不思議なアルミテープ

♪思いがけない ah Good timing
　現れた人は Good looking


分かる人には分かる、分からない人には分からない（←当たり前）歌の歌詞から始まりました本日のブログは、“不思議な”アルミテープチューニングについてです。


アルミテープチューニングといえば、数年前にトヨタが発表しましたよね。


あの時は、車体に帯電している静電気を除去することで、空気の流れをスムーズにする、と言うものだったと思います。


ところが、今では、効果が見込める内容は、エンジンパフォーマンス、シフトフィーリング、トラクション性能、ボディ剛性 と、多岐にわたるとの事。


うーむ、たかがアルミテープでそこまで劇的な効果が得られるものでしょうか？



ところが、昨日、大黒PAでお会いしたみん友さんたちが、口々に「劇的に変わった」と言うではありませんか。






そこで、噂のアルミテープチューニングを施工する方を待ち、その理屈を訊いてみようと思ったわけです。


ですが、話を聞いても 静電気の除去程度の事しか説明がありません。


とにかく体感してみてくれ、と。


でもねぇ、エンジニアの端くれとして、理屈が分からない、そんなオカルトチックなものは信じられないのです。



964のマフラーやエンジンルーム内などに、ホームセンターで売っているような『導電性』アルミテープを貼っていきます。


「どうです？ 音、変わったでしょう！？」


自信満々に尋ねてきますが、私が鈍いのか、変わったようには思えません。


『やっぱ、プラシーボ効果だけなんじゃね？』


そう思い始めた矢先、普通のアルミテープとは違う“アルペイスト”というものを、ある場所に仮置きします。


『あ、あれ？　エンジンのフケが良くなった気がする……』


「外してみますよ」


『う……フケが悪くなった』


「もう一回、設置しますね」


『確かに変わる！　効果があるよ！！』






うーむ、理屈が分からん（静電気だけじゃ説明出来んだろ）のが気持ち悪いが、認めざるを得ないか！？


（もうええっちゅうに）

“アルペイスト” というものは、単なるアルミテープではないものの、見てくれはアルミ箔で出来た絆創膏みたいなもの。



こんなもので、エンジンパフォーマンスが変わるとは。






だが、驚きは大黒PAを後にしてからでした。


「うおおおおっ、エンジンのフケがさっきの比じゃねえ！」


「え？　何で？　シフトフィールまで劇的に変わっちゃってるんだけど！！」


たかが、アルミの絆創膏２枚でこんなに変わるものなのか！？


（しつこい！）







♪不思議な 不思議な アルミテ～プ


信じるか、信じないかは、あなた次第です。