Ｊ二郎のブログ一覧

ＭＭＭ(トリプルエム)と読みます



ＭＧの黄金期の車達の総称です！
ＭＧ乗りでも知らない人が多数います。
このみんカラの、旧車乗りやクラシックカー好きの人達は、初めて耳にするのでは…




１９２１年、セシル・キンバーがモーリス・ガレージに支配人として入社。
モーリスのＯＨＶエンジン搭載のスペシャルモデルを精力的に世に送り出していました。

１９２８年、モーリス・ガレージを離れ、独立会社Ｍ.Ｇ．Ｃａｒ.Ｃｏ．を設立
８／３３ Ｍタイプ・ミジェットを発表
その後、４気筒・６気筒のＯＨＣエンジン搭載の高性能レーシングカー＆スポーツカーを発売。

１９３５年、レース活動に資金を使い赤字となり、独立会社Ｍ.Ｇ．Ｃａｒ Ｃｏ．は元のモーリス社の傘下に入り、レース活動は中止となる。


１９３６年、ＭＧの名称は残るものの、既成の安価なモーリス社のＯＨＶエンジンのコンポーネンツを使用。
Ｔシリーズと云う、普通の車に成り下がり、ＭＧの黄金時代は終わりました。



ＭＭＭとは、この１９２９年～１９３６年までの僅か６年余りの期間に生産されたＯＨＣエンジンを持つＭＧを指す代名詞です。
Ｍｉｄｇｅｔ、Ｍａｇｎａ、Ｍａｇｎｅｔｔｅの頭文字を取ったもので、総生産台数は１００００台も有りました。




４気筒モデルがＭｉｄｇｅｔ
６気筒モデルがＭａｇｎｅｔｔｅとＭａｇｎａ
一番有名なところでは、Ｋ３・マグネットの名前はみなさんご存知でしょう。
写真の紺色はＭタイプ・ミジェットで緑色はＪ２・ミジェット



イギリス・オーストラリア・アメリカではＭＭＭの熱狂的ファンが多数存在し、ＭＧカークラブの中核と成っています。

残念ながら日本ではＭＭＭに対する認識が低く、大多数の人は「戦前車」と言うだけで敬遠してしまいます。




octagongarage

今年と去年、２年連続で木っ端で小海、不参加でした。

ドライバーでも、ナビでも、サポートカーでも、スタッフでも、ず～と２０年以上も何かしら行っていたのに…！

Ｊ２がブガティークに入庫しっぱなしで動かしてないからだな。
やっぱり車に常に手元に置いておかねば、行動がおっくうになりますね。

私自身、ロータス７に憧れ、先ずは新車のスーパー７のレプリカから入り本物のロータス７を買おうと、二十歳の頃ウエストフィールドを買いました。

この日記は『善意のレプリカ』を否定するモノでは有りません！



ただこのみんカラの人達の日記を読んでいて、みんなどこからどう見てもレプリカでしかないのに本物を初めて見たような喜びよう！
私が携帯の画面からでさへレプリカに認識出来るのだから、まさか目の前で見て触って音を聞いて、本物とレプリカの区別が付かない訳はなかろう？
ならレプリカであの感動なのか？


ロータス・スーパー７

ポルシェ・３５６

ポルシェ・５５０スパイダー

シェルビー・コブラ

フォード・ＧＴー４０

フェラーリ・Ｐ３/Ｐ４

ランチャ・ストラトス

…ｅｔｃ



これらの生産終了した車達のレプリカメーカーは、騙そうとして車を生産しているのではなく、これら文化遺産を手軽に接してほしいからというオマージュだと思っています。



ケイターハム

バーキン

ウエストフィールド

コンテンポラリー

ＥＲＡ

ベック

ノーブル

…ｅｔｃ



これらのレプリカを見て喜んで感動している人達は、レプリカと知ってて感動しているのだろうな☆

ある日曜日、行きは電車で(飲む予定だったので)、帰りは同じ方向の車に乗せてもらいました。
高速は事故渋滞でしたのでその先まで一般道を走り、高速に乗ったのですが暫く走ると自然渋滞３５ｋｍ！

自宅まで５時間くらいはかかったのだろうか？


私は高校生の頃から腰痛持ちで、俗に言う椎間板ヘルニアである。

国産車に乗るとてきめんに痛くなる！
特に豊田や日産の高級車と呼ばれる車はタチが悪い、１時間か２時間も乗っていれば腰が痛くなり、ごそごそ座り直したり椅子を調整し直すが結局ダメである。

そんな私が何時間座っていても痛くならない車が幾つか在った。
残念ながら、今足車に使っているメルセデスベンツは５時間は保たなかった。
私はそんなに多くの車は所有してきてはいないし、友人の車といっても数に限りがあるのだが、今回初めてプジョーの助手席に乗りました。

シトロエンのシートは乗り心地と合わせて最高に良かった。
ルノーのシートも良かったねぇ。
現代のフランス車のシートが良いのは世界の常識だが、プジョーが一番良いかも知れない！


さて、フランス車でも私が乗った事のある旧車はどうだろう？
ブガッティー、パナール、サルムソン、ラリー、アルピーヌ、マトラ、シトロエン、ルノー達は楽しすぎてアドレナリン出まくりで腰痛の事など忘れてしまうのであった(笑)

当日、鈴鹿には行かなかったのだが友人がFを走らせたというので、「買ったの？」と思ったらこのイベントに併せて以前より所有の車両を日本にモデナから持ち込んだとの事。
数年前に購入したとの噂は聞いていたのだが、モデナの本社に置いてあり、ヨーロッパのサーキットしか走らないので現物は見た事が無かったのだが、またすぐにモデナに送り返すまで自宅のガレージに置いてあるという話を聞き込んだ。
早速、飛行機に載せる前に、日本の彼のガレージに遊びに行きました。(日本のガレージという処が凄いでしょ)



『 F2005 』



オーナー自らの細部の説明、ヨーロッパのクラシックス・Ｆ１の詳細・・・ｅｔｃ
実物は見て触ってみなければ、驚きの発見がいっぱいである。



これはこれで素晴らしいのだが、


他にも目移りしてしまうクラシックカーが揃っていたのだが、本命のお目当てのクラシックカーが置いてなくてがっかり
その車の名前は明かせないが、今某国だそうで、ペブルビーチコレクションやビィラデステ等のイベントにしか出さないそうで、走る勇姿は見れそうにないね。

車好きにとっては至福の一日でした。

写真は個人宅の為、有りません！