今回のブログは、おふざけ無しです。
2/25にも
ロシアのウクライナへの侵攻についてブログに書きましたが、事態はさらに深刻になっています。
独立国家への侵攻だけでもとんでもない事なのに、プーチンが主張するような『軍事施設への攻撃のみに限定』されてはおらず、市街地にも着弾しています。
もう、“侵攻”ではなく、“侵略”、“殺戮” です。
カメラは、ロシアが仕掛けた侵略戦争を世界中に伝えています。
今や、世界中がロシアを非難しています。
その一方で、世界中でウクライナの平和を願い、反戦を訴えるデモや、ウクライナへの支援の声が広がっています。
楽天・三木谷浩史会長が ウクライナに10億円寄付した っていうニュースもありましたね。
ウクライナへの支援……いい事だとは思います。
こういう子供の姿を見ると胸が締め付けられますから。
ただね、お金を寄付しても 問題は解決しないんですよ。
“ウクライナ”、“支援” でネットで検索すると、「もっと多くの武器供与を」なんて記事がヒットしたりします。
確かに、軍事力で圧倒的な差があるウクライナが ロシア軍に善戦しており、「もっと多くの武器供与」が有れば、ロシア軍を一時的に押し返す事も出来るかもしれません。
しかし、その事(支援)によって より多くの血が流れる事にもなってしまいます。
「死にたくない」という この子の命を守る事は出来るかもしれないけど、もしかしたら、この子の父親はこの子を守るために、外国から供与された銃を取って戦い、そして命を落とすかもしれない。
助かった子供も、結局、お父さんの死を目の当たりにして涙する事になったりしないか?
綺麗事を言っている事は分かってるのですが、その一方で 軍事大国であるロシアを相手に戦うという事は、相当の犠牲が発生する事でもあります。
何しろ、ロシアという国は かつての超大国 ソ連であり、軍事力は今でもアメリカに次ぐ大国ですから。
しかし、経済力で考えたら、ロシアはそれほど強力な国ではありません。
経済的にロシアを締め付ける事の方が、直接的な対抗手段である武器を供与するより効果的なのでは?
10億円の寄付も素晴らしい事だとは思いますが、企業の経営者なら「ロシアとは一切の取引を行わない」と宣言する事の方が効果的なのでは? と思ってしまいました。
もちろん、楽天一社がロシアとの取引を行わないと言ったところで、状況は殆ど変わらないでしょう。
しかし、世界中の全ての企業がロシアとの一切の取引をやめてしまえば、ロシアはあっという間に干上がってしまうんじゃないですかね。
国としてロシアに対抗したら、プーチンはその国に対して核を使うかもしれませんが、企業が取引を止める事に対しては、プーチンも対抗手段が無い筈です。
まぁ、そうは言っても、ウクライナに侵攻したら欧米が経済制裁してくる事はプーチンだって想定していたでしょう。
だから、プーチンが想定していなかったくらい、経済的に完全に遮断するくらいの事が出来ないとダメなんでしょうけど。
とにかく、手段は何でもいいのです。
この子たちに、早く平穏な日々がやって来ますように。
Posted at 2022/03/01 01:51:53 | |
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