
今までSUVに対しては参入の意思を示してこなかったマクラーレンですが、遂にSUVの開発を始めた様です。
AUTOCAR Japan のWeb記事で、同社初のクロスオーバーを開発中で、2020年代後半に発売する見込み と報じられていました。
まさに『マクラーレン、お前もか』って感じです。
ポルシェがカイエンを市場に投入し、大ヒットしてからというもの、世界中のスポーツカーメーカー、高級車メーカーが SUVをラインナップに加えていきました。
もっともSUVに縁遠いと思われていた フェラーリやロータスからも、近々SUVが発売されます。
これらのメーカーがSUVを生産する理由は、もちろん『儲かるから』です。
スポーツカーの何倍(十何倍?)もの台数売れますし、一台あたりの利益率も高いです。
今までスポーツカー以外は作らないと公言していたマクラーレンでしたが、そろそろ 背に腹は代えられない 状況になったんでしょうかね?(笑)
ただ、これから開発するとなると、ヨーロッパでのエンジン車の販売禁止が見えてきている為、エンジン車という訳にはいきません。
開発中のSUVはハイパーEVになる様です。
うーん、エンジン車禁止して、鬼のようにバッテリーを搭載するEVにする事が、本当にエコなのかねぇ。
バッテリーにはCO2以上に有害な物質を含んでいるだろうに……
そもそも、バッテリー製造時や発電時に発生するCO2排出量を考えた時、現状ではエンジン車のそれを下回るとも思えんのだが。
そして、EVが激増する事で バッテリー製造に必要なレアメタル等の材料の方が、石油よりも先に枯渇するかも……
あとは、EV車が発火した時の消火し難さや、そもそもそれだけの数のEVに供給出来る発電能力(及び、送電能力)など、技術的な問題解決も出来ていない気がする。
EVって、車そのものが「ちゃんと動くモノが出來ました!」っていうだけじゃダメなのにねぇ。
EVに舵を切ったEUは、いち早く充電出力を800Vに対応する等、着々とインフラを整えている様に見えるけど、ウクライナ問題等でエネルギー事情がヤバい事になってませんでしたっけ?
EV化を推進する事で、結果的に普通の生活まで破綻しちゃいませんか?
ドラスティックな変更は、失敗した時に取り返しがつかない事になるんだけどねぇ。
「やっぱ、エンジン車は無くせないわ」ってなった時、欧州勢は「もう、ウチはエンジン技術を捨てちゃいました」って事になってるかもよ?
ホントにこのままEVに突き進んで大丈夫なんですかねぇ。
あれっ、きょうのブログのテーマって何だったっけ?(爆)
Posted at 2022/06/16 12:20:45 | |
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