2014年01月19日
薪ストーブ生活、始めました。①
昨年、薪ストーブを導入しました。
導入した結果の感想を先に書くと、
最高に暖かく、光熱費が超経済的で、何より楽しいです。
車とは関係ないですが、新たに薪ストーブ生活を始める人の参考になればと思い、自分の記録的な感じで書いておきます。
実際のストーブ生活って、雑誌やWEBもやたらオシャレに演出してありウソくさいし、ストーブ屋も本当か?ってこと言ので、私が本当の事を書きます。
軽井沢周辺を通ったり、映画や輸入住宅雑誌など見てると、事あるごとに気になる薪ストーブ。
書店には、薪ストーブライフの始め方などの専門誌も多く並んでおり、色々調べれば調べるほど奥深い世界があることを知ってしまった。
そうなると、欲しくなってしまう悪い癖が現実化し、今の冬に使えるように昨年の春先から準備を進めていました。
薪ストーブと言っても、ホームセンターで5万位で売っている様な簡素なものではなく、薪ストーブ専門店で扱っている本気のを導入。
私は、群馬の高崎にある 『軽井沢暖炉・上野商店』 にて相談・購入・施工まで一式をお願いした。
社長は実に気さくな人柄。
良いこと悪いことなど、素人にも親切に伝授して頂いた。
まず部屋の面積や空間から、必要であろうストーブの出力・熱量を逆算し、好みのストーブを選んでいく。
1階LDK22畳+吹き抜け+2階の3部屋+廊下+風呂トイレ。
つまるところ、全館フル暖房。真冬でも20℃をキープするには、10,000kcal/hは最低必要スペック。
私は、シンプルなガラスの大きい鋼板モデルを導入。 鋼板は温まるのが早くサラリーマン家庭向き。 冷めるのも早いとは言うが、中に火が残っていれば基本ずっと暖かいし、我が家は24時間・常に燃やしっぱなしなので問題なし。
何より肝心の煙突は、天井ぶち抜き。曲り一切無しのΦ15㎝二重構造煙突。
理論上、最高の排気・燃焼効率。
ストーブ本体より煙突の方が高かったんじゃないかな。
床も、蓄熱性を上げるために、コンクリ基礎打ちの上にタイル。夏ひんやりで、冬は蓄熱性が最高なので、すぐ冷えない&暖かい。ストーブ裏もタイルで熱対策。
薪投入時の灰や火種が、どうしても少しは落ちるので、タイルは汚れも気にならないし燃えないので安全。
ストーブ熱を家じゅうに回すため、シーリングファンも設置。
これが意外に効果ありで、夏も役に立った。空調を考えれば、絶対必要。
次に投入する薪を温めておく為のツール。
冷え切った薪は、着火性も悪く、余計な煙まで出す。
何よりも心配な煙問題ですが、ちゃんとしたストーブと、乾燥をしっかりさせた薪を使えば、煙が非常に少なく、隣の家に迷惑がかかる程、匂いもしない。
家の中も、まったく煙臭いことは無い。
灰を入れるバケツと、焚き付け用の木や皮を入れるバケツ。火鉢とスコップも。
灰の処分は、想像よりはるかに少なく簡単で、週1回、このバケツ分くらいを庭にブン投げて終了。
焚き付け用の枝や細めの木も、雑誌など見ると沢山使っているが、24時間燃やす我が家では、ほとんど使わない。
基本、熾火で引火する。火が消えかかっても乾いた薪なら、バーベキュー用の着火剤1個と少しの枝や樹皮で充分燃える。。
ストーブの温度管理計。 常に300℃弱で調整している。
ゆったりと揺らめきながら燃える炎は、想像以上に美しく、見ているだけでに癒される。
また、ストーブ自信が放つ放射熱で、体の芯から暖かい。
人間だけではなく、部屋中が温められて、エアコンの様な異常な乾燥し過ぎも無い。ヤカン乗せておくと、湿度は常に50%をキープできる。
真冬の薪投入リズムは、
朝1回、大量に入れる。
日中、太陽が出れば、そのままで夕方まで余熱で暖かい。
夕方4時頃投入。 朝の熾火がまだ残っている。
夜7時に追加。
夜10時に追加。
就寝前の12時頃に、太めの薪を大量投入して寝ると、朝まで火が残る。
外気温0℃でも、朝の室内は20℃以上を常にキープしてくれている。
お陰様で、灯油代&ガス代0円。
オール電化だけど、電気代1月分は1万6千円だった。
勿論、風呂も毎日家族で入っての金額。超経済的。
今が2月中旬で、大体の薪の消費ペースが分かった。
24時間常に火をつけているヘビーユーザーの我が家では、年間5トン以上の薪が必要っぽい。
5tって言うと、3tトラック満載で2台分くらい。軽トラで10台分位?かな。
めちゃくちゃ薪が必要です。
丸太を買うと、金額で8万円位かな。
ただ、薪と言っても、乾燥した既製品を買うか、丸太から自分で薪にし乾燥させるかで、大違い。この薪をどうするかで、ストーブ生活も大きく違います。
次は、本題の薪の事を書きます。
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Posted at
2014/01/19 01:43:22
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