
ブログ投稿を殆どやって無いので、V40の記憶を残しておきたくて投稿しています。
タイトル画像はCX-5と最後?のツーショット、来週(2020年3月20日予定)からはフィット4&CXー5のコンビ結成です。
購入したV40はMY2015で前期型最終モデルです。後期型ではフェイリフトとエンジン・トランスミッションの変更が行われ、インテリアデザイン以外は別の車になっています。
ご存知の方も多いと思いますが、ボルボとマツダはフォードの子会社だった時期があって、フォード・フォーカスとボルボ・V40はシャシーと駆動系を、マツダ・BKアクセラはシャシーを共有していました。

当時のラインナップは3種類、マイボルボはT4 SEで歩行者エアバックはオプションでしたが、後期型から全車標準になりました。主要諸元で特筆すべきはアルミボンネットを採用しているにも関わらず、車両重量が1430kg(アクセラは1330kg)も有り安全性への拘りが垣間見えます。

ADAS
今は軽自動車にまで普及しつつある安全装備ですが、前後の誤発進以外は既に標準装備でした。当時はドイツ車も遅れており、国内ではアイサイトがダントツの性能でしたが、ボルボはその前から標準化が進んでおり、ACCもハンドブレーキなのに停止保持が出来る優れもので、今現在も不足を感じません。

・フォード製エコ・ブーストエンジン。
T4は1,595cc/180ps/24.5kgm
排気音や低速での加速感から荒々しさを感じるのですが、高速域の伸びはもうひとつです。クルージングは意外と静か。
実用域でパンチがあって楽しいエンジンですが、現ラインナップは自社開発のエンジンとなっており、品が良いなと言う印象です(カウボーイが文化人になった感じ)。
・ゲトラグ製湿式6速ツインクラッチ。
ゴルフの乾式7速やトルコンATと比較すると、変速スピードは遅くシフトショックも大きいので、エンジン同様荒さが目立つがダイレクト感が気持ちいい。
湿式なので坂道渋滞でも過熱による不調は無かったが、唯一の不満はリバースで上り坂道のバックがなかなか進まない事ですね。
現在はアイシンAWの6速・8速ATが採用されています。

ダンパーとインシュレーターを標準装備

太いサイドシル
ここも重さの要因と思われますが、乗員保護の観点からは頼もしいですね。
ラゲッジルームは折り畳み機能付きの二段構造で材質も高級車並み。

ハイパフォーマンス・オーディオシステム 180W、8スピーカー。
全車標準で装備、ハーマンカードンのオプションオーディオも用意されていますがこれで充分。パンチとキレのあるオーディオです。

7インチワイド三菱製ナビ。
画面も小さく操作・設定も判りにくいですが、表示や操作画面が外車っぽい。
ほぼ使わないので必要充分でした。

デジタル液晶メーター。
特にギミックは無いですが、表示はEco・Elegance・Performanceの三種類から選択出来、老眼なので写真のPerformanceがお気に入りです。

先進装備満載のV40の中でハンドブレーキが採用されている理由は判りませんが、今流行りの電動パーキング・ホールド機能がありません。
機能的には残念ですが、取付剛性・操作感・質感がすごく高く、高級感を感じる部分でもあります。

フリーフローティングセンタースタック。
外車感と未来感を感じられるスカンジナビアンデザインで良いですが、とても操作し辛いですね。^ ^;
こうやって機能などカタログを見直してみると、車体と動力系は旧世代ですが、安全装備やセンサーが満載で、令和の新車と比較しても劣るところが少なく、ボルボの先進的な思想に感心します。
V40の生産は2019年で終了しており、新型の投入は未定のようですが、別れが寂しくなる個性派の一台でした。
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2020/03/15 17:28:55