LEVORGインプレ_10000km走行後 (走行性能・安全性・総評)

先日の続きを・・・


＜走行性能＞
　シンメトリカルＡＷＤに２Ｌターボの組み合わせ。
　リアの重さも感じさせないボディや足廻りはスゴイと思います。
　但しＣＶＴとの相性が悪いのかターボの問題なのか
　キックダウン時にもたつく事があるのが多少残念。
　普通に流している分には問題無いです。
　
　燃費の良さは、とても実感しています！
　何も意識せず、1.5t越の300PSで楽に12km/lを超えます。
　燃費の面で効率のよいＣＶＴが効いているのかもしれません。

　●他車と比べると・・・
　　単純に速い順なら、V36＞レヴォーグ＞V40
　　走って楽しい順なら、V36＞V40＞レヴォーグ
　　燃費なら、レヴォーグ＞V36＞V40　と、こんな印象です。

　　3.7L(243kW/330PS)V36は大排気量の豪快さと
　　FRで追求されたハンドリングがとても魅力です。
　　1.6L(132kW/180PS)V40も車格の割にやんちゃな一面もありこれも楽しい。
　　レヴォーグも基本性能は高いので、走りにおいて不満は少ないです。
　　荷物も積めて燃費も良いし、オールマイティ感があります。



＜安全性＞
　今日においてはスバルの屋台骨とも言える「アイサイト」。
　B型ではアドバンスドセイフティパッケージも選べ更に魅力がUPしました。

　比較対象にもなりがちなボルボ「ヒューマンセーフィティ・シティセーフティ」と
　両方のシステム搭載車を所有している立場で言うと、総合的にはほぼ互角。
　(一長一短はありますが)

　車両認識に関しては、経験上ボルボのシステムの方が
　前車をより早く認識していると感じ、余裕を持った制御を行っている印象。
　また、悪天候時の認識率がとても高い。

　反面アイサイトは、ブレーキングは非常にスムーズで自然。
　ブレーキランプを認識するという技術は地味に効いていると思います。

　衝突回避という意味では様々な実験データで証明されているように
　どちらも高い効果を発揮してくれそうです。

　●他車と比べると・・・
　　単純に車の作りで言えば、V40＞レヴォーグ＞V36の順。
　　予防安全技術を含めても･･･同じです。。。

　　V40の評価が高いのは、強度を高めたフレーム＆分厚いドア。
　　乗る前も乗って走り出してもガッチリ感は凄いです。
　　世界初の歩行者用エアバッグなんかも設定があり
　　安全に対する企業の姿勢も評価。



＜総評＞
　先回の冒頭にも申しましたが、今回は縁あってレヴォーグに乗っています。
　正直、それほど欲しいと感じていない車を買ったのは初めてでした。
　ですが、結果としてはそれなりに満足しています。

　アイサイトはもちろんですが、デザイン・内装などこれまで
　野暮ったい感じが少しずつ洗練されて来たような感じがします。
　走りにおいてもスバルＤＮＡを強く感じますし、全体的に高い水準で
　スバルらしさを保っているかなという印象。

　いつまで所有するかは、まだ決めていませんが
　しばらくは、レヴォーグと共に過ごそうと思っています。
　みんカラの皆さんのお車も参考にしつつ、少しずつ自分好みにしていきたいです。