• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

タケラッタのブログ一覧

2022年06月09日 イイね!

ロータス・エミーラの試乗&レビュー動画

ロータス・エミーラの試乗&レビュー動画昨日のブログは、車変態らしからぬ内容になってましたね。(笑)


いずれも国産車、その内の1台は軽自動車でした。


いやいや、これじゃ『車変態の書くブログ』なんて名乗れません!(←名乗らなくてもいいんじゃね?)


ま、そういう訳ですので、少しは変態チックな車のネタも書いてみようかと思います。




本日のネタは、ロータス・エミーラ です。


英国のYouTubeチャンネル “CARWOW” の日本語版で、ロータス・エミーラのレビュー動画をアップしていましたのでご紹介致します。





昨年いっぱいで、それまでロータスを支えていたエリーゼ、エキシージ(と エヴォーラ)の生産を終了、新世代のロータスとして登場したのが ロータス・エミーラ です。




エミーラには、従来のエキシージ&エヴォーラが搭載していた、トヨタ製V6エンジンと、AMG製直4ターボエンジンの2タイプが存在しますが、今回の動画はトヨタ製V6エンジン搭載車の方でした。



ちなみに、スペックはトヨタ製V6が400hpで、AMG製直4が360hpです。





それにしても、立派になったねぇ。


何がって……



1400kgですってよ!


エキシージがV6を積む様になった時に「ロータスが1トン超え? ありえねぇ!」等という声が上がったらしいですが、今や1.4トンですよ!


まぁ、最近の車は軒並み重くなっていますから、1.4トンでも十分軽量な部類なのでしょうが、ロータスなのだからねぇ……




ロータスらしくないと言えば、内装もロータスらしくない……




なんか、高級感があるんですが……。(笑)



メーターなんか、今どきの車らしくデジタルメーターだし……




センターディスプレイまでついていて、ナビまで表示されちゃってます。



え、と、ロータスだよね?(汗)



さらに、ロータスらしくないのが、チルト&テレスコピック機能が付いたステアリングに……




ドリンクホルダー




まさかのグローブボックスまでついてる!(←って、今まで無かったんかいっ)




信じられない事に、サンバイザーがちゃんと機能していますよっ!(←おーい…)



もしかして、助手席から非難の声が出て来ない、普通の車になったのか?(汗)




しかし、ひとたび走らせてみれば、ロータスらしさは健在な様です。







恐らく、今回のエミーラは、エリーゼの様な軽快さや、エキシージの様な痛快さは無いと思います。


しかし、例えポルシェでも味わえない、ロータス車でしか味わえない “らしさ” は健在な様ですね。


歳をとって、今のエキシージの乗り降りが辛くなって来た時、エミーラという選択肢は有りなのかもしれないなぁ。


あ、でも、暫くはエキシージに乗り続けますよー。(笑)

Posted at 2022/06/09 07:53:46 | コメント(4) | トラックバック(0) | Lotus | 日記
2022年05月23日 イイね!

エリーゼが高い!

エリーゼが高い!最近、車活動が出来てません。


以前は毎週の様に行っていた日曜日の大黒PAにも暫く行けてない。


なので、お知り合いにもあまり会えてなかったり……





そんなお知り合いから、メールが来ましたよ。


とあるショップの在庫のエリーゼって、プライスタグが適正なの? っていう質問でした。


えー、もしかしたら商談中かもなので、該当の車については載せませんが……


市場では、フェーズ3前期の、1.6ℓ(1ZR)エンジンを積んだ車が 約600万円前後……高くなりましたねー。


2年前の価格を知っている者としては、正直あり得ないと思うくらい高いです。


フェーズ3前期のエリーゼは、新車価格でも 1.6ℓNAが500~600万円、1.8ℓ+スーチャーが650~700万円で買えた筈です。(エアコンレスで500万円を切るモデルもありました)


それが、今では1.6ℓでもこんな値段(約650万円)ですから……




ちょっと特別ではありますが、クラブレーサーだと1.6ℓでも約800万円




これが、最終モデルのSport 240 Final Edition だと 約1200万円ですよっ!




もちろん、高騰している理由は生産が終了し、絶版になったからです。


エリーゼの生産終了は、単に1モデルの生産終了ではなく、ライトウェイト・スポーツカーの終了ですからね。(もう、この手の車は2度と生産されることは無いでしょう)


ただ、このエリーゼの高騰はいつまで続きますかねー。


確かに、エリーゼは2度と手に入らない類の車かもしれませんが、一方で相当乗り手を選ぶ車です。


買ったはいいが「これは、維持しきれないわ」と言い出す人も多い様な気がします。


ロータスを乗り続けられる人って、結構一握りだと思うんですよねー。





今、エリーゼを買おうとするなら、1.6ℓで約600万円は適正かもしれません。


ただ、それは 今すぐにでもエリーゼが欲しい人だけに言える話です。


待てば高騰した価格が落ち着くような気がするので……。


また、ロータスは英国人以外では 日本人が一番需要が有るので、空冷ポルシェの様に、外国人に買われて 海外に出ていってしまう事も少ないと思いますし。


まぁ、私の見立てが間違っている可能性もあるので、本当に欲しければ高くても購入するのは有りだと思いますよ~。
Posted at 2022/05/24 00:05:36 | コメント(3) | トラックバック(0) | Lotus | 日記
2022年01月14日 イイね!

ロータス物語 「ジーリー傘下と電動化」

ロータス物語 「ジーリー傘下と電動化」 ロータスがGM傘下から離れた後、ブガッティ、プロトンと親会社が変わりましたが、GMと違ってパーツ供給を受けられるわけでも無く、親会社によるコストダウンは期待できませんでした。


まー、親会社のパーツ使用をいうしがらみが無かった分、自由に車作りが出来た面もありますが……


しかし、生産効率の悪いロータス車では利益が上げられない為、親会社への貢献も出来ません。


ブガッティは破綻、プロトンは元々がマレーシアの国策会社だった為、利益よりも自国の産業育成が目的でしたが、いつまでも税金投入する訳にもいかず、プロトン株が売却される事になります。


そのプロトンの株を買ったのが、中国の吉利汽車(ジーリー)でした。(つまり、ジーリーは 直接 ロータス株の購入した訳ではなく、親会社のジーリーを子会社化する事によって ロータスを手中に収めたのです)





ジーリーは、フォードが手放したボルボも子会社化しており、「金は出すが口は出さない」的な、ロータスにとっては理想的な“スポンサー”にも思えました。


しかし、そんな思惑とは関係ないところで、ロータスの車作りは変わらざるを得なくなっていくのです。


まずは、世界的なSUVブーム。


ポルシェ・カイエンの成功によって、マセラティ、アストンマーティン、ランボルギーニといったスポーツカーメーカーがこの市場に参入してきました。(フェラーリまでもが SUVを開発中)





ロータスもSUV開発に乗り出す事になります。


まだ製品発表は行われていませんが、同じジーリー傘下のボルボのコンポーネンツを使用したSUVだと言われています。




ただ、ここまでの話なら、従来からのロータスファンも納得してくれたでしょう。


SUVをラインナップする事によって収益性が上がれば、その利益をスポーツカー開発に回せますからね。





問題は、環境対策、いわゆる カーボンフリーへの取り組みです。


欧州が電動化へと舵を切った事で、エンジン車を作る事が出来なくなってしまいます。


ヨーロッパのメーカーは雪崩を打ったようにEV開発を宣言しました。


ただ、ここで親会社のジーリーの意向が現れてきます。


ご存じのように中国は国を挙げてEV化に注力していますから、ジーリー傘下の自動車メーカーのEV化は 他の欧州メーカー以上にドラスティックでした。


欧州メーカーのトップを切ってEV専業メーカーとなる事を宣言したボルボ。


そして、新生ロータスのアドバルーン的な車となったのがエヴァイアでした。


ロータス・エヴァイア(Type130)


最高出力2000psというEVハイパーカー、エヴァイア。


ロータスで3億円という価格に驚きですが、その2000psという途方もない馬力は とてもロータスとは思えません。


そもそも、2000psのモーターに電気を供給する為に、どれだけのバッテリーを搭載する必要があるのか……


安価なエンジンを搭載し、パワーは少なくても車両を軽くする事で高い運動性能を実現するという、ロータスの哲学から外れた車ですよね。(まー、『2トンそこそこなら軽量だ!』って言いたいのかもしれませんが)








エヴァイアはアドバルーン的な車ですが、今後のロータス車も全てEVになっていくようです。


さらには、ロータスのEVスポーツカーは フランスのアルピーヌとの共同開発になるそうですね。


もう、ロータスである必要すらないんじゃないの?






そんなロータスが出す、最後のエンジン搭載車と言われるのがエミーラです。


ロータス・エミーラ(Type131)


ファーストエディションのエンジンは トヨタ製3.5ℓV6+スーパーチャージャーを搭載、その後 AMG製2.0ℓ 直4ターボを搭載します。


始めは「エミーラって、殆どエヴォーラだよね」、「ロータスらしい車って言ったら、やっぱ エリーゼ/エキシージだよなぁ」なんて思っていましたが、最後のエンジン搭載車であるロータス、エミーラは貴重な車なのかもしれません。










私にとって、ロータスというメーカーのイメージは(V6エキシージに乗っているにも拘らず)この車たちなんですよね。





それが、今後は 重いバッテリーをたくさん積んだEVになっていくんですかねぇ。


ライトウェイト・スポーツでも 1.5トンは切れないでしょうし。


ロータス車のオーナーの方々、今のロータスを大切に乗っていきましょうね!



-完-




Posted at 2022/01/15 08:46:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | Lotus | 日記
2022年01月13日 イイね!

ロータス物語 「再びトヨタと…」

ロータス物語 「再びトヨタと…」ローバーエンジンを搭載していたエリーゼ・エキシージでしたが、ローバー車(社)自体が消滅しようとしていた為、新しいエンジンを探さねばなりませんでした。


そこで、ロータスは再びトヨタと組む事を選択します。


と言っても、今回は資本的な提携は無く、あくまでエンジン(及び ミッションなど駆動系)の供給を受ける形ですけどね。


ローバーKシリーズで成り立っていた軽量さは若干失う事になりましたが、2ZZエンジンの高回転・高出力は新たなる魅力をエリーゼ・エキシージにもたらしました。(なお、普及版には1ZZエンジンが採用されています)




なお、フェイズ2となったり、仕様も見直しも入っているので、トヨタエンジン採用だけが重量増の要因ではありませんが、2ZZエンジンを搭載した111Rは 車重が880kgになりました(ちなみに、111Rでは ミッションが5MTから6MTになっています)


フェイズ3では、ZZ系エンジンからZR系エンジンに変更になりました。



高性能グレードは、2ZZ-GEの高回転エンジン(YAMAHA製)から、普及型の2ZR-FEとなってしまいましたが、ロータスによってスーパーチャージャーで武装され、最高出力は220psにまで高められています。(なお、フェイズ3のタイミングでZR系に切り替わったわけではなく、数は少ないですがフェイズ3でも2ZZ-GEを搭載したモデルもあります)






一方で、フェイズ2エキシージは更なる高出力化に走り、スーパーチャージャーで武装する事になります。




ただでさえ悪い後方視界が、衝立の様にそびえる空冷インタークーラーで目隠ししたりと、過激さは留まる事を知らず……。









フェイズ3エキシージでは、遂にV6 3.5ℓ+スーパーチャージャーを搭載、ボディも大型化します。




元々は 122psという非力なエンジンながら、690kgという超軽量ボディで登場したエリーゼでしたが、最も過激なエキシージ Cup430では、436psというモンスターにまでなりました。


(但し、こちらも普及型の2GR-FEがベースです)





トヨタ製エンジンとなった事で、ロータスの信頼性は飛躍的に向上しました。(エンジンだけでなく、駆動系もトヨタのパーツになっています)


まー、ロータス側が制御を担当した部分では色々とやらかしてくれますが……。(エンジンチェックランプ点灯は、もはや標準装備です)





エリーゼ・エキシージシリーズに、エヴォーラも加えたロータスは、代数的にはかなりの生産台数を誇る事になりますが……


決して生産効率がいいとは言えない車両構造ゆえ、ロータス・カーズはなかなか利益をあげられず、それもあってか、親会社も変わる事となるのです。
Posted at 2022/01/14 07:29:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | Lotus | 日記
2022年01月11日 イイね!

ロータス物語 「救世主、エリーゼ」

ロータス物語 「救世主、エリーゼ」F1の話を2回ほど挟みましたが……今回は いよいよロータス・エリーゼの話です。


商業的に失敗に終わったFFエラン。


世間では スポーツカー、特に オープン&ライトウェイト・スポーツカーがもてはやされていただけに、本来ならロータスこそが主役になっているべきだったのですが……


(ユーノス・ロードスターを初めて見た時、『まんま、エランじゃん!』って思いました)


そして、同じ英国車で MG-F が登場した時は、『もう、ブリティッシュ・ライトウェイト・スポーツと言ったらこの車(MG-F)の時代になったんだなー』と思うようになりました。




当時は、インテグラからプレリュードに乗り換えた頃で、まだターボの大パワーより高回転NA、そして どちらかというと軽量スポーツカーが好きな頃で、輸入車というハードルは相当高かったものの、MG-Fは欲しいと思う車でした。


そんな時に、その後のロータスを決定付ける車が登場したのです。




ロータス・エリーゼ(Type111)



1996年に販売を開始したエリーゼは、それまでのロータス車に採用されていた “バックボーンフレームシャーシ” から、アルミ製部材を接着剤で組み合わせた “アルミバスタブシャーシ” を採用。



全く新しい構造を持つエリーゼは、従来通りの FRPボディと組み合わせた結果、車重はわずか690kgしかありませんでした。


まぁ、軽量化に拘った結果、その他のものが大幅に犠牲になってはいますがね。


まず、バンパーが無いので、ちょこっとぶつけただけでカウル毎交換になります。




高いサイドシルは、乗り降りが絶望的に悪いです。(汗)




もちろん、雨漏りは標準装備と思う必要があります。(爆)







しかし、そんなネガばかりの車が、世の中のロータス好きに熱狂的なまでに支持されました。


エンジンは、前述のMG-Fと同じ ローバーKシリーズでしたが、MG-Fよりも400kgも軽いのですから、別物の車です。


例え 122psしか無くても、690kgの車重には十分でした。


VVC付きエンジンを搭載する 111Sともなると、エンジン出力は156psまでアップしましたので、十分過ぎるパワーでした。


また、ワンメイクレース用に開発されたスポーツエリーゼをベースとする、エリーゼのクーペ版 “エキシージ” が2000年に登場しています。







そんなエリーゼですが、発売当初は 日本では殆どお目にかかる事はありませんでした。


実は、エリーゼの販売開始当初は、日本に正規輸入代理店が存在せず、並行輸入するしかなかったのです。


MG-Fですら『欲しい』と思ったのですから、エリーゼが発表された時は“憧れの的”の様な車でしたが、同時に MG-Fが 輸入車である事が購入のネックになっていたのですから、並行輸入車なんて手が出せる筈もなく……


逗子の披露山にある高級住宅の駐車場にあったエリーゼを見て、「いいなー」と思った記憶があります。


その時は、まさか20年後に ロータスに乗る事になるとは思いもしませんでしたけどね。
Posted at 2022/01/11 23:57:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | Lotus | 日記

プロフィール

「ご飯前の一コマ。
尻尾を踏んで抜け駆けの牽制?(笑)」
何シテル?   01/25 14:30
タケラッタです。 子供の頃からの夢、ポルシェを手にしただけでは飽き足らず、遂にロータスまで買ってしまいました。 実用性はないかもしれないけれど、運転する事自...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/1 >>

   1234
567891011
12131415161718
1920212223 2425
262728293031 

リンク・クリップ

ポルシェ終活、始めました 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/10/01 12:47:07
房総半島ドライブ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/11/19 19:05:40
#ポルシェ止まり 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/03/11 18:23:53

愛車一覧

ポルシェ 911 ポルシェ 911
2014年に買った997 GT2。 購入時にはオレンジ色のラッピングを纏っていましたが、 ...
ポルシェ 911 ポルシェ 911
ポルシェ乗りになってから、ずっと興味のあった空冷ポルシェを、遂に購入してしまいました。
アルファロメオ ジュリア ジュリア 初号機 (アルファロメオ ジュリア)
2台目のアルファ・ロメオ、アルファ・ロメオ ジュリア クアドリフォリオです。 家族を乗 ...
BMW M5 BMW M5
前々から気になっていたE60 M5ですが、病気を機に、楽しめる物は楽しめるうちにと考える ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation