スズキに続き、
スバルもWRC撤退だそうで。
まぁ、
毎日新聞のスズキ休止のニュースで、スバルも検討ってあったので、予想はしてたんですが…。
まぁ、状況を考えれば仕方ないですけどね…。
9月のリーマンブラザーズ破綻から世界的に景気後退が加速してます。
為替を見ると$1=\90前後と、かなりな円高基調です。
円が高いと言う事は、円が買われていると言う事で…色々な状況はあるのですが、実は我が国が現在一番健全な経済活動をしていると言うことなのかもしれません。
為替の動きからは、日本以外全部沈没的な状態が読み取れるのですが、そんな我が国も大変な状況になりつつあります。
アメリカのBIG3も大変な状況になっていますし、そう考えると、世界的にモータースポーツなんかやってる場合じゃなくなるかもしれません。
実際、アイスランドなどは経済破綻状態になってますし、お隣韓国もかなりヤバイ状況のようです。
麻生首相は、IMF(国際通貨基金)に1000億ドル資金拠出する用意があると表明していますが、これは、世界経済安定のために必要な行動だと思います。
IMFに1000億ドル出すなら、国内の景気対策に使え、と言う声もありますが…
これは、我が国が保有しているアメリカ国債1000億ドル分をIMFに貸し出し、それを担保にIMFが資金調達する、という話のようで、現金が動くわけでは無いようです。
もし、保有するアメリカ国債を国内の景気対策に使うなら、ドルに現金化した後に円にする必要があるわけで…現金化するのも大変だし、仮にできたとしてもそのドルを円に変えるとなると円高方向に振れるわけで…簡単な話ではないですね。
先日も、韓国との間での資金スワップ協定が期限付きで増額されましたが、これは、韓国に対して売り掛けのある日本企業が資金回収するための猶予と見る向きもあります。
今回は円とウォン間のスワップ協定を増額しましたが、韓国がドルを必要とする場合、円からドルに買える必要があり、多少の円高抑制にもなるのでは、という見方もあります。
また、スワップ時の為替レートで返済する必要があるのだそうで、今後の為替の動きにもよりますが、返済時に韓国経済が大打撃を受ける可能性が大きいみたいです。
とりあえず円高基調は変わりようが無く、為替介入しても焼け石に水な可能性が高いので、円高でも乗り切れるような経済活動をしていかないといけないのですが…変化があまりにも急激なため、対応し切れていないのが現状ですね。
民主党は「生活が第一」と言いますが、国内の景気対策だけやっていても国民の生活は守れない事になります。
我が国としては根本的な経済活動の見直しが必要ですが、それには時間がかかるのも事実で、そのための時間稼ぎが必要です。
世界規模で経済が安定しないと、我が国の経済もいずれ破綻しますので、世界経済に対し、現状比較的元気な我が国が先頭に立って対応していく事は必要な事でしょう。
国内も、改正金融機能強化法が17日から施行されますし、先日の小沢氏との党首討論で言っていましたが、麻生内閣は、年明け早々の通常国会で2次補正予算案を提出すると思われます。
あまりにも変化が速いために後手後手になっっている印象はありますが、そんな中、麻生総理は良くやっていると思います。
って言うか、福田前総理が辞めてくれて良かった(毒
まぁ、現状何をやっても有効な経済対策にはならないような気がしますが(--;
しばらくは大変かもしれません。。。
失業者対策は、国だけではなく、自治体や民間も考える必要があるかもしれませんね。。。
麻生首相が講演で言っている事ですが、同じ生産活動をするのに、我が国が石油1L使うのに対し、アメリカは2L、中国は8L、ロシアは18L使うのだそうです。
色々な条件が違うので、全て我が国並みというのは無理でしょうが、各国の燃料効率が良くなると、CO2問題など、いろいろな事が好転します。
我が国がそういう省エネ技術の輸出に舵取りしていけば、世界の、そして我が国の経済状態を良くしていく事になるのではないかと思います。
少なくとも、麻生首相の頭の中にはそういうビジョンがあるのだと思います。
スバルのWRC撤退から話が広がっちゃいましたが…
近い将来スバルも、スズキも、ホンダもモータースポーツの現場に戻ってきて欲しいですね。
早くそんな世界になるように、政府に任せるだけじゃなく、我々も努力しないといけないのかな、と思います。
Posted at 2008/12/17 01:51:51 | |
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