昨日ブログに書いたWRXコンセプト。
これが実際に市販車になる事を考えてみました。
まずWRXコンセプトをニューヨークショーで発表した事。
これは北米もWRXのようなハイパフォーマンスカーの重要なマーケットである事を示しているのだと思います。
また北米ではセダンタイプが主流である事も重要です。
WRXコンセプトはセダンタイプで発表されましたが、北米だったからとも言えます。
もしかしたら現行のGR/GVのように、ハッチバック/セダン両方有るかも?
これはスバルのラリーに対する考え方もあるでしょう。
ワークスは撤退したものの、いまだにスバルユーザーへの支援は続けています。
もしこれまで通りのスタンスでラリーに関係を持つなら、コンパクトなHBも残すのではないか?
(写真のようにリアがコンパクトならHBに拘る事もないけど、G4ベースじゃ大きいですよね)
次にエンジンです。
今回のニューヨークショーでは、搭載エンジンには触れられていません。
ボンネットのエアインテークの存在はターボである事の証ではありますが、では何が積まれるのか?
EJ系はおそらく無いでしょう。他のスバル車がFA/FBに置き換わっているのにEJを残す理由が考えられない。
スバルにあるのは既に販売されている2.0DITと、2011の東京モーターショーで発表された1.6直噴ターボ(DIT)です。
まず海外を考えます。欧米で売られているGR/GVはMT/AT共に2.5L(EJ25)です。
いくらダウンサイジング・ターボが流行っているとは言っても、2.5Lから1.6Lは受け入れられないでしょう。
EJ25が2.0DITに置き換わると考えるのが自然です。(スペック的にも300ps出てますからね)
2.0DITとMT、ちょっと興味がありますね。
難しいのは国内です。
輸出用と同じ2.0DIT? しかし、それでは1.6DITを載せる車がありません。
S-GTのような車に搭載するのなら未だに搭載されない理由がありません。
(現に販売の現場では、WRX程ではないスポーティなインプレッサを望むお客様に勧める車がないと嘆いています)
やはり、国内はMTがEJ20から1.6DIT、AT(CVT)がEJ25から2.0DITではないでしょうか。
前述の通りダウンサイジング・ターボが流行っているとは言え、1.6DITで現行のEJ20並みのパフォーマンスが引き出せるか? 何しろ今のEJ20は極限まで煮詰められた珠玉のユニットです。
次期WRXがエンジンのダウンサイジングに合わせて軽くなるなら別ですが、安全基準等を考えるとそれも期待できそうにありません。
私が出した結論は、MT乗りなら現行GR/GVを買う、AT乗りなら次期WRX(2.0DIT+リニアトロニック)を待つ、です。
番外編で、私的に考えた夢のラインアップです。
WRX:MT 2.0DIT(MT用に高回転型にチューン)
:AT 2.0DIT+リニアトロニック
そしてWRXよりもコンパクトな車(VWポロのような車)に1.6DITを搭載、WRCに復帰!
まー、いまのスバルに全く新しい車を開発する余力は無いですよねー。
Posted at 2013/03/30 22:01:12 | |
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