
開発の途上でデザインの変更の話が持ち上がった。
「Nikon F3」のデザインをイタリアの著名
なインダストリアルデザイナー、
ジュージアーロ(Giorgetto GIUGIARO)に
委託したので、この「EM」も同様に彼に
デザインしてもらおう......というのである。
開発当初の「EM」のボディは、ファインダーの
ペンタ部や前面のエプロン下部がもっとスリム
であった。ジュージアーロのデザインに従ってそれらを修正し……云々
コイツをはじめて見たのは、小学校の3年の冬にスキー場に家族で泊まりに
行ったときだった。
確かに幼少の頃から機械好き(正確に言えばメカ的な物が好き)だったオイラが
今でも鮮明にその風景が思い浮かぶほどこのEMを覚えているのは、
当時は洗練されたデザインだったからだ。なのか?
確かに身の回りにはカメラを肩から提げた人たちが沢山いた。が、このEMの持つ
独特なレンズとのバランス感、フルマニュアルカメラから比べるとシンプルにも見えた
ダイヤル類の絶妙なカンジそれがみょーに記憶に残っていたんだと思う。
久しぶりにコイツを手にすることが出来ると思うと正直に嬉しく思う。
さ~てコイツに似合うレンズ、探そっと。
Posted at 2006/12/11 00:32:37 | |
トラックバック(0) | 趣味