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タケラッタのブログ一覧

2019年06月06日 イイね!

日本の自動車メーカーの興亡史 その1

昨日のブログで、昔の三菱自動車の事を書いていて、なんだか懐かしくなりました。


三菱自動車以外のメーカーにも栄枯盛衰、さまざまな興亡史があります。


もちろん、いい思い出は、そのメーカーが一番輝いていた時のものですが……


そこで、今回はタケラッタの主観で、各国産メーカーの興亡史をさらっと書いてみようかと思います。








●トヨタ

まず、第一に断わっておくと、私が車に興味を持ったのは 1970年代半ばに起きたスーパーカーブームが切欠です。


なので、真っ先に覚えたトヨタ車は、当然の如くトヨタ2000GTなわけですが……


私の中で一番印象に残っているのはセリカLB(RA25)です。



クーペよりLBなのは、やはりリアのダッグテールがカッコ良かったし、RA25なのは、リアコンビランプがマイナー前の方が好みだったし、そもそもRA35だと衝撃吸収バンパーのイメージがあって好きじゃなかった。


その他のモデルで気に入っていたのは、二代目セリカXX(MA60)、四代目“流面形”セリカ GT-FOUR(ST165)、四代目(国内では二代目)スープラ(JZA80)といったところ。


ああ、AE86もありましたね。この頃のカローラFX(AE82)も好きだったなぁ。



過去ログ トヨタの名車たち も参照ください。




メーカーとしての興亡史ですが、少なくとも私の記憶の中ではトヨタはずっと国内のトップメーカーとして君臨していました。


ピンチと言えば、リーマンショック時の赤字転落や、続いて起きたアメリカから仕掛けられた大規模リコール(所謂トヨタ・バッシング)がありますが、いずれも短期間で乗り越えています。(メーカー側は血の滲むような努力があったと思いますが)


概ね順風満帆と言って良いトヨタの歴史の中で、一番のハイライトは米国でのレクサス導入、初代セルシオ(LS400)ですかね。



LS400は、世界中のプレミアムメーカーに衝撃を与え、特にメルセデスは、レクサス後はコストダウンを意識したり、顧客に迎合した車作りに変化していきました。


メルセデスの車作りにさえ影響を与えたレクサス、及び LS400。


ただ、最新のLSはメルセデスをビビらせるような勢いが無いのが気になります。


世界に影響を与えたと言えば、プリウスの登場も外せません。



1997年、「21世紀に間に合いました」とトヨタ自ら言ったわけですが、実際にライバル各社は20世紀中にトヨタに追随することは出来ませんでした。


1999年にホンダがインサイトを出してるぞ! と言われそうですが、2シーター、アルミボディ、リアホイールスカート採用など、採算度外視、車そのものの実用性も度外視した、燃費スペシャルのコンセプトカー的な車なので、私としてはプリウスのライバルとは認められません。


実際にプリウスのライバル足りえたのは、2009年の二代目インサイトからでしょうから、トヨタは実に12年も先を走っていた事になります。


現在でこそ、世界中の各メーカーからハイブリッド車が発売されていますが、その多くは48Vの所謂マイルド・ハイブリッド……ハイブリッド技術では未だにトヨタに及びません。(ハイブリッド技術でトヨタと勝負できるのはホンダくらいでしょう)


現在、欧米メーカーが軸足をEVにシフトしているのは、ハイブリッド技術ではトヨタに敵わないからとも言えるでしょう。


実際、ディーゼル不正問題が起きるまで、欧州メーカーは環境対策の本命はディーゼル車と公言していました。(自社の技術が劣るハイブリッドを本命とする訳にいかなかった)


ディーゼルが選択肢から消えた時、主戦場をトヨタが技術的優位を保つハイブリッドにするわけにいかない、それが一足飛びにEVにシフトさせたと考えます。


とは言え、国を巻き込んでのEVシフト、トヨタもハイブリッドだけで勝負していくわけにはいかなくなります。


トヨタはEVシフトにどんな回答を出してくるのでしょうか?








●日産

私の中の日産のイメージは『技術の日産』……但し、いい意味ではありません。


技術はあっても、マーケティングが下手くそっていう印象です。


私が車に興味を持ち始めた時は、ちょうど排ガス規制でパワーダウンを余儀なくされていた時期でした。


ライバルのトヨタがDOHCエンジンで性能をアピールしていたのに対して、日産は直6エンジンという構図で、個人的にはメカニズム的にDOHCの方に魅力を感じていました。


また、日産のL型エンジン搭載車はパーツが豊富で改造車のベースに向いていたのでしょうが、当時の改造車にはチバラギ仕様(竹やり&出っ歯)て言うのがあって、私が持つ日産車のイメージを悪くしていました。(今、ネットで「改造車」「チバラギ」で検索すると、後のハイソカーブームによりトヨタ車も多くヒットしますが、当時はケンメリやローレルばかりだった)


日本初のターボエンジンも響かなかった。ベースとなったエンジンが古く、新エンジンの開発が出来ないから、間に合わせでターボチャージャーだけ付けました、としか思えなかったから。


そんな、私が日産に持っていたマイナスイメージを払しょくしたのが“901活動”によって生まれてきた車たちです。


スカイライン(R32)



プリメーラ(P10)



シルビア(S13)



フェアレディZ(Z32)やセド・グロ(Y31)のグランツーリスモも好きだったなぁ。


車好きが思う日産のヴィンテージイヤーはこの辺なんでしょうね。


過去ログ 栄光の日産 もご覧ください。


しかし、この頃は高コスト体質で会社の運営上は問題を抱えていたのでしょう。


901運動で生まれた車たちの後継車作りに軒並み失敗すると、急速に経営は悪化していきます。


一時は2兆円もの負債を抱え倒産寸前まで追い込まれますが、ルノー傘下でゴーン氏の指揮のもとV字回復したのは皆さんもご存じのとおり。


ただ、今の日産は効率ばかり気にしており、儲けの少ない国内市場を軽視していて、売れ筋モデル(軽自動車、ノート、セレナ)以外のラインナップがお寒い限りです。


案外、日産の黄金期は、私が好きではなかったケンメリあたりの頃なのかもしれません。








●ホンダ

今や単独でトヨタと張り合える唯一のメーカーとなったホンダ。


会社としての体力はトヨタの方が一回りも二回りも上ですが、独自路線、自前技術を貫くホンダは、基本的には他メーカーとアライアンスを組まずにやってきました。


そんなホンダが二輪から始まっている事は皆さんご存知の通り。


今でこそ、世界的に有名な自動車メーカーですが、当時の通産省の方針で4輪業界への進出が認められない可能性があったのですから分からないものです。


個人的に3台のホンダ車に乗り継いでいますので、印象に残っている車と言ったら当然それらが候補になる訳ですが、その他の車だと……


二代目プレリュード



この車が、ボレロの旋律に乗せて悠然と走るCMは衝撃的なほどかっこ良かった。




ワンダーシビック



コーダ・トロンカと言われ、流線型(水滴型)の後端を切り落とす手法は空力的に有利であることは知られていましたが、ここまで大胆にスタイリングに生かした例は、ワンダーシビックが初めてでした。


この車のCMも、ルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界 What a Wonderful World」が何とも言えない良い雰囲気がありました。



この頃のホンダのCMは、「ホンダホンダホンダホンダ」と連呼する、マッドネスを起用したシティのCMだったり、ガーシュウィンのサマータイムを森進一に歌わせたアコードのCMとか、素晴らしいものが多かったと思います。




メーカーとしての興亡史で言えば、何と言っても初代シビック。



FF 2BOXという現在の小型車の基本形を採用したのは、VWゴルフよりも先でした。


当時のホンダは、強制空冷エンジン等、凝りに凝ったメカニズムを搭載したホンダ1300が全く売れず、乗用車生産から撤退すると言う噂が出ていたほどでしたから、シビックのヒットは大きかった。


また、この車と、上級車種のアコードがアメリカで認められたからこそ、今のアメリカでのホンダ人気、ひいては今の規模までホンダが大きくなったと言っても過言ではありません。(今でも、アメリカではシビックとアコードが売れ続けています)


国内では、1980年代も良い時期でした。(上で取り上げた車たちの頃ですね)


当時、F1で最強を誇ったホンダエンジンが呼び込んだF1ブームは、当然、ホンダ車にもスポーティイメージを与えましたし、実際にホンダ車もDOHC、VTECと言ったエンジンを積んだ車はスポーティで、究極のスポーツカー NSXを発売するに至りました。


しかし、アメリカ市場向けにボディの大柄化が進むと、徐々に日本市場にマッチしなくなっていきます。


また、人気車種がスポーティなクーペから、パジェロなどのRV車に移ったことも、手持ちの車が無かったホンダにはマイナスでした。


三菱銀行と関係が深かった事から、三菱自動車との経営統合の噂まで流れました。(当然、三菱自動車による、ホンダの救済です)


この時は、初代オデッセイの登場が、ホンダを危機から救います。



オデッセイ以降も、クリエイティブ・ムーバーと称した車たち(ステップワゴン、CR-V、S-MX)がヒットしますが、セダンやクーペは低迷を続け、インテグラ、プレリュードが消滅し、シビックも一時日本市場から消えるのです。


ホンダは、「軽自動車とミニバンのメーカー」と揶揄された時期がありました。


セダン系が全く売れず、軽とコンパクトカーのフィットを除くと、ステップワゴン、フリード、オデッセイ、ストリームとミニバンばかりでした。


しかし、今では、フィットやステップワゴンにかつての勢いが無く、ストリームはラインナップから消えました。


親父がフィットに乗っていた関係もあり、ホンダディーラーに何度か行きましたが、実際、売れているのはN-BOXばかりでした。



軽ばかり扱っているディーラーで、2000万円を軽く超えるNSXを売るって言うのは無理があるんじゃないかな?


あと、これは私の印象なのですが、最近のホンダはボディデザインが大味過ぎ。


単純な直線基調、意味不明なキャラクターライン、洗練とは程遠いごつい造形は、“ガンダムチック”と揶揄されます。



おおらかなアメリカ人は、このデザインを受け入れてくれますが、欧州では受け入れられません。英国からの撤退は、ブレクジットの影響と言うより、ヨーロッパ市場での販売低迷によるものです。


ハイブリッド、EV、燃料電池車(FCV)と、次世代環境車の開発はトヨタの向こうを張って頑張っていますが、もう少し商品としての車に魅力を持たせないと、また経営危機が訪れるかもしれませんよ?


(その2 につづく)
Posted at 2019/06/06 21:59:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 歴史 | 日記

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