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タケラッタのブログ一覧

2023年04月19日 イイね!

トヨタはやはりダメなのか

トヨタはやはりダメなのかスマホ(Google)のオススメ記事に出てきた中の1つに、過激なタイトルの記事がありました。


トヨタはやはりダメなのか


やはり?


誰が「トヨタがダメ」と言っていたの?


記事をよく読んでみると……と言いたいところですが、記事のタイトル写真を見た段階で、「あー、そういう事ですか」と思いました。





とかく、進んだ考えを持っている(と自分では考えている)人は、トヨタの全方位戦略を否定したがります。


EV “だけ” に注力しない事を、「EVに後ろ向きだ」と決めつける。


(当時の)豊田章男社長が、「EV “にも” 全力」と言っても、「エンジン車に未練がある」「なぜ EVに集中しない?」と言って否定するのが彼らでした。




あなた方の意見の根拠の一つだった「EUの将来的なエンジン車販売禁止」は、先月、「エンジン車販売容認」に舵を切りましたよ。


彼らの主張って、本質を分かっていないか、分かっているが大衆に迎合しているとしか思えないのですよ。


確かに EVそのものは CO2を排出しませんが、製造時に大量のCO2を排出するし、製造時や廃棄時の環境汚染の問題もあるのに、彼らは言及しません。


もちろん EVを否定するわけではありませんが、EVには 向き不向きがあるんですよ。





おっと、またブログが EVネタになってしまうぞ。(汗)


記事のタイトル写真に写った顔を見て、「あぁ、コイツが言った事か」と思いました。


TVのコメンテーターとして、自分が “日本国民の代表”“一番の良識者” という感じで発言していました。


しかも、どう考えても専門知識を持っていないような事を、「これが常識だ」って感じでコメントしていた。





今回も、「トヨタのEV新戦略」にかみついていました。


2022年の世界販売台数は 1048万台で VWグループの826万台に大差をつけたが、EVに限れば 僅か 2.4万台で 1位のテスラ 126万台や 2位 BYDの86万台とは比較にならない。

テスラですら、EV生産2万台規模から126万台に増やすまで9年かかった。

そもそもトヨタにはまだまともなEVを作る技術もない。



うーん、本気でそう思ってんのか?


まず、世界販売台数だが、EVに限らなければ テスラ 126万台は トヨタの約10%に過ぎません。


増産に掛かる期間も、テスラはEV生産以外の自動車生産のノウハウも持ってなかった会社だから9年掛かったんじゃないの?

トヨタはHV/PHVという電動車技術を既に持っているし、そもそも 自動車開発/生産/販売に関するノウハウやリソースを有しているわけで、何故 テスラ以上に苦労すると思うわけ?


『まともなEVを作る技術もない』という判断に至っては、どういう基準でそうなったのか理解できません。




テスラは、ギガプレスという大型の鋳造機を使い、車のボディをほとんど溶接なしで製造して世界を驚かせた。

米テスラは利益率でトヨタの5倍。トヨタの切り札、資金力も色あせてくる。



この“ギガプレス” という生産技術も、テスラの受け売りじゃないかと思いますねぇ。


確かに、巨大な鋳造機で 溶接なしでボディ作ってしまうのは凄いとは思います。


ただ、それって生産者側の都合でしかないよね。


事故った際の修理を考えてますか?


まぁ、テスラのトラブル対応は、「不具合が出た時はネットで繋いで診断し、問題個所を修正する」と言っていたから、想定している不具合はソフトウエアで、物理的な修理は考えていないんでしょうね。


大体、テスラは自前の修理工場は無いに等しいでしょうし。(修理する気が無けりゃ、修理時の利便性なんか考えないよね)



『テスラの利益率はトヨタの5倍』って言うけど、それだけテスラは高額な価格設定でボロもうけしているっていう訳。


それとも何か? お前は、全てのトヨタ車の価格設定をテスラ並みにしろとでも言うのか?


トヨタの市場支配率を考えれば余裕で値上げできると思うが、トヨタがそれをしたら お前は絶対に批判するだろ?






トヨタの「環境にやさしい先進企業」というブランドが欧米で崩壊したことも致命的だ。

「うるさくてガソリン臭いクルマがいい」という豊田章男会長の迷言もあり、欧米では時代に取り残された企業というイメージが漂う。




『ブランドが欧米で崩壊したことも致命的』って言うけど、その判断は市場が行うもの。


現状、EVの環境性が神話の様になっているけど、まだまだ販売台数の多くを占めてはいません。


トヨタ製のガソリン車やHV/PHVが全く売れなくなっているというならブランドイメージ崩壊と言えるでしょうが、前述の様に 2022年の世界販売台数は 1048万台で2位に大差をつけての第一位ですよ。



『「うるさくてガソリン臭いクルマがいい」という豊田章男会長の迷言』 だとか 『欧米では時代に取り残された企業というイメージ』 だとか言っていますが、こういう人はレースやラリーを暴走族のようなものとでも考えているんでしょうね。


しかし、実際には、メルセデスやルノーなどの欧米メーカーも、モータースポーツでイメージアップを図っているという事をまるでご存じない。(既に、アウディやフォードも、F1参戦を発表している)





確かに トヨタのEV戦略は遅れているかもしれないけど、利益を上げていないかと言えばそんな事はありません。


何故、EVだけで判断するんですかね?


その判断基準ならば、トヨタは 日産や三菱自動車よりダメな会社って事になるが、そう思う人が果たして何人いるのやら。





『トヨタがEVで敗戦すれば日本は終わる』 はもしかしたらそうかもしれんが、正確に言うならば『トヨタが敗戦すれば日本は終わる』でしょう。


今の『EVでなければ車に非ず』の考えは “一過性” あるいは “時期尚早” だと思います。


『「全方位」からの脱却を今こそ決断する時』とか、よく言い切れるね。


EVに特化して開発すれば、EV市場では勝利できるかもしれないが、EVがコケた時は、それこそ 日本が終わりますからねっ!
Posted at 2023/04/20 00:14:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | TOYOTA | 日記
2023年01月30日 イイね!

トヨタ次期社長のカーガイぶりは…

トヨタ次期社長のカーガイぶりは…トヨタの次期社長に就任する事になった佐藤恒治氏が、富士スピードウェイで行われた軽自動車の耐久レース「K4-GP FUJI 7時間耐久レース」を訪れたそうです。


出場するダイハツ系のチームであるD-SPORTチームの応援と、勉強をしにやってきたのだとか…。


まぁ、佐藤氏は 現在はGAZOOレーシングのプレジデントでもありますし、GRブランドとして GRコペンもあるのですから、関係者でもあるわけですが…




なんか、モリゾウの名でレースにも出場してしまう、現トヨタ社長の豊田章男氏の路線を引き継ぐためのものの様な気がしてしまったんですけど…。


無論、佐藤氏のカーガイぶりも理解はしているのですが、モリゾウさん(豊田社長)のソレとはレベルが違い過ぎますからね。


何せ、環境やら カーボンニュートラルやらが、車メーカーに求められているこのご時世に


「うるさくて、ガソリン臭くて、そんなクルマ、大好きですね!」


って言い切っちゃうんですから。(汗)








そう言えば、その当時の動画、もう見られないんですよねー。


やっぱり、世界一の自動車メーカーの社長として、あの発言はマズかったんでしょうか?


そこんところ、どうなんですか? トヨタイムズ編集長さん!(爆)

Posted at 2023/01/31 00:12:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | TOYOTA | 日記
2023年01月26日 イイね!

トヨタの○○が始まった!

トヨタの○○が始まった!以前、『トヨタの「劣化」がはじまった……』という記事に関するブログを書いた事がありますが……


その記事の中で批判されていた 豊田章男氏 の社長退任が発表されました。


といっても、引責辞任する訳ではありませんけどね。(汗)



豊田社長曰く「トヨタの変革をさらに進めるには私が新社長をサポートする体制が一番良いと考えた」だそうです。


“トヨタの変革” って言うけど、既に豊田社長が相当会社を変えてしまった気がするんだが……。


で、豊田社長に代わる新社長には誰がなるんですか?


トヨタ自動車は26日、4月1日付で佐藤恒治執行役員(53)が社長兼最高経営責任者(CEO)に昇格すると発表した。




えっ!


佐藤さんって、レクサス、そして GAZOOレーシングのプレジデントをしている、“あの” 佐藤さんですよね?


去年の東京オートサロンで GR GT3コンセプトについて熱く語っていたし……




今年のオートサロンでは レビンEV や 水素エンジン トレノ の発表にも関わって……




RXコンセプトを走らせていた時は、豊田社長と一緒になって子供の様にはしゃいでいた、“あの” 佐藤さんですよね?






プライベートでは、最近 AE86 を買ったっていう話だし……




ホントに、佐藤さんが “あの” トヨタの社長になるっていうんですか?


さしずめ、『トヨタの変態化が始まった』ってところですかね。(いや、既にだいぶ変態化はしてましたけど……)



トヨタが、今以上に車変態な集団になって行く様な気がする……。(汗)
Posted at 2023/01/26 21:37:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | TOYOTA | 日記
2022年02月14日 イイね!

トヨタの「劣化」がはじまった……って、このオッサン、何言ってんだ?

トヨタの「劣化」がはじまった……って、このオッサン、何言ってんだ?例によって、スマホに“オススメ記事”が表示され、「オッ? 何それ?」って気になる記事がいくつもあったりはするのですが……


その中に「この記事、何言ってんだ?」っていうのがありました。


トヨタ「業績絶好調」のウラで、いま「エース社員」たちが続々と逃げ出している…!

ここにきて、トヨタの「劣化」がはじまった…!「エース社員」退社のウラで起こっていること


気になる方は、上のタイトルにリンクを張っているので、当該記事を読んで頂ければと思いますが……


簡単に言ってしまうと、「御曹司の豊田章男社長が会社を私物化していて、呆れた有能な社員たちがトヨタを辞めている」って感じ。





えーとぉ、こういう批判的な記事を書く場合は、無能な経営者が会社を傾かせてしまい、沈みかけた船からネズミが逃げていくように有能な社員たちから辞めていく っていう姿が思い浮かんでくるのですが……トヨタの決算、絶好調ですよね?


そう、事実は全く逆なのです。


豊田章男氏が社長に就任する前年、トヨタは実に71年ぶりの連結営業赤字に転落、社長就任と同時に米国でのリコール問題が発生(トヨタバッシング)、翌年には米国議会の公聴会に呼ばれたりもしています。

alt


豊田章男氏は、まるで前任者の仕出かした失敗に対し、代わりに責任を取らせる為だけに社長に祭り上げられたようなものでした。


しかし、章男社長は 見事にトヨタを蘇らせました。


そればかりか、“壊れないが退屈” な車だったトヨタ車を、『もっといいクルマづくり』と称して、“車好きが欲しがる車” へと変えていきました。(人気があり過ぎて、ランクルなど納車まで4年待ち なんて車も……)





これだけの結果を残している社長に対して、「考えが合わない」、「ついて行けない」といって辞めた社員がいたとしても、正義は辞めていった社員の側には無いでしょう。(日産を辞めて 日本電産の社長になった関氏とは違う)


むしろ、負け犬の遠吠えと言っても良いくらいです。


どちらかというと、そんな辞めていった社員の実名を挙げて記事にしてしまう筆者の考えのいい加減さが信じられません。


まぁ、書いている内容が 素人(≒車変態)に批判されるくらいお粗末だから仕方がないか。





筆者が書いている中で、唯一合っていると思うのが、『章男社長の暴走』のフレーズですね。


ハッキリ言って、最近『章男社長の暴走』は目に余ります。


「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」に出場したり……

(トヨタイムズも”メディア”に含まれるの?)


愛車が他社の車(ジムニー)だってカミングアウトしたり……



オートサロンでは、新型Zのドライバーズシートに座ったりもしてます。




トヨタの社長が 日産のフラッグシップスポーツカーに乗ってどうするの!?(笑)


Zに乗る章男?


(アキオ違いです💦)





ちょっと脱線しましたが(笑)、章男社長は 会社を私物化しているなどという事は無く、そればかりか 自社(トヨタ)だけではなく、自動車業界全体が盛り上がる様に行動しています。


ライバルが傾けば自社が得するのにねぇ……。


会社を私物化しているというのは、こういう人の事を言うんじゃないの?



もっとも、この筆者はかつてはカルロス・ゴーンを絶賛していた様ですが……


素人(≒車変態)はというと、2014年にはゴーンに関して否定的な意見を持っていたんですがねぇ。


まぁ、所詮、朝日新聞の社員(だったヤツ)なんてその程度か。(権力を批判してこそインテリとでも思ってるんだろうなー)
Posted at 2022/02/15 07:02:08 | コメント(4) | トラックバック(0) | TOYOTA | 日記
2021年12月30日 イイね!

トヨタ自動車物語 「トヨタ王国を作った人々」

トヨタ自動車物語 「トヨタ王国を作った人々」だいぶ前に「今年の汚れ、今年のうちに」っていうキャッチコピーのCMがありました。


汚れではありませんが、今年始めた連載ブログは、今年中に終わらせておきたいです。(汗)


と言う訳で、“トヨタ自動車物語”の最終回です。





元々、トヨタ自動車って同族経営の会社なんだよねっていう話から、今回のシリーズは始まりました。


トヨタの歴代社長はと言うと……


1. 豊田利三郎

2. 豊田喜一郎

3. 石田退三

4. 中川不器男

5. 豊田英二

ここまでが トヨタ自動車工業。


そして、工販合併して トヨタ自動車 になってからは

1. 豊田章一郎

2. 豊田達郎

3. 奥田碩

4. 張富士夫

5. 渡辺捷昭

6. 豊田章男

となっており、現在の豊田章男氏は トヨタ自動車の6代目社長、工販合併前からだと通算11代目の社長という事になります。


青字になっているのが豊田家であり(まあ、苗字が”豊田” ですから 一目瞭然でしょうけど)、実に 11人中 過半数の6人が豊田家から出ています。


なお、豊田の本家筋にあたるのは太字で書かれている人たちとなります。(創業者の“喜一郎”、喜一郎の息子“章一郎”、章一郎の弟 “達郎”、章一郎の息子 “章男”)


じゃあ、本家筋ではない “豊田” はと言うと……




初代社長の 豊田利三郎 は、創業者 豊田喜一郎 の義理の兄(豊田佐吉の長女 愛子の夫)であり、豊田家には婿養子として入りました。


豊田利三郎


トヨタ自動車としての創業者は豊田喜一郎なのですが、当初は “豊田自動織機製作所 自動車部” だった為、豊田自動織機製作所の社長だった利三郎が 初代社長に就任したのでした。




もう一人の “豊田” である 豊田英二は、豊田自動織機の創業者 豊田佐吉の弟 平吉の二男で、喜一郎の従弟にあたります。


豊田英二


英二の名は、社長就任前においても技術分野の話でよく出てきますね。(パブリカをFF車にしたかった件とか…)


また、英二は工販合併までの14年9か月に渡りトヨタ自動車工業の社長を務め、後述する 石田退三と共に「トヨタ中興の祖」と呼ばれています。


英二は、社長復帰を目前にこの世を去った喜一郎が遺したトヨタを世界的な自動車メーカーにまで育て上げ、喜一郎の息子である章一郎に “大政奉還” したのです。





豊田家以外の社長についても触れておきましょうか。


トヨタ自動車工業 三代目社長の石田退三は、豊田英二のところでも書きましたが 英二と共に「トヨタ中興の祖」と呼ばれています。


石田退三


本来、石田は社長と言うよりも 社長を支える“番頭役” であり、実際「トヨタの大番頭」と呼ばれる事もあります。


社長就任に至った経緯は、ドッジラインによるドッジ不況、その後の労働争議で 喜一郎が人員整理を行った責任を取って社長を辞してしまった為、社長に就任せざるを得なかったのです。


そんな状況で社長に就任した為、石田は無駄をとことん嫌い、無駄なお金を一切使わない経営を行い、その一方で、銀行に融資を断られたという経験から内部留保を増やし 銀行を頼る事無く経営できるようにし、「トヨタ銀行」と呼ばれる現在のトヨタに続く礎を築いたのです。




あとは、トヨタ自動車 三代目(トヨタ自工からの通算では8代目)社長の奥田碩でしょうかね。


奥田碩


奥田は、それまでの堅実な、言い換えると保守的だったトヨタに改革をもたらした社長です。


商品としては、世界初のプリウスの開発&販売を行いましたし、F1挑戦も奥田による決断でした。


経営面でも、ダイハツの完全子会社化を行いましたし、本業でも国内シェア40%超えを達成、世界第1位の自動車メーカーとなったのも奥田の功績と言って良いでしょう。





上記の歴代社長らによって、現在のトヨタ王国は作られたのです。


何しろ、ドッジ不況による経営危機を乗り越えた後は、2008年のリーマン・ショックまでの58年間に渡り、赤字を出す事はありませんでした。


2008年度こそ 営業赤字が4610億円という巨額の赤字となりましたが、僅か一年で黒字に転換。


昨年度は、新型コロナの影響で 世界中の企業が軒並み赤字に転落したのに、トヨタは黒字を維持しました。(黒字の維持と言うか、利益が2兆2452億円と 前年度より 2091億円増えてますが…)


トヨタと言えば『カイゼン』、乾いた雑巾を絞るとまで言われるコスト削減が真っ先に頭に浮かびますが、じゃあ 何故他のメーカーには出来ないのでしょうか?


分かっているんなら、他メーカーもトヨタと同じ事をすればいい。


他メーカーがトヨタの真似が出来ないのは、トヨタの活動は 単なるコスト削減ではなく、もはや“企業文化”としてトヨタ社員一人一人に根付いているからだと思います。





トヨタの強みは『人づくり』ではないか !?


河合満副社長 が出て来る動画を見た時、そう思いました。



河合氏は、一流大学卒のエリートではありません。


大学どころか、高校にも行っておらず、中学校を卒業後、お金を貰いながら学べるからという理由でトヨタ技能者養成所に入った苦労人です。


そんな人が重役、それも副社長に据えてしまうトヨタという会社も凄いですが、その河合氏にしても、後に続く社員を育てていくんだという思いがひしひしと感じられます。


昨今は、会社経営が厳しくなったら、コスト削減の為に社員をリストラする会社が多いです。


しかし、業績が改善した時や、攻めに打って出たい時に、社員がいないでどうするんですか?


大金を出して有能な人材をヘッドハンティングしますか?


でも、そういう人材は、お金で新しい会社に移ってしまいますよ?


結局、最後は人だという事。(あれっ、何か別のブログで書いた気がするな)





昨年亡くなった野村克也さんが、以下の言葉を遺しています。


「財を遺すは下、仕事を遺すは中、人を遺すを上とする」


元は、明治から昭和初期にかけて活躍した政治家、後藤新平の言葉なのですが、『仕事をして金を残すのは三流、名を残すのは二流、人を残すのが一流である』と言う意味です。


結局、雇われ社長では、自分の在任時の業績だけを気にする為(つまりは金の為)、かけがえのない財産である筈の社員(人ですね)も、単なるコストとしか考えずに切り捨ててしまうのです。


同族経営の会社だと、今は業績を圧迫する要因となる社員の賃金も、将来の会社にとって必要なコストと思えれば抱える事も出来る。


トヨタの強みは、同族経営であるが故という側面があるのかもしれません。


まあ、経済について勉強した事のない、ただの車変態が考えた戯言ですけどね。





という訳で、ようやく連載ブログ“トヨタ自動車物語”を終える事が出来ました。


長い間 お付き合い頂き、ありがとうございました。(←ブログ一話一話も長いけどな!)
Posted at 2021/12/31 01:25:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | TOYOTA | 日記

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