先日のブログで話題にした、アルファ・ロメオ 4C スパイダーの話を聞きに、アルファ・ロメオのディーラーに行ってきました。
アルファ・ロメオと言っても、MITOやジュリエッタと違い、4Cは高額な車、実車は無いだろうと思っていたのですが、なんと展示場には4C、それもスパイダーが鎮座しておりました。
アルファ・ロメオのディーラーと言っても、正確にはフィアット/アルファ・ロメオのディーラーであり、展示場にはフィアット500なども一緒に展示されております。
そこに 4C スパイダーがあると、一種別次元の車ですね。
さすがに4Cの試乗車はありませんでしたが、丁度、初回点検に来ていたお客さんの4Cが作業場にあったので、エンジン音を聞かせてもらいました。
WEBの記事で「爆音」だの「直菅」だの言われていましたが、火の入った1750ccターボエンジンのアイドリング音は想像より静かでした。セールス担当にそう言うと「これが静かですか?」と言われ驚かれました。ちょっとハードルを上げ過ぎていたのかもしれません。
しかし、ちょっと吹かしてもらったら、「爆音」だの「直菅」だの言われていた事を理解しました。
この音量じゃ、もし購入しても、御近所さん、とりわけ借りているガレージの大家さんに迷惑が掛かりそうだな。
それほどの爆音でした。
さて、展示場内に戻って4C スパイダーの運転席に座ってみます。
んー、後方視界はミニマム、特に斜め後方は何も見えません。
70~80年代のスーパーカーを髣髴させるトンネルバックはスタイリングとしては美しいのですが、肝心のオープンにした時の開放感という意味で言うとイマイチですね。
一方でソフトトップを装着した時のスタイリングは…リアのルーフラインが完全に残っているのでスタイリング上は変化はありません。本当に屋根の部分のみが取り外せるだけです。
この辺は、ホンダのS660と似てますかね。
S660と似ていると言えば、ラゲッジスペースの狭さ。
S660と違い、ラゲッジスペースはリアにあるのですが、ここに取り外したソフトトップを格納すると只でさえ狭いラゲッジスペースが半分くらいソフトトップに占領され、収納スペースは一段と狭くなります。
よく比較されるポルシェのボクスターは後ろだけではなくフロント部にもラゲッジスペースがありますが、4C スパイダーはというと、実はフロントは開きません。フロントフードではなく、フェンダーなどと同じ単なるボディパネルです。
いやー、走りに関係ない物は徹底的に省略したという理由がわかりました。
実用性は限りなく低いですね。
オープンカーが欲しい! で始まった 4C スパイダーの商談だけど、なんだかS660でもいいような気がしてきた。
明日は、ホンダカーズに行ってみるかなー。(汗)
Posted at 2016/05/28 23:25:54 | |
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アルファ・ロメオ | 日記