の頬が緩みっぱなし（*^_^*）になる位、欧州車に負けない
仕上がりです。運転席に乗り込む際、目に入るものすごく分厚いサイドシルが、このクルマの素性
の良さを物語っています。
　そして試乗を終えて、各部をチェックしましたが、後部座席の座り心地がふんわりで意外と快適
でした。フォルクワーゲンポロよりも、スイフトの方が座面も広く、断然良いです。室内もホンダ
フィット等と比べたら確かに狭いですが、大人２名乗車なら文句が出ない無いレベルです。


　　あおたくが感動した後部座席の乗り心地。室内も意外に広いです。

　ただし、後部のラゲッジルームは、短い全長が災いして、今まで試乗したBセグメント車の中で、
一番狭い印象をうけました。
　最後に、スズキ　スイフトスポーツの総評ですが、はっきり言って、運転していてとても楽しいクル
マです。日本のBセグメント車でも、こんな素晴らしいホットハッチが220諭吉位で手に入るんだと思
って、何だか嬉しくなりました。恐らく欧州に通用する唯一の日本のコンパクトカーなんじゃないでし
ょうか。そんな訳で、フツーの常識的なクルマ好きなニッポン人なら、あおたくが購入したいクルマ
リストの中から、間違い無くスイフトスポーツをチョイスすると思いますが、７年前にプジョー206SW
S16によって、日本車以外のクルマを開眼させられて、変態の世界へと足を踏み込んだあおたくに
とって、何かいまひとつスイフトスポーツに物足りなさ感をおぼえました。性能は素晴らしいと思い
ますし、日本車の中ではかなりイイ線イッテいるとは思うのですが、クルマそのものの「魅力」が、
MiToのクアドリフォリオ　ヴェルデと比べて、僅かながら劣るのです。あおたくにとって正直、出会う
のが遅過ぎた感じです。まるで、一年戦争末期に、ゲルググが学徒同然のパイロットによって実戦
投入されたり、アムロとララァがサイド６で出会ったのと同じ位、遅かったです（判る方だけ付いて
きて下さいね^_^;）。それと、クルマのエアバッグが今どき運転席と助手席の２か所にしか装着して
いないのは、ちょっと残念なポイントでした。
　そんな訳で、急きょ現れた最大のライバルの素性も判り、MiToで間違い無い選択であったことを
確信したため、本日MiToの残りの代金を全額支払ってきました。これで、MiToは完全にあおたくの
ものとなりましたとさ。めでたし、めでたし。