高校の未履修問題ですが、補習時間を短縮して単位を認めましょう、ということになったみたいですね。
まぁ、原因は学校側にあるので、生徒に過大な負担をかけないような対応で良いと思います。
この時期にフルで単位取得のための補習なんて現実的じゃないし。
問題の根底には、受験偏重の教育体制ってのもあるんですが。。。
未履修の発覚した高校の生徒が、
「受験に必要ない教科なんてやりたくない、ルールを変えて欲しい」
とか、
「補習にでても、受験のための内職をします」
とか平気でのたまってるしね(--;
もちろん、「いまさら」って思いもあるんでしょうが。
ふと思ったんだけど…
未履修が発覚した高校って、殆どが所謂「進学校」だよね。
…そうか、進学校じゃない(ぶっちゃけるとレベルの低い)高校の生徒の方がまともな教育受けてるのか(笑
そういう「進学校」に通う成績の良い連中が、偏った教育を受けたまま大人になって、将来の日本を背負って立つんだぜ。
ちょっと怖いよね。
ここで発覚して良かったよ。
まぁ、その前にゆとり教育ってのもちょっと怖いわけだが。
何らかの改革は必要だよね。
オイラの体験から思うに、面白い教育っていうものを考えた方が良いね。
8月に
広島に行ってきたんですが、予備知識として戦争のこととか色々調べたんですよ。
今はネットがあるから便利だよね。
で、大東亜戦争に至ったきっかけとか、その当時の政治体制とか、知れば知るほど結構面白いんだよね。
ネットだと、色んな視点からの内容が読めるしね。
そこをきっかけに、日本の歴史とか、世界の歴史とか広く浅くなんだけど調べ始めたんだよね。
最近ではアジア情勢にちょっと詳しくなってたりして。
興味を持ったから調べ始めたんだけど、結局そこが始まりなんじゃないかと思うんだ。
義務教育で、集団生活、社会生活を送るための基礎…道徳、かな?…と各教科の最低限の知識を得るような学習をして、そこで、興味を持つきっかけをいかに与えられるか。
深く調べたければ、その手段を教えてあげる。
勉強、というか、知識を増やしていくことが面白いと思えるような教育ができれば、あとは自走していくと思うんだよね。
ある科目を深く調べていくと、他の科目の知識も必要になったりするしね。
それは同時に、個々の個性を伸ばしていくことにもなるんじゃないかな。
まぁ、具体的にどうするってアイデアはなかなか出てこないんだけどね(^^;
今は、殆どの人が高校に進学し、多くの人が大学に進学している。
でも、殆どは単に進学する事が目的で勉強をしているのが現状だよね。
特に大学は専門性が強いから、そこで何を学ぶのかを考えて学校や学科を選ぶもんだよね。
だけど、何で進学するのか…就職に有利だから、みたいなのも多かったり。
う~ん、学歴社会だっていう問題もあるのか。。。
もちろん、やりたいことがあって進学する人もいるけど…どっちが多いのかな?
オイラは工業高校を卒業してすぐに就職し、今もその専門の職種に就いている。
会社は幾つか変わってるけどね。
高校進学時に、今の職種をやりたい、という希望があって、工業高校を選んだ。
本当は工業高専に行きたかったんだけど、それは別のハナシ…来なくて良いっていわれたさ(^^;
やりたいことがあって、それができる。
それって幸せなことだよね。
Posted at 2006/11/01 23:39:10 | |
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