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2012年04月19日 イイね!

中国クルマ・交通事情(交通マナー 編)

中国クルマ・交通事情(交通マナー 編)公共の交通機関を後継いで、上海の町中を徒歩で歩き出すと、まず初めての人は日本との交通マナーの格差に驚くであろう。








・建前は歩行者優先であるが、実態は完全な車優先
・市内はクラクションの音が絶えず鳴り響いている(五月蠅すぎ!)
・スクーターはほとんどが電動(音がしないので背後からくると超危険)
 ※ 写真
・譲り合いの精神は皆無
・明らかな整備不良車が平気で公道を走る(オイルが燃料と混じっている)
・排ガスがすごい(排ガス規制が無い?)
・車が汚い(高級車も汚いので高級に見えない)

まだまだあるが、ざっとこんなもんだ。私も初めて上海に行ったときは、車やバイクに幾度となく轢かれそうになり危ない思いをしが、現地人からすれば普通のことなのだろうけど。。。
日本であれば、歩行者優先で横断歩道のみならず歩行者が歩いていれば、車は停止あるいは徐行して歩行者の安全を最優先にするが、中国は違う、歩行者がいようものなら、まずクラクションだ。歩行者が気が付いて道を譲るなりして車の進路を空けない限り、MAXでクラクションを鳴らし続ける。むろん横断歩道などあってないようなもので、全く信用できるような代物ではない。
北米と同じで、赤信号でも右折(日本でいうところの左折)してもよいので、歩行者が横断歩道を歩いていても車がクラクションを鳴らしながらバンバンと突っ込んでくる。北米と違うところは、歩行者の安全を優先した上で右折してもよいというところが中国では完全に抜けている。
現地人に、中国は車優先社会なのか?と聞くと、そうではなくやはり歩行者優先だと言い張っている。その優先とは万が一にも人を轢いてしまった場合は、車が悪くなるという意味での「優先」であり、マナーという観点ではない。
昨年、中国のニースで、車が歩行者を轢き、驚いたことにこの車は、歩行者を救助活動をするどころか、戻って再度轢いて殺してしまったというのをご存じの方もいるだろう。事件の背景は、大きな怪我を負わせ障害でも残ろうものなら、経済的に一生被害者の面倒を見る必要があるが、死んでしまえば一度償えばそれで済むので、殺したというものだ。現地人に聞くと中国では良くある事だそうだ。もっとも、こういたことには裏と表が常に存在しており、賠償金目当てに、車に当たりをする「歩行者の当たり屋」がいるのも事実だ。

車と歩行者に限らず、車と車でも全く譲り合うようなことはなく、車の頭1/3が入る隙間があれば割り込んでくる。とにかく上海のドライバーは隙間があればレーンチェンジをすかさずする。そこで、割り込まれた方はまたクラクションで、とにかく四六時中五月蠅い。
丁度、日本でいう渋滞中の高速道路でやたらレーンチェンジをする輩がいるが、これを一部のドライバーではなく多くのドライバーがそういうことをするものだから、酷いものだ。しかも、渋滞中の道路でなくてもこれをするものだから危ない上に、交通効率もよくない。上海市内の渋滞の原因の何割かは、間違いなくこれが原因だ。
自ら渋滞を引き起こし、マナーの悪さから更に渋滞を悪化させている。完全に負のスパイラルに陥っている。なんで、中国人はこんな簡単なことが分からないのか理解に苦しむ。実際は、わかっているのかもしれないが、止められないってところが、中国人なのであろう。「自分優先」の完全個人主義である。
それでも、このようなクラクションや無理な割込で、日本では間違いなくケンカになるケースが、こちらでは日常的に普通のことなのでケンカには決してならない。
よくケンカにならないね?現地人に聞くと、「やり過ぎるとケンカになる」と答えたが、やり過ぎのラインがどこにあるのかが全く想像できない。完全に日本人の考えるラインは超えている。

渋滞、整備不良、排ガス規制の甘さ、大排気量を好む国民性(見栄)、これらの要素が混じり合い、上海で青空を見ることは滅多にない。晴れて、日差しがあるのに空を見上げると、どんより曇っている。
これが雲ではなく大気汚染のスモッグである。田舎育ちの田舎大好き人間の私からすれば、こんなところに住めたものではないという率直な感想だ。
ついでに言っておくが、水道水は完全にアウトだ。世界的に見て、日本の水道水の質が高いということを勘案しても、上海の水道水の質の低さには驚く。見た目からして黄色く濁っている、そして薬品の臭いがして気持ち悪いし、飲むどころか、シャワーや風呂に使うのさえ躊躇するぐらいだ。現地人でさえも、水道水は飲まず蒸留水かミネラルウォーターを利用している。
それでも、経済的弱者は、水道水を飲まざるを得ないが、一応は沸騰させてから利用しているとは聞いているが、そういった問題ではない。ばい菌ではなく科学物質なので煮沸の意味はあまりない。
今や、世界第2位の経済大国となった中国ではあるが、衛生・環境面でのインフラ整備はまだまだといったところだ。更にいうと、急速に経済成長を遂げたものだから、国民の意識が経済の成長が追いついていってないのだろう。なので国もその辺はいい加減だ。

(追伸)
本編とは、関係ないが。。。
昨今の尖閣問題でも中国政府の言い分は完全に論路崩壊している。にも関わらず自国の言い分を根拠もなく平然と「正しい」と言い張れる、それもまた中国である。私は、右か左かと言えば右よりな考え方の人間であるが、説明が論理的かどうかはニュートラルに判断できると思っている。中国政府の論理は、論理ですらない。幼児の駄々と同じレベルだ。
Posted at 2012/04/19 10:16:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | 中国クルマ・交通事情 | 日記
2012年04月06日 イイね!

中国クルマ・交通事情(地下鉄 編)

中国クルマ・交通事情(地下鉄 編)浦東空港からリニアモータカーの終着駅である龍陽路に10分足らずで着く。そこから、大概の人はタクシーに乗り継いで最終目的地まで向ことになるが、地下鉄を利用することも可能だ。地下鉄の龍陽路駅からは、2号線と7号線が通っている。上海の地下鉄は、すべて○号線というよに、路線別にすべて数値で表されており、日本の地下鉄のように、東西線、大江戸線、有楽町線というような名称表記ではないので、現地人でなくても分かりやすい。パリの地下鉄も同じく数値表示なので分かりやすかった覚えがあるが、逆に日本がわけのわからん名前で分かり辛いのかもしれない。

地下鉄に乗るためには自動券売機で乗車券(切符)を買うのだが、実際に購入するのはSuicaのようなプラスチックのカードで、Suicaと同じく非接触型ICチップ入りだ、それを乗車駅の改札でタッチし、降車駅の改札では、タッチでなくて回収口にカードを通すと回収される仕組みだ。
自動券売機は日本の電車と同じで、タッチパネル式であるが、非常に感度が悪いうえに、システムの反応も鈍い。おそらく組込型の専用OSを使っているのではなく、ベースOSにLinuxか何かを利用し、その上にアプリケーションを乗せているので、こんなに鈍くさいシステムなのだろう。
購入の仕方も日本とは多少異なり、先ず路線を選ぶ、そうすると路線図が表示されるので、行きたい駅をタッチと、投入金額が出るので、お金を投入すると、乗車券が出てくる仕組みだ。
もっとも現地人は皆、日本のSuicaのようなプリペイド式カードを利用しているので、自動販売機を利用する人はそんなに多くはない。このカードでバス、地下鉄の他タクシーも乗れてしまうところが、日本のSuicaとは違う。これも日本と違って中国はタクシー料金が安いのでなせる技だと思う。
地下鉄はの料金は日本と同じ距離により、違うが驚きはその料金で3元〜7元(40円〜90円)でかなり安い。それでも中国の人は高いという、私は乗ったことはないが一番安い乗り物はバスとのことだ。

地下鉄に乗る際(改札を通る前)には、荷物のX線検査を受ける必要がある。と言ってもこの検査、中国らしく、はっきり言ってザルであり、まったくセキュリティチェックになっていない。よくルールが分からないのだが、女性の持つショルダーバッグくらいなら通さないでいいらしい。キャリーバッグやボストンバッグのような大きなものは、合図されるので通す必要があると思われる。
「思われる」と言うのは、X線検査を無視して通過しても止められないし、怒られない。私も、最初はきちんと通していたのだが、現地人が無視して通過しているのを見て、チャレンジしてみたら、通過できた。一応、X線を通すように合図されるが、無視して通過しても何も言われない。地下鉄の従業員は、皆やる気ゼロである。セキュリティというより人材教育が行き届いていないので、事故(人災)が起こっても不思議ではない。
それでも上海万博開催中はさすがに、チェックが厳しく無視できなかったし、ボディチェックまでもあった。このときは地下鉄の従業員も一生懸命だったようだが、長続きしないところもまた中国人なのかもしれない。あるいは、「ちゃんとやってますよ」というよいうな世界へのアピールが好きなのだ。先の「リニアモータカー」編で書き忘れたが、リニアでももちろん荷物のX線検査はあり、こちらはきちんとチェックされる。
そもそも、地下鉄にX線検査がいるのか?と言ったところではあるが、何かお国事情があるのかもしれない。日本の地下鉄で同じことしたら、人の大渋滞ができて会社に毎日遅刻してしまう。

やっと?ホームまで行き着くと電車を待つことになるが、ホームと線路とは飛び込み防止のため完全に透明の板で隔離されており、電車が到着するまで扉は開かない仕組みで基本的に日本と一緒だ。



電車を待つ人々は、世界的に有名ではあるが、もちろん並んでいない。中国人には基本的に並ぶ習慣が無い。並ばざるを得ない状況においても、隙あらば前の人を抜かしてやろうと思っている。並ばざるを得ない状況とは、例えば上海万博のパビリオン見学の場合などがそうだ。それ以外は、並ばない。ホテルのカウンターでもコンビニのレジでもトイレでもとにかく並ばない。
実際、万博中にメディアで長蛇の列を見た人も多いだろう、4〜5列で一応は並んではいるように映像的には見えただろうが、実はそうではない。列の中では我先にと熾烈な競争が繰り広げられている。体が入る隙間があれば、前に前にと追い越してどんどん前に行こうとする。不思議と順番を抜かされた方も文句を言わない。もっとも抜かされた方も、抜かす立場の人間なので、お互い様なのかもしれない。それでも、炎天下の中4、5時間も並ぶと、さすがに皆かなり苛立ち、小競り合いは存在する。
これも、別の機会に紹介するが、車(運転マナー)もまったく同じ事が言え、上海市の渋滞を引き起こす原因の何割かは、この国民性にあると私は思う。

さて、電車が到着すると、降りる人が優先で、その後乗車する人が並んでいる順番に乗るのが、日本の常識だが、中国は違う。ドアが開いたとたんに降りる人も乗る人も一斉に行動する。これが当たり前なので、逆にいうと日本の様に、乗降時にお互いの肩と肩がぶつかって喧嘩になるなんてことはない。
車内の雰囲気は、一見日本と変わらないが、またマナーの話しになるが、年寄りだろうと病人だろうと、現地人は絶体に席を譲らない。一度、私が老婆に席を譲ったら、譲られる方も「あ、席が空いた」くらいの感覚で座りこんで「謝謝(ありがとう)」とは言わない。周りの人たちは、「なんでこいつ急にたってんの?」くらいの目でみられる。
車内に座っている間は、若者たちは皆、日本人と一緒で携帯電話やスマートフォンをいじっている。ときより、ものすごくでかい声で電話で話をしている現地人がいる。日本人から見ると、バカなんじゃないかと思うくらい大声で話している。そんなに、携帯の性能が悪い訳もなく、何で大声で話すのかが摩訶不思議だ。声がでかいのもまた中国人の特徴だ。

日本人はそのマナーの悪さに最初は苛立ちを感じるだろうが、デファクトスタンダードという事は抜きにして、ここは中国、中国のルールだと思えば慣れてくる。慣れないこともあるが。。。。。
汚い話しで申し訳ないが、中国ではトイレで使った紙を流さず、備え付けのゴミ箱に入れる。女性もそうだが、「大」を拭いた紙も流さない。。。。。これには訳があり、中国で売っている一般のトイレットーペーパーは品質が低く水に溶けないため、トイレの配管を詰まらせてしまう。そうすると、もっとおぞましいことになるので流さないのがエチケットなのだ。もっともこれは中国に限らず、発展途上国ではよく見られることだ。
これは、最後まで慣れなかった。長らく中国に行っていたが、ホテルの自室のトイレ以外で「大」を足したことは一度もなかった。4〜5星ホテルでは紙は一応流しても大丈夫みたいだ。
日本の観光地で特に中国人に手を焼く一つが、このトイレットペーパー問題だ。そのまま中国での習慣を日本で実行するので、たまったものではない。観光地のトイレでは「トイレットペーパーは流してね!」と中国語で張り紙がしてあったりする。

諺に「郷に入れば郷に従え」とあるが、世界に出て、その国の習慣や文化を理解して順応しようとするのが、日本人なら、まったく逆なのが中国人だ。とにかく徹底した個人主義で我が強い。これを図々しいととるもバイタリティがあると取るも表裏一体なのかもしれない。

P.S.
これは、現地の女性に聞いた話だが、中国では痴漢が存在しないそうだ。日本の電車では何故大勢?痴漢がいるのが理解できない、日本の女性は何故、黙って痴漢されてしまうのかが理解できないらしい。
中国では、仮に痴漢が存在し、触ろうものなら即刻大声で怒鳴られ、張り倒されるだろうとのこと。
Posted at 2012/04/06 09:42:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | 中国クルマ・交通事情 | 日記
2012年04月03日 イイね!

中国クルマ・交通事情(リニアモーターカー 編)

中国クルマ・交通事情(リニアモーターカー 編)上海に着き、空港から都市の中心にまでの移動手段は、タクシー、バス、地下鉄等がある。これらの話しは、またそれぞれのテーマの際に取り上げようと思う。今回は、上海の浦東国際空港から乗ることができる「リニアモータカー」を取り上げる。
リニアモータカーと聞いて、「え?日本でも試験走行段階のものが、中国で実用運行されているの?」と驚く人もいるかもしれないが、中国ではすでに実用運行(客を乗せてお金を取ってる)されているのだ。
中国では「磁浮列車」(実際は中国漢字)と書き、浦東国際空港から龍陽路駅までの間を約10分弱で結ぶ。料金は50元であるが、航空チケットを見せれば40元に割引される。1元13円として、520円程度でリニアに乗れてしまう。それでも、中国の現地人にすれば、とても高いので、リニアを利用するのは外国人もしくは、観光やビジネスで空港を利用する中流以上の中国人だろう。仮に同じ区間を地下鉄で移動すれば、5元程度なので、どれだけリニアが高いかがわかると思う。

写真は、リニアの車内に表示される速度計だが、301km/hを示している。

「なぁ〜んだ、新幹線と変わらないじゃん」

とバカにしているあなた、とんでもない。430km/h出る。私も2回ほど430km/hを体験したが、無茶苦茶怖い。外の景色はまさに、映像の早送り状態だ。このまま、事故が起きたら車体は木っ端微塵で即死は間違いないだろうと思うと、非常に怖い。もっとも、300km/hでも即死は間違いないが。
何がそうさせているかというと、私が「2回ほど体験した」というところにミソがある。
開通当初は430km/hで運行していたのだが、一度、火を噴いて燃えたことがあり、それからは301km/hで安全?運行をしている。
昨年、中国での新幹線や地下鉄事故が相次いで報道されたが、その前にすでにリニアの噴火事故を起こしている。幸い死傷者はいなかったようだが、一歩間違えれば上客全員死んでもおかしくない。いや、絶体に死ぬ。まったく、教訓を活かそうとしない国民性というか中国政府には閉口してしまう。

で、私も何度も利用しているうち、2回だけというのはそういう訳だ、それもまた恐ろしいことに、事故前に2回体験したのではなく、事故後に、301km/hで平常運転している時に430km/h出てしまった?のだ。
いつものように、リニアに乗り込み駅を出発すると、だんだんと速度が上がり、何時もだったら301km/hで止まるところが、速度計がどんどんとあがり、430km/hまで達した。びっくりである。
「今日は、はりきって行きます!」などと車内アナウンスなんてされる訳もなく、いきなりの+130km/hで速度制御が効かずに暴走でも起こしたのかと思った。
初めてリニアに乗る観光客やビジネスマンは、立ち上がって速度表示計の前で、誇らしげに記念撮影などをしている。何も知らずに暢気なものである。こちらは、駅に着くまで硬直状態だ。これを、行きと帰りの往復、計2回を体験した。

なんで、こんな事ことになったのか?というと正直分からない。その後も、何度か乗ったが301km/hで430km/hに達することは一度もなかった。
自分なりに分析すると、その時期は丁度、日本の新幹線技術のパクリ問題が盛んに日本で報道されている時と重なる。おそらく中国の技術はすごいんだぞ!とアピールする目的があったものと思う。
先にも触れたが、リニアは多くの外国人が利用する。逆に日本人が少ない。何故、日本人が少ないかと言うと、日本人は接待好きなので、必ず空港まで車で迎えにこさせるのである。私は、最初の数回は、そうしたり、自分でタクシーを利用したりしていたが、いかんせん飽きるので、ほとんどリニアと地下鉄でオフィスまで向かっていた。
つまり中国新幹線は主に中国人の足として利用されているが、リニアは空港と上海中心部を中継する主に外国人の足となっていることから、外国人にアピールする目的があったのではないかと分析する。

その後、しばらくして皆も記憶に新しいと思うが、中国は新幹線事故、上海地下鉄事故を立て続けに引き起こすことになる。日本のメディアは「ほれ、見たことか!」と言わんばかりに一斉に品質問題を報道した。

オチを言うと、このリニアはドイツシーメンス社の技術協力で建設され、車体はそのままシーメンス製である。見栄をはって速度をあげても、所詮中国の技術ではないことは周知の事実だ。出火の原因がドイツ側にあるのか中国にあるのかは知らない。
冒頭に、日本はまだ試験運行と書いたが、十分に試験を重ねて、Made in Japanで安全の担保をしっかりとってもらいたいものだ。日本の新幹線は開通以降、未だに重大事故を引き起こしていない。唯一、大きな事故も新潟中越地震の際に、起こした上越新幹線の脱線事故であるが、逆の見方をすれば、あれだけの大地震でも、死傷者を出さずに済んだことは凄いことで、世界に誇れることだ。ドイツのICEも1998年に死者101人を出す重大事故を引き起こしているくらいだ。

一方で、これをもよく言われることだが、そうした技術をアピールする能力がない、アピールの仕方がヘタ、宝の持ち腐れ状態が日本だと言われている。
それも国民性というか、あまりガツガツしていないところが日本人の良いところでもあるのに、物事を多角的に捉えないで、ある一面だけで「そんなことでは国際社会で生き残れない」という、バカ評論家もいるが、お前こそ、日本のニュースバラエティ番組で戯言いってないで、世界に出て論評してみろと言いたくなる。

外から見ると、日本の良いところはいっぱいある。逆に、良いところが多く目に付くようになる、私の好きな言葉に嘉納治五郎の言葉ある。嘉納治五郎とは講道館柔道の創始者で、日本がオリンピックに初参加した際に団長を務めた人物だ。

勝って、勝ちに傲ることなく、
負けて、負けに屈することなく、
安きにありて、油断することなく、
危うきにありて、恐れることもなく、
ただ、ただ、一筋の道を、踏んでゆけ。

要は、周りに流されるなということだ。

私は、周りに流されてばかりだが。。。。。。
Posted at 2012/04/03 14:59:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | 中国クルマ・交通事情 | 日記
2012年04月01日 イイね!

中国クルマ・交通事情(飛行機 編)

中国クルマ・交通事情(飛行機 編)(はじめに)
昨今、新聞はじめメディアでアジア新興国の政治・経済に関わらず記事を目にしないということはまず無い。今更言うまでもないが、アジア新興国で成長著しい国と言えば中国だ。一方で中国の経済発展に陰りが見え始めたという評論もあることは確かだが、鈍化しているとはいえ、プラス成長していることには変わりはない。
私も仕事の関係で、中国と関わり駐在こそしなかったが2010年、2011年の2年間は、日本と中国の行き来が激しく過渡期では、日本にいるより中国に出張している期間の方が長かったときもあった。
私が、仕事で長らく関わったのは、中国の都市でも上海であり、逆に言うと中国の上海以外には行ったことはない。日本人なら上海と聞いて、まず知らない人はいないだろう。
そんな中国(上海)での車や交通事情を中心に、時にはエピソードも交えながら、紹介していきたいと思う。


(飛行機)
当たり前だが、日本から上海に行くためには、飛行機に乗る必要がある。成田もしくは関西国際空港から上海の「浦東(プートン)」国際空港もうひとつは、羽田空港国際ターミナルからの「虹橋(ホンチャオ)」空港である。虹橋空港は、基本的に中国の国内線を扱う空港であり、ごく限られた国際線しか乗り入れをしていない空港でこぢんまりとしている。
一方の浦東国際空港は、その名も示すとおり国際空港であり、世界各国の飛行機がここから離発着している、非常に大きな空港だ。
羽田空港から虹橋空港に行くルートは、羽田空港が都心からアクセスし易いこともあり、主にビジネスマンが多く利用する。航空運賃も少し割高だ。浦東空港は、ビジネスマンももちろん利用するが一般客も多く利用する。私も観光ではなくビジネスで上海に行っていた一人であり、羽田と成田の両方を利用していたので、浦東も虹橋も両方利用していたが、多くは成田経由の浦東である。
何故かというと、先にも書いたが虹橋空港はこぢんまりとしていて、「つまらない」のである。免税店も2、3件しかなく非常に退屈な空港だ。一方の浦東空港は、むちゃくちゃでかい、それでも何度も行き来しているとさすがに飽きるので、偶に虹橋を利用するという感じだ。ビジネスマンとして浦東を利用する一番のメリットはWi-Fiのフリースポットがあり、無料でインターネット接続が可能だ。
次に実際に、日本から行くとなると日本人であればまず、航空会社はJALもしくはANAを利用すると思うが、もちろん中国東方航空などの中国の航空会社を利用することも可能だが、観光は知らないが、ビジネスマンでそれらを利用する人はほとんどいないと思う。
JALもしくはANAを利用といっても、日本から上海への便は、すべてコードシェア便だ。コードシェア便というのは、日本の航空会社(JAL,ANA)と中国の航空会社が共同(相互コスト負担)で運航をしていることを言う。
なので、便によってはANAやJALの飛行機でなく中国の航空会社の時がある。もちろんこれは便名からどちらの飛行機を利用するのかが予約段階で分かるので、中国の飛行機を避けたかったらきちんと確認した方がいい。
「避けたかったら」という意味は、このコードシェア便を利用した場合、航空運賃は日本の機体でも中国の機体でもほとんど変わらないが、機内サービスの内容は雲泥の差である。冗談抜きに雲泥の差である。素直に、詐欺にあったような気分になる。
私も、たった一度だけ、予約が取れずやむを得ず中国の機体(航空会社)を利用した事があったが、本当にとんでもない目にあった。それからは、絶体に利用しないことにしている。例え予約が取れなくても、仕事のスケジュールを調整して中国機体(航空会社)は絶体に利用しない。

まず、機内の雰囲気が違う。中国の航空会社なので日本人は少なく、今の中国の経済事情を伝えているのだが、ほとんどが中国人しかも団体の日本への観光客だ。
これが、とにかく五月蠅い半端ではない。他人の迷惑などは考えない。さもするとCAの言うことも聞かず、シートベルトサインが出ているにも関わらず、立ち上がって歩き出す始末である。これはさすがにCAも注意するが、逆にシートベルトサインが出ていないときが壮絶だ。
団体客で席が離れていると、みな立ち上がって、席を移動しはじめる。そうすると、自然とあちらこちらで、人の塊ができて、そこで井戸端会議のようにぺちゃくちゃと話し始める。また、声量も半端でないので、とにかく機内じゅうがすごいことになる。

つづいて機内食であるが、中国の航空会社の食事は、日本のコンビニ弁当より質が落ちる。しかも、冷たい。日本の航空会社では例えエコノミークラスでも、「弁当」ではなく暖かい「ランチ/ディナー」が出てくる。中国の航空会社は、繰り返すが「弁当」だ、しかも日本のコンビニ弁当より質が低い、量も少ない。日本のコンビニ弁当の方が暖ためてくれるし味も内容もはるかに良い。中国人はこれを知っているのか、何人かは機内にカップラーメンを持ち込んで、食べだす。お湯は、おそらくCAに頼んで入れてもらうのだと思う。これが、また最悪だ、あちらこちらからカップラーメンの臭いがして機内に充満する、色々な臭いが混じり悪臭に変わる。気持ち悪ささえも覚える。
そしてトドメはゴミである。辺り一面、飛行機の床は、弁当のフタや紙ナプキン、紙コップなどのゴミが散乱している。これは実害はないが、日本人としては視覚的に耐えられない光景である。
中国人のゴミに関する意識は、どこへ行ってもこれが当たり前のことだ、上海万博に行った際も凄かった。これは、追々紹介していくことにする。

最後は、飛行機でのサービスの要となるCAだ。先の弁当だが、片手でまるで囚人に給食を配るかのように、ポイポイと無表情で渡していく。もっとも、中国人のサービス業に携わる人に限らず多くの中国人は表情を顔に出さない。笑顔どころか、機嫌が悪いのかさえ思ってしまう。お国柄と言えばそうなのだろうが、日本では即日クビになってもおかしくない対応だ。
逆に、中国人に日本人の顔の表情の事を聞くと、日本のアイドルはいつもニコニコしてて頭が弱いのか?と思うと言っていた。中国人の男性が好むのは、ツンとした、すこし冷たそうな感じがする方が、頭が切れて美人ということらしい。
まぁ、顔のことは百歩譲って国それぞれなのでよいが、客を客と思わない態度が最悪だ。
まず、トイレ、こちらが機内の通路を通って、トイレに歩いて来るのが見えても、CAは客より先に自分がトイレに入ろうとする。というより、この客より先に用を足さねばと急いでトイレに入る。日本の航空会社は逆だ、CAが入ろうと思っても、客が歩いて来るのが見えたら、譲るのである。さすがに、客を差し置いての中国人CAに関してはNGだと思った。こんな態度だと、いざ航空事故が起こった場合の緊急脱出など、どうなってしまうのか不安になる。
あとは、これは偶々起こった事件だが、機内サービスで隣の客がコーヒーを頼んだ際に、私が通路側だったので、丁度、私の上で、コーヒーをついでいたのだが、ぽたぽたとスーツの上にコーヒーをたらされた。
「ちょっと、ちょっと、たれてるよ」と日本語で指で合図をすると、CAも気がついたようだが、その後、紙ナプキンを、また片手で2、3枚私に手渡し、無表情で何事もなかったかのように、前の席のサービスに行ってしまった。。。。
他、オンデマンド(機内映画上映サービス)が無い、空港でデッキに直接接続しない場合がある(バス移動)など、日本の航空会社に比べ、ものすごく劣る、かといって料金は大差ない。
では、何故中国人は日本の航空会社を利用しないのか?というと、コードシェア便の場合、中国人が中国から購入した、中国航空会社の機体を利用する場合は、チケットは非常に安価であるのだ。
逆に、日本人はどちらを利用してもほとんど料金が変わらない。これは、気をつけた方がいい。

とにかく、ナーバスな人間でなくとも間違いなく、目的地に着いた時には頭痛を発症している。絶体に日本の航空会社を利用することをお勧めする。更に言うと日本の航空会社でも、最近は中国からの団体客が利用している場合もあるので、遠慮なしにチェックインカウンターで、中国人の団体客がいないか?と聞き、もしいたら席を離れた場所にできないか交渉してみよう。空席があれば、問題なくチェンジしてくれる。
とにかく、中国人は徹底した個人主義だ、日本人のような他人への心遣いなどを期待してはいけない、また、咳払いや顔の表情で相手に気持ちを伝えようとしても通用しない、はっきり口に出して言わないと、なにも通じない。
例え口に出したとしても、遠回しの言い方で相手に伝えるのは逆効果でむしろ誤解を招きかねない。はっきりと、言いたいことを直接的に相手に伝える必要がある。

最後に誤解を招かないために言っておくが、私は中国人の悪口を書いているのではないし、書くつもりもない、中国人の習慣や価値観の違いなどからくるギャップを実際の経験から事実に基づき書いている。中国人からすれば先のアイドルの表情の例ではないが、日本人の方がおかしいと感じている面も多々ある。私は、日本人として日本人の目線で書いているだけなので、決して悪口を書いているわけではない。
Posted at 2012/04/01 17:40:57 | コメント(2) | トラックバック(0) | 中国クルマ・交通事情 | クルマ

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何シテル?   04/27 20:44
@いるかです。 よろしくお願いします。 現在、Z4に乗ってます。 BMWは323i(E36)→323i(E90)→X1(E84)→420i(F32)→Z4(...
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