寅場六三郎さんからのお題で、地震にまつわるお話。
そう、昨年10月23日におきた中越地震です。
あの日は翌日に控えた1ヶ月点検に向けてインプを
ピカピカに磨き上げ(感謝ディに合わせて予約を
入れてました)気分上々でした。
嫁はPTAの飲み会で出かけたばかり。
私とお袋と子供2人で夕飯の食卓に座ろうとした
その瞬間、物凄い音と共に揺れが来たんです。
とっさに考えた事「何だ?うわ地震だ!普通の大きさじゃ
無い!きっとここに準備してある夕飯は食べれない程の
大事だぁ!!」
人間慌てると、とっさに考える事は訳判らないですね。
んで次の瞬間、左側いた娘の手をグングン引っ張って
玄関まで連れて行き、そのまま外に放り投げました。
次に息子とお袋を誘導して同じように外へ。
(階段の上からは土壁が崩れた破片がボロボロ落ちて
来てます)
気が付くと全員裸足のまま外に立ってました。
立て続けに起こる余震の中、家に戻り靴とラジオと
懐中電灯を持ち出し、隣の広場でラジオを聞きました。
(1回目の揺れで電気が止まったのでテレビはX)
電話は家のも携帯も全て不通、嫁とも連絡が取れません。
取りあえず車を出して、近くの広い場所に移動し
私が一人で嫁を探しに行きましたが見つからず
1時間後位にようやく自力で戻って来ました。
(この時は本当に安心したって言うか腰が抜けるかと
思いました)
その夜は明かりの無い中、一晩インプの中で過ごし
ました。
この時ほどインプが頼もしかった事は無かった。
本当に地震はいつ襲って来るか分かりません。
懐中電灯・電池・ラジオ・最低2日分の水と
保存食を同じ場所に準備され置く事をお勧め
します。
(棚が倒れてガラスとか物が散乱した家の
中から、暗闇でそれらを探し出す事の大変さは・・)
写真は23日の本震で落ちた(右)と
27日の震度5の余震で落ちた時計です。
どっちも落ちたとき電池が抜けて、起こった
時刻で止まってました。
Posted at 2005/08/27 22:08:30 | |
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