
昨日、ミック・シューマッハが、ドイツGP予選前に、父 ミハエル・シューマッハのマシンを走らせました。
2019 F1第11戦ドイツGPが行われているホッケンハイムリンクで、F1の伝説的ドライバー、ミハエル・シューマッハ氏の息子ミックが、父親がフェラーリで年間優勝を飾った2004年のマシンに乗り、デモ走行を行った。
現在F2を舞台に戦っている20歳のミックは、父親の現役時代を記念するヘルメットをかぶり、シューマッハ氏が年間13勝とドライバーズタイトルを獲得した際の「フェラーリF2004」に乗り込むと、F1の予選前に大観衆が見つめる中で3周を走った。
「ピットレーンを出ていく時から戻ってくる時まで、僕から笑顔が消えることは一度もなかった。ずっと笑みを浮かべ続けていたんだ。ロックアップした時でさえ笑顔さ! 本当にクールだった」
観客も、今回のミックのデモ走行に大興奮だったようです。
こういうデモ走行、日本でも行われていますよね。
伝説のF1ドライバー、アイルトン・セナの駆ったホンダエンジンを搭載したF1マシンのデモ走行
日本人初のF1フルタイムドライバーである中嶋悟のマシンを、息子 中嶋大祐が走らせたりもしました。(一貴はトヨタ ドライバーなので、大人の事情で乗れません)
でも、あちらは7度の世界チャンピオンですからねー、熱の入り方も違うでしょうね。
ベッテルがフェラーリで走っている事もありますが、ドイツでのフェラーリ人気は、ミハイルによるものも大きいです。(そもそも、ベッテルのフェラーリ入りも、ミハイルの影響が大きいのでは?)
そんなフェラーリ、シーズン前のテストの好調がウソのように、シーズンに突入するとメルセデスの後塵を拝すことになり、今まで未勝利。
しかし、今週のドイツGPでは、3回のフリー走行すべてでフェラーリがトップタイムを刻みます。なのに……
肝心の予選になると、Q1ではコースインしたばかりのベッテルから「パワーがない」と無線で訴える声が入り、結局 NO TIME で予選敗退。(予選最後尾の20位)
Q3まで残ったルクレールでしたが、こちらもQ3でトラブルを抱え、Q3を走らずに終えます。(10位)
フェラーリ、何やってんの?
そもそも、ベッテルの母国GPですよ?
フェラーリは、ルクレールの母国 モナコGPでも、Q2進出可能なタイムを読み間違えて、ルクレールをQ1敗退させてしまいました。
トラブルなんてわざとな訳ないし、不可抗力かもしれないけど、それにしたって情けない。
ベッテルやルクレールがマシンから降りた瞬間の、観客席のフェラーリファンの呆然とした表情が切なかったです。
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F1 | 日記
Posted at
2019/07/28 11:15:07