F1という、GP期間中は24時間不眠で働かせるようなブラックな業界でも、夏休みは有ります。
そんな、サマーブレイクに入る前の、前半戦最後のGPであるハンガリーGP……って、前ブログと同じ書き出しジャン!(汗)
まー、どうせなら 、どのチームもいい成績を上げて気持ち良く休みに入りたいでしょうからね。
そんな休み前の最後のレースとなったハンガリーGPですが……チームによって気分の上げ下げの差が大きな結果になりました。(汗)
初日のフリー走行からフェラーリの速さが目立っていて、マシン自体はフェラーリが最速であろう事は容易に見て取れました。
(フェルスタッペンも速かったですが、こちらはドライバーが速いって感じ)
しかし、予選では異変が!
順位を決める肝心のQ3で、フェルスタッペンの車のPU不調が発生、アタックが出来ませんでした。
これで、フェラーリが楽々1,2……と思いきや、まさかのジョージ・ラッセル(メルセデス)がポール獲得!
初ポール獲得のラッセルはニッコニコですが、ライバル(マックス)が下位に沈んだチャンスにポールを逃したフェラーリ勢二人の表情が微妙。(笑)
日曜日のレースでは、スタートで目立ったアクシデントも無く、上位勢の順位変動もありませんでした。
フェラーリ勢としては、さっさとラッセルを交わしたかったでしょうけどね。
一方、10位というアウト・オブ・ポジションからのスタートとなったフェルスタッペンは、スタートタイヤにソフトタイヤを選び、早めのリカバリを狙いましたが、さすがにフェラーリやメルセデスを抜くまでには至りません。
レッドブルはマックスを早めにタイヤ交換させ、ハミルトンをアンダーカットする事に成功、しかしトップ3には及びません。
そのトップ3ですが、マシン性能は確実にフェラーリの方が速く、早々にフェラーリが前に出ると思ったものの、ラッセルが絶妙なラインを取り、容易にオーバーテイクを許しませんでした。
とは言え、マシン性能の差は如何ともしがたく、31周目には遂にルクレールがラッセルを交わしトップに立ちます。
本来なら、これでレースが落ち着く筈でした。
2回目のタイヤ交換でも、レッドブル&マックスは早めにピットイン。
上手くすれば ラッセル&サインツは交わせるかもしれませんが、さすがにトップのルクレールには届かない……と、ここで事件が!
なんと、フェラーリはルクレールの3セット目のタイヤとしてハードタイヤを選択してしまいます!
何故? アンダーカット狙いのフェルスタッペンをカバーするにしても、ペースの無いハードタイヤにする意味が分からん!
何しろ、当日のハンガロリンク上空には、例年の真夏の太陽は無く、今にも降り出しそうな曇天だった為、ハードタイヤでは熱が入らず……
あっさりとマックスの餌食になりました。
レッドブルは、予選で下位に沈んだ為、表彰台すら諦めていた筈なのに望外な優勝を得ることが出来ました。
一方で、楽勝で1,2フィニッシュが出来ると思われたフェラーリは、メルセデスにも後れを取り、まさかの表彰台すら逃す結果に。
最速のマシンがあるのに、何でこうなるの?
少なくても、ルクレールはお祓いに行った方がいいかもね。
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F1 | 日記
Posted at
2022/08/02 21:49:26