みんカラの名前の由来は「みんなのカーライフ」ですので、もちろん、その殆どは車ネタなのですが、時たま オーディオの事を書いているブログを見かけます。
それだけ、オーディオに凝っている方が多いという事でしょう。
お知り合いの中には、オーディオルームに対し「ここにはポルシェ1台分が掛かってる」なんて人も……
しかし、私はオーディオについてはからっきし分かっておらず、耳も肥えていないので、「オーディオなんて、音が聞こえていればいい」と思っておりました。
音に拘りは無いのですが、1つだけ満足できていない事がありました。
それが、964のオーディオでした。
964購入時についていたオーディオがコレ。
何度かブログネタにしていますが、クラシックな雰囲気の964のインテリアの中ではそこだけ浮いた感じだったのですよ。(964に装着された状態の写真は撮っていませんでした)
一時、964の純正オーディオの戻そうか…なんて考えた事もありますが、さすがに今どきカセットデッキじゃないだろう と思ってやめました。(ほぼ機能しないにも拘らず、入手しようとするとかなり高価でしたし)
同じ様に考えるクラシックポルシェオーナーが多いのか、ポルシェAGが「PCCM」を出しましたが、こちらは20万円オーバー!
さらには、1DINサイズの製品の為、ディスプレイオーディオなのに、画面サイズが3.5インチ。
まぁ、現実的じゃないですね。
もはや、ネタにしかならない感じの「PCCM」でしたが、このネタでブログを書いた事で未来が開けました。
みん友の
550 ブルー ルマン さんが「これよりも、VDOの5万の物が良いと思います」というコメントをくれたのです。
「VDOのオーディオ?」
よく分からなかったので、ググってみたところ、ヒットしたのがこちらでした。
「コンチネンタル? VDOじゃないけど、何故ヒットした?」
さらにググってみると、コンチネンタルがVDOを買収してたんですね。
ネット上でも “シックでクラシック” なデザインで、旧車オーナー、特に空冷ポルシェオーナーに支持されている模様。
それもその筈、VDOは964のメーター類も作っていたメーカーですからね!
うん、なんか良さそう。
上記の TR7412UB-OR(税別 39,800円) 以外にも、CD付きの TR7416UB-OR(税別 49,800円) もあります。(550 ブルー ルマンが仰っていた「VDOの5万の物」は、CD付きのTR7416の方かな?)
まあ、CDで聞く事は無さそうなので、TR7412で十分でしょう。
本格的にオーディオ交換を考え始めましたが、「どうせ交換するなら、もう少し音質を良くしたい」とも考える様になりました。
音質の違いなんて分からない私にでも、964の音質はちょっと……って感じていたんです。
ただ、オーディオのグレードアップを誰に相談すればいいのか分からなかったんですよねー。
お知り合いの中にオーディオに詳しい人はいるのですが、その手の人に質問したら拘り捲りのアドバイスが来そうで……。
車で言う ”ライトチューニング” 位の施工をしたいんだけどなー。
そんな事をクレフで話していたら「ウチでも出来ますよ」だって。
えっ、オーディオ関係も守備範囲何ですかっ!?(ポルシェに関わるものは何でもありなのかっ)
事前の打ち合わせでは、オーディオそのものは見た目重視でコンチのTR7412、音質に関しては「スピーカーが劣化しているかもしれない」という事で実車を見てから判断しましょうという事になりました。
「ちなみに、今、どんな音がしてるんですか?」
という事で、(普段は窓を開けて空冷サウンドしか聞いていなかった為)久々にオーディオのスイッチをONしてみたところ……
「……まともな音、してません?」
「してますね」
聞くに堪えないと思っていた964のスピーカーから、結構まともな音がしてました。(汗)
もしかしたら、ジュリアのオーディオとの落差が激しくて『聞くに堪えない』と思っちゃったのかも……。(ちなみに、ジュリアにはオプションのハーマンカードン・オーディオシステムが付いてます)
結局、本日の作業は、オーディオの入れ替えだけとなりました。(汗)
大山鳴動してなんとやらって感じでしたが、インテリアは964の雰囲気にジャストフィットな感じになりました。
電源ONした時は、液晶部がアンバーにライトアップされ、ちょっと純正オーディオっぽい雰囲気もあります。
今回のオーディオ交換は、大満足な結果となりました。
音質は……まぁ ハーマンカードンまではいきませんがね。(汗)