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タケラッタのブログ一覧

2026年03月30日 イイね!

2026年のF1

2026年のF1当初は想定していなかった『大作ブログ』の連載も前回で完結致しました。(笑)


本日ほ久々にF1ネタを書いてみようと思います。




今年も鈴鹿にF1がやってきました。(注:執筆開始は3月30日の月曜日です💦)


昨日の日本GPのTV中継を観ていて…

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すみません、実は観ていません。(汗)


それどころか、開幕からの3戦全て録画はしてあるのですが、観たのは開幕戦のフリー走行だけだったりします。(笑)


観ていない主原因は『観る暇が無い』というものですが、その他の要因として『今年は然程興味が湧かない』のですよ。


何故か?


日本人ドライバーがいない(*1)、であるとか…

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ホンダの置かれた状況が悲惨(*2)、だとかも理由の1つではあります。

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*1:角田選手の置かれた立場は昨年のレッドブル移籍辺りから何度かブログに書いていましたが、全て下書きで終わりました。
*2:アストンマーティンの不調…と言うより、ニューウェイのレッドブル離脱以降の話も何度かブログに書いていましたが…
下書きブログが日の目を見る事はあるのだろうか?(汗)



しかし、一番の要因は……



『絶対にマトモなレースにならないだろっ!』


と思ったからです。




F1は今期、大幅なレギュレーション変更が行われました。



大きくなり過ぎたボディサイズの小型化や、オーバーテイクツールの拡大採用など変更点は多岐に渡るのですが、私が最も懸念したのは『ハイブリッドPUの出力比率の変更』でした。


内燃エンジン(ICE)と電動モーターの比率が、去年までの80:20から50:50に変わりました。



具体的には、去年のPUは ICEが550kw(約750ps)で モーターが120kw(約165ps)だったものが、今年はICE、モーター共に350kw(約475ps)となったのです。




このレギュレーションを初めて聞いた時、私は絶望しました。


『こんなの、エンジンで発電するEVじゃねえかっ!』


フォーミュラーeの様にバッテリーを積んでいないF1は、モーターを動かす電気も元を辿ればエンジンによる発電って事になります。


しかし、エネルギーの変換効率は100%を超える事は無いので、350kwのモーターを動かす電気を発電するには、最低でも350kwの力でエンジンを回さないといけないんじゃね?(*3)


レース中、エンジンはMAXパワーで発電に専念し、マシンの加減速はモーターでアシストするかブレーキ回生するかで決まるなんて事になるんじゃ…


まるでノ□トの〇-Powerじゃん!



*3:F1の発電システムとしては、減速時の運動エネルギーを回収するMGU-Kと、排気熱エネルギーを回収するMGU-Hの2種類がありますが、今期からコスト削減の為、MGU-Hが廃止されました。
MGU-Hの廃止も、エンジンが発電の為に負担する割合が増える要因になってます。





この時、私の脳内では、ストレートでフル加速中も、シケインでのブレーキング勝負の時でも、常にエンジンが全開で回っているF1マシンの姿がありました。


しかし、よくよくレギュレーションを確認すると、ICEと電気モーターの”出力値の”比率は50:50ですが、発電(エネルギー回生)量は限られるらしい…。


『やっぱり、F1はエンジンが主役なんだな』


とホッとしたのですが…。




実際には、もっと悪い状況になってました。(泣)


バッテリーへのエネルギー回生量が限られるため、上手く使わないと“電欠”になります。


分り易く言うと、モーターアシストがある場合は700kw(350kw+350kw)ですが、電欠になると 350kw になります。


これだけのパワー差があればオーバーテイクも多くなるでしょうが、レギュレーションはさらに複雑です。


オーバーテイクの機会を増やすべく、さらに『オーバーテイク・モード』なるものが追加されました。


(一秒以内で)前を行く車は290km/hを超えるとエネルギー回生が徐々に低下し、355km/hに達するとゼロになる一方、後ろの車は0.5MJが追加され、オーバーテイクしやすくなるのです。


これだけ露骨に前後の車に性能差を付ければ、そりゃあ追い抜きも増えるでしょう。

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(なんか、毎周の様にラップリーダーが変ってたらしいっすね)


あまりに人為的なオーバーテイクなので、観ていてもつまらないです。(まぁ、実際には観てませんけど…)


『まるでマリオカートだ」なんて言った選手もいるくらい…


(フェラーリさん、ちょっとおふざけが過ぎますよ…w)




それ以上に問題なのが”スーパークリッピング”です。


直線で抜く為のエネルギーを得る為に”エンジンが全力で発電”する事で、その間マシンは加速しません。


当然、速く走る為にするのですから、加速する必要がある時には行いません。


コーナー入口のブレーキングポイントの遥か手前、というか本来ならまだ加速中のポイントで、アクセルは全開のまま動力を発電に切り替えます。(発電を効率よく行う為に低いギアに落とす事も…)


ブレーキングポイントの遥か手前で加速しなくなりますから、当然コーナリング速度は低くなります。


コーナリングが遅いF1なんてF1じゃねぇ…。


って言うか、ドライバーの腕の差はどこで発揮されるんですか?


アロンソは「スタッフの50%は鈴鹿を走れると思う」とか言っちゃってるし…




フェルスタッペンに至っては、F1からの引退まで口にしちゃってます。

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やっぱり『マトモなレースにならなかった!』


誰がこのレギュレーションを考えたんだよっ!






しかし、最も深刻な問題は「速度差があり過ぎる」事です。


前述の通り、モーターアシストがある場合は700kw(350kw+350kw)ですが、電欠になると 350kw、950psの車と475psの車じゃ速度差があり過ぎる事は想像がつくと思います。


問題なのは、加速中に “電欠” になる事で、テールtoノーズで走っている時に前の車が“電欠”になったら…


まるで目の前で”ブレーキテスト”をされるようなものです。


そして…


鈴鹿で、懸念されていた事故が起きてしまった。

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マリオカートなら、クラッシュしてもリセットしてやり直せばいいけど、現実のレースは違います。


今のF1はエンターテイメントに走り過ぎです。






F1GPは、イラン情勢の所為で4月の中東2連戦が中止になり、再開は5月の第6戦マイアミGPです。


今一度、1994年の5月に何が起きたか、思い出して欲しいものです。

Posted at 2026/04/06 23:30:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | F1 | 日記
2024年09月12日 イイね!

エイドリアン・ニューウェイ物語(マーチ/レイトンハウス編)

エイドリアン・ニューウェイ物語(マーチ/レイトンハウス編)前回のブログが「下書きのまま積んでいたものの蔵出し」だったのですが、下書きのまま積んでいた理由はと言うと


「内容が多過ぎて纏めきれていなかったから」


でした。(汗)


そんな訳で、纏めきれなかった残りの部分を『連載ブログ』として、順次投稿していきます。(早い話、まだ纏めきれていない…)




F3000に ”毛が生えた様な” マシンで参戦を開始した弱小チーム「マーチ」のチーフデザイナーとなったニューウェイ。




彼がチーフデザイナーとして初めて生み出した車 マーチ881 は、1988年シーズン中 非力なNAエンジン搭載車でありながら 唯一 トップを走った車でした。




ニューウェイがデザインした車は、空力のトレンドセッターとなり、弱小チームだったマーチを一躍、注目のチームへと仕立て上げました。


そして、翌 1989年はターボが禁止され、全車NAエンジンに移行する事が決まっていた為、ニューウェイ率いるマーチは 更なる飛躍を期待されていたのです。




開幕戦ブラジルGPでは、 89年用のマシンが間に合わず 昨年のマシン881 で臨んだにも拘らず M・グージェルミンが母国で3位表彰台に上がるという好成績をあげます。


そして、第3戦モナコGPからは 待望のニューマシン CG891がデビュー。




CG891は 881 よりも さらに攻めたマシンで、後部カウルを絞り込むためにジャッドに専用の挟角(76度)V8エンジンを作らせたほどでした。


そんな ニューウェイ渾身の空力マシン CG891でしたが、成績は低迷しました。


新型エンジンの信頼性不足もありましたが、低迷の一番大きな理由は「攻め過ぎた空力コンセプト」にもありました。


「セッティングが決まれば V8勢トップのタイムが出るが、1mmズレただけで操縦不能になる」


とまで言われる始末。


その流れは 翌1990年 チーム名がマーチからレイトンハウスに替わっても変わりませんでした。



レイトンハウス CG901は、前年の マーチ CG891以上にセンシティブなマシンで、僅かな姿勢変化でもエアロダイナミクスに悪影響が出ました。




姿勢変化を嫌って、足回りのセットアップは常に硬められていましたが、ブラジルGPの行われるインテルラゴスの様なバンピーなサーキットとの相性は最悪で、2台揃って予選落ちとなりました。


なお、メキシコGPも2台揃って予選落ち、グージェルミンに至っては、モナコGP、カナダGPも予選落ちで、開幕6戦中4戦で予選落ちという体たらくでした。


しかし、この不振の原因は、「攻め過ぎた空力」だけではありませんでした。


実は、「攻めた空力」の大前提となるべき風洞実験データが、風洞そのもののトラブルで間違ったデータを弾き出していたのです。


風洞問題を補正すべく、第7戦フランスGPでBスペックが投入。


フランスGPの舞台、ポール・リカールのフラットな路面と相性が良かった事もあり、CG901Bは見違えるような走りを見せます。


タイヤ無交換作戦をとった事もありますが、一時期 カペリとグージェルミンでワンツー体制を構築。


グージェルミンはリタイアに終わりましたが、カペリはレース終盤までトップを快走。



最終的にはフェラーリのプロストにパスされたものの、2位でチェッカーを受けました。


次戦のイギリスGPでも(結果的にリタイアに終わりますが)カペリが3位を走行していました。


ニューウェイの設計した空力マシンは、正しく機能さえすれば速かったのです。


しかし、ニューウェイが CG901Bの快走を見る事はありませんでした。


皮肉な事に、結果が出たフランスGPの前に、ニューウェイは成績不振を理由にチームから解雇されていたのです。


もしも風洞が最初から正しく機能していたら、もしかしたらマーチ/レイトンハウスでも勝てていたかもしれない。


マーチは、初年度をF3000マシンベースの車で参戦したチームですので、これはとんでもない事です。


それくらい強烈な印象を残したマーチ/レイトンハウス時代でした。


そんな空力のスペシャリストを狙っていたチームがあったのでした。




-つづく-
Posted at 2024/09/14 02:04:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | F1 | 日記
2024年09月11日 イイね!

空力の鬼才、エイドリアン・ニューウェイ

空力の鬼才、エイドリアン・ニューウェイこのブログは、5月に「ニューウェイのレッドブル離脱が正式発表」されたタイミングで書き始め、下書き保存していたものなのですが…


当然ながら、まだ移籍先の発表も無い時期であった為、「はたして、次はどこに行くのか!?」なんて事も書いていました。


本命は、やっぱり”フェラーリ”でしょう。

もしかしたら”メルセデス”も狙ってるか?

HONDA絡みで”アストンマーティン”もあり得るだろう…


個人的には、独自の空力コンセプトで戦ってきた”ウィリアムズ”に興味を抱くんじゃないかな~、なんて思っていました。


それに、中堅チームのウィリアムズなら、ニューウェイが嫌う政治的な話も無いし、英国を出なくても仕事が出来るというのも魅力でしょうし…


なんて事を書いていたのですが、下書きのまま積んでいるうちに、”アストンマーティン加入”が正式発表されてしまいました。(汗)


折角書いた下書きブログが日の目を見ないのも勿体ないので、「エイドリアン・ニューウェイ アストンマーティンF1加入 正式発表」記念も兼ねて、ブログを投稿致します。
(なお、記載内容は 8月頭にアストンマーティン入りの噂が出始めた頃のものなので、9月11日現在では矛盾しているものも含まれています)





本題に入りましょう。


何故、実際にマシンを走らせるレーサーでもない、設計者の A.ニューウェイ の去就にここまで大騒ぎするのでしょうか?


それは、ニューウェイが『F1の歴史上 最も成功したデザイナー』だからに他なりません。


今まで、ウィリアムズ、マクラーレン、そしてレッドブルで数々の勝利を記録し、各々のチームでチャンピオンを獲得してきました。(*1)






ウィリアムズで59勝、マクラーレンで43勝、レッドブルでは今季を含めて120勝と、3チームで合計222勝(*2)で、これは、1950年から参戦しているフェラーリ チームが挙げた244勝に匹敵する勝利数(*3)なのです。(ちなみに、2位のマクラーレンは185勝なので、大きく上回ってしまっている)


チャンピオン獲得数も、コンストラクターズがウィリアムズで5回、マクラーレンで1回、レッドブルで6回と 計12回。


ドライバーズタイトルは ウィリアムズ時代に4回、マクラーレンでは2回、レッドブルで7回と 計13回獲得しています。(*4)


*1:
異なる3チームでチャンピオンを獲得したデザイナーはニューウェイのみです。

*2:
なお、レッドブルグループのトロロッソが2008年に挙げた1勝も、ニューウェイが関わっていたマシンとカウントすれば、223勝となります。

*3:
ちなみに、出走回数は フェラーリが1090回で244勝(勝率 0.223)、ニューウェイは662回で223勝(同 0.336)ですから、勝率ではフェラーリをも圧倒しています。

*4:
各コンストラクターズ時代のドライバーズタイトル獲得者は、ウィリアムズがマンセル、プロスト、ヒル、ヴィルヌーブが各1回、マクラーレンがハッキネンで2回、レッドブルが ベッテル:4回、フェルスタッペン:3回です。





いったい何故、ニューウェイの設計したマシンはこれだけの好成績を挙げられているのでしょうか?


それは、ニューウェイが設計したマシンが空力に優れているからに他なりません。


ニューウェイが生み出した数々の名車が空力特性に優れたマシンであった事から、彼は『空力の鬼才』と呼ばれているのです。




そんなニューウェイに私が初めて注目したのは、1988年のマーチ881を見た時でした。


その頃のマーチは、スポンサーが日本のレイトンハウスだった事も理由の一つには有りましたが、何と言ってもそのマシンを見た時のインパクトはかなりのものでしたから。


この年は、マーチと共に新興チームの一つだったベネトンと共に、その空力マシンが注目されたのですが…




ちょっと凄くないですか?


まだ空力が重視される前とはいえ、フロントノーズ、リアカウル、サイドポンツーンの絞り込みがえげつないです。


また、マーチ881は 他車に先駆けて、フロントウィングをノーズ下に配置しました。(当時は、ノーズ側面の左右にウィングを取り付けていた)



こうする事で、ノーズ下面もウィングとなる為 より多くのダウンフォースを得る事が出来ました。


また、Fウィングの翼端版を3D形状にしたのも マーチ881が先鞭をつけたものの一つですね。


同時期の代表的なF1マシンを見てみると…


マーチ881と同様 空力マシンと呼ばれた ベネトンB188



ペンシルノーズと言われた細身のベネトンB188ですら、マーチ 881と比べるとズングリムックリに見えます。


最強ホンダエンジンを搭載し 16戦15勝を誇った マクラーレン MP4/4



MP4/4は、ドライバーの肩が露出しそうなコックピット周りの低さこそ印象的ですが、サイドポンツーンは高くて箱型です。(Fウィング翼端版も、まっ平らな”単なる板”ですね)




ニューウェイは、子供の頃からレーシングカー設計者になる事を夢見ていました。


その夢を叶える為に入った大学で専攻したのが航空宇宙工学ですから、その頃から既にレーシングカーにおける空力の重要性を理解していたのでしょうね。


大学を卒業したニューウェイは1980年、弱小チームのフィッティパルディに入り、ハーベイ・ポスルスウェイトの下で空力チーフの職を得ますが、間もなくチームが破綻。(汗)


翌1981年、レーシングコンストラクターのマーチ・エンジニアリングに転職します。


ただ、当時のマーチはF1のコンストラクターではなく、現在のダラーラの様な、レーシングカーコンストラクターでした。


ニューウェイは、アメリカのインディカーなどの設計に携わりました。


そんなマーチと組んでF1に挑戦しようとしたのが、日本のレイトンハウスだったのです。





遂にチーフデザイナーとしてF1界に戻ってきたニューウェイ。


しかし、前年に参戦を開始したマーチは、エンジンカウルすら装着していない、F3000に毛の生えた様なマシン(マーチ871)を走らせていた弱小チームです。




しかも その年は、セナとプロストを擁し、最強ホンダエンジンを搭載した マクラーレンMP4/4 が16戦15勝と席巻した年でした。




そのシーズン最強、いや、F1史上最強と言われたマクラーレンMP4/4に、非力なNAエンジンながら自らの拘りを詰め込んだ空力マシン マーチ881で挑んだニューウェイ。




マーチ881は、圧倒的なパワー差のターボエンジン勢を相手に、鈴鹿でその年唯一 NAエンジン搭載車で先頭を走った車となったのでした。


パワー差を空力で埋めたニューウェイ設計のマシン。


翌年の1989年からはターボエンジンが廃止され、パワー差が縮まる事から、マーチの躍進が期待されたのですが…






今回は下書きの蔵出しではありますが、実は完成していません。(汗)


という訳で…



-つづく-
Posted at 2024/09/11 15:27:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | F1 | 日記
2024年05月02日 イイね!

エイドリアン・ニューウェイ、レッドブルF1を離脱

エイドリアン・ニューウェイ、レッドブルF1を離脱遂に発表されましたか…。


レッドブルF1 エイドリアン・ニューウェイの離脱を正式発表


まぁ、クリスチャン・ホーナーのスキャンダルに端を発するレッドブルのお家騒動によって、政治的な動きを嫌うニューウェイがレッドブルを出ていくことは容易に予想出来ましたがね。


つまり、今回のニューウェイ離脱は、元はと言えばホーナーによる権力争いが原因と言えるのですよ。





現在のレッドブルは、他チームを圧倒するチーム力で、取りこぼしさえしなければシーズン全勝だって出来そうな程、戦力が充実しています。


その理由としては、もちろん絶対王者フェルスタッペンの存在がありますが、それと同じくらいニューウェイの作り上げたマシンの性能があるのです。


まぁ、昨今のF1がデザイナーひとりで作り上げられる訳ではありませんが、ニューウェイの薫陶を受けたスタッフが居て、ニューウェイが纏め上げたのが今のレッドブルのマシンな訳で…




ニューウェイひとりで設計した訳では無いにしても、ニューウェイが居なければ今までの様なマシンは作り上げられないと思います。


それに、もしかしたら、スタッフもニューウェイを追ってレッドブルから出ていくかもしれないし…




なお、レッドブルが失うのはニューウェイだけではありません。


2026年の新レギュレーションに合わせて、HONDAはエンジン供給先をアストンマーティンに変更します。


そして、エースドライバーのフェルスタッペンとて、レッドブルから離脱しないとは言えなくなっています。


フェルスタッペンは、レッドブルと2028年まで契約をしてはいますが、その条件の中には主要スタッフがチームに残留している事が含まれていると言われています。


当初は、ホーナーに依るヘルムート・マルコ更迭に異を唱える様に口にしていた事ではありますが…



成績に直結するのはむしろニューウェイの方ですからね。


もし、フェルスタッペンまで失うような事があれば…


はたしてホーナーは、ニューウェイ、HONDA、そして フェルスタッペンまで失うような事まで想定しているのでしょうかねぇ?


一説には、タイ側のオーナーの意向で、タイ人(出身はイギリス)のアルボンをチャンピオンにさせるチーム作りをしたいんだそうだが…
Posted at 2024/05/03 02:35:52 | コメント(2) | トラックバック(0) | F1 | 日記
2024年03月13日 イイね!

はたして、レッドブルはどうなるのか?

はたして、レッドブルはどうなるのか?いやぁ、この先 レッドブルはどうなってしまうんでしょうか?


とりあえず、バーレーン、サウジアラビアと開幕2連戦をワンツー・フィニッシュで飾っており、レース戦績は完璧なのですが…


もちろん、どうなるかと言えば、クリスチャン・ホーナー代表の『不適切行為』疑惑から始まった内紛劇です。


まぁ、この件については、先週の段階で自分なりに推測した内容をブログの下書きで纏めていました。

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下書きの内容を抜粋すると、

・これはレッドブル・レーシングの権力闘争
・これらの動きは、オーナーのマテシッツ死去が発端
・クリスチャン・ホーナーがレッドブルの実権を握ろうとした
・昨シーズン、ヘルムート・マルコ退任の噂が出たが、これはホーナー側の仕業
・反ホーナー派がホーナー失脚を狙ったのが『不適切行為』疑惑
・本社のホーナー擁護派がホーナー問題を不問に付す
・反ホーナー派がホーナー疑惑の機密情報をF1関係者にメール一斉送信
・ホーナー側も反撃し、”告発した女性従業員を停職”に
・おそらく、次の一手は”機密漏洩にマルコが関与” と主張し、マルコ失脚を狙う筈

というものでしたが…。


まさに、予想通りの展開に。(笑)

 ホーナー代表に関する機密情報の漏洩に、マルコ博士が関与か?




推測よりも現実が先を行ってしまっているので、今更ブログをあげても……と思いましたが、折角途中まで書いてたので、内容を一部修正してブログにあげる事にしました。




まず、登場人物のおさらい。


クリスチャン・ホーナー



レッドブル・レーシングのチーム代表、英国人。

元レーシングドライバーでもあるが、F1までは到達していない。

自らのチーム”アーデン”を設立、F1直下の国際F3000をアーデンのチーム代表として戦う。

2005年、アーデンのスポンサーでもあったレッドブルからチーム代表就任を打診され、それを受諾し現在に至る。


ヘルムート・マルコ



レッドブルのモータースポーツ・アドバイザー、オーストリア人。

元F1ドライバーで、1971年の母国グランプリ(オーストリアGP)でデビュー。(ちなみに、同じ日に同郷のニキ・ラウダもデビューしている)

1972年のフランスGPで、先行するマシンが跳ね上げた石がマルコののバイザーを貫通し左目を直撃。



失明は免れたがレーサーとして必要な視力を失い引退を余儀なくされる。(ちなみに、耐久レースではルマン24時間レースで優勝している)

引退後は同郷の若手ドライバー育成などに力を入れていた(G・ベルガーもマルコが見出した)が、やはり同郷のマテシッツに請われ、レッドブルの若手ドライバー育成プログラムの責任者となる。


ディートリッヒ・マテシッツ



飲料メーカー"レッドブル"の共同創設者であり、F1チーム レッドブル 及び トロロッソ(当時)のオーナー、オーストリア人。

タイ国内で販売されていたローカルな栄養ドリンクでしかなかった商品を、レッドブルとして世界的なブランドに変貌させた。

モータースポーツやエクストリームスポーツへの広告展開は、レッドブルブランドの価値を引き上げただけではなく、それらのスポーツ自体の価値も引き上げた。

1995年、ザウバーのスポンサーからF1に関与、その後、自らのチームから二人のF1ワールドチャンピオンが生まれた。




2022年、マックスの二連覇を見届けた後、10月22日に死去。(享年78歳)

マテシッツに関しては、こちらのブログも参照ください。





上記の内容を踏まえ……マテシッツ存命なら、今回の様な権力闘争は起きなかったでしょうね。


レッドブル、及び、VCARB(旧アルファタウリ)は、マテシッツが居たからこそ生まれたチームなのです。


ホーナーは、あくまで『雇われた代表』です。


また、ホーナーはレッドブル・レーシング創設時(2005年)にチーム代表となりましたが、マルコは チームが出来る前(1999年)からレッドブルの育成プログラムに関わっていました。


そんなマルコの役割は、当初は「正式な肩書きも契約書も無く、オーナーであり友人でもあったマテシッツとの信頼関係で成り立っていた」ものでもありました。


言ってしまえば、ホーナーは『有能な使用人』であるのに対し、マルコは『全幅の信頼のおける親友』だった訳で…。


そんなホーナーとマルコの立ち位置は、オーナーのマテシッツが居なくなった時点で大きく異なってくるのは言うまでもありません。


ホーナーにしてみればレッドブルの全権掌握が出来る またとないチャンスが巡ってきたわけです。


「やっと巡ってきた幸運か? それとも破滅の罠か?」



ク■トワさん、呼んでません。(汗)




また、きな臭いのが、これがレッドブル・レーシングにおける権力争いに留まらないという事で…。


前出の通り、飲料のレッドブルは 元々はタイ国内の栄養ドリンク ”クラティンデーン”であり、レッドブルはマテシッツと クラティンデーンを開発したチャリアオ・ユーウィッタヤーによって設立された飲料メーカーです。


マテシッツと同様、チャリアオもすでに亡くなっており、チャリアオの息子チャルーム・ユーウィッタヤーがレッドブル株の51%を引き継いでいるのですが、親会社であるレッドブルでもタイ側とオーストリア側で主導権争いが勃発している模様でして…


このチャルームとホーナーが親しい間柄という話もあります。


ホーナーはチームからレッドブルの影響を排して完全なる支配を望み、一方でオーストリア側は レッドブル・レーシング、レッドブル・テクノロジー、レッドブル・パワートレインズへの支配権を強めたいと考えている。


その様な状況下でホーナーの疑惑が持ち上がり、レッドブル本社(オーストリア側)は バーレーンGP直前に発表する筈だったリリースで、『ホーナー辞任』の原稿まで用意していた。


どうやら、タイ側が動いてホーナー疑惑をもみ消し、ならばとオーストリア側がホーナーの不適切行為の証拠(?)をF1関係者にメールで一斉送信しホーナーを糾弾すれば、すかさず タイ側も機密漏洩にマルコが関与と言ってマルコを追い込もうとする…。




まだまだ、レッドブルのお家騒動は続く様ですが、基本的に今回の騒動は 「ホーナーがチームの支配を望んだ事」と、「タイ側とオーストリア側の主導権争い」だと思っています。


おそらく、マルコさんは権力は望んでおらず、モータースポーツに関与する為の手段が欲しいくらいなのではないかと。


まぁ、オーストリア側としては、ホーナーに乗っ取られる=タイ側に支配されるという思いから、『マルコ翁には頑張って欲しい』と思っているでしょうけど。(ある意味、オーストリア・コネクションですし)


今思うと、昨シーズン、アルファタウリのフランツ・トストが代表から退きましたが、これもオーストリア色払しょくのためだったりして…。(フランツ・トストもオーストリア人)



そう言えば、ホーナーお気に入りのリカルドばかりが優遇されてるけど、もしかしてこの件が角田にも影響してるのか!?





個人的には、この手の権力争いは「勝手にすれば」なのですが、今やレッドブルはF1の顔ですから、事の成り行き次第ではF1界を揺るがす大事件になります。


既に噂では、

・マルコが解任されたら、フェルスタッペンがレッドブルを去る
・既にマックスはメルセデスと話をしている
・騒動を嫌ってエイドリアン・ニューウェイもレッドブルを去る
・フェラーリがニューウェイ、そしてTDのピエール・ワシェの引き抜きを画策している

という話がありますし。


2026年のパワーユニットでタッグを組む予定のフォードも騒動を嫌っており、もしマックスやニューウェイを失ったら、フォードもレッドブルから離れるかもしれません。


今のところ、ホーナーが不適切行為疑惑を乗り切ったっぽいので、ホーナー派が有利っぽいのですが、ホーナーが残ったところで『そして誰もいなくなった』って事になるかもしれません。


ホーナーの有能さを疑う訳ではありませんが、マックスやニューウェイを失い、PUまで失ったらトップチームでいられないと思いますがねぇ。
Posted at 2024/03/14 23:31:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | F1 | 日記

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「@タケラッタ
って言うか、昨日もそれなりにスマホ使ってたんだが、旧車ネタは表示されるもののポルシェネタは無し…。
あまりにポルシェに乗ってないので、遂にGoogleにもポルシェオーナーと認識されなくなったのか?(T_T)」
何シテル?   04/16 08:30
タケラッタです。 子供の頃からの夢、ポルシェを手にしただけでは飽き足らず、遂にロータスまで買ってしまいました。 実用性はないかもしれないけれど、運転する事自...
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