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ナベエ (ガレーヂ27番地)のブログ一覧

2018年11月14日 イイね!

あれ?スタッドレスって走り易いかも・・・

それは前からちょっと感じていたのですが、今季はエッセのサマータイヤを中古(ホイールとセット)ながらも交換した事で、スタッドレスにした時との差が結構感じられました。

サマータイヤとスタッドレスでは意外にもスタッドレスの方がドライ路面での一般道で走り易く感じる??・・これをサブSNSで発信したところ、「そう感じます」という方も居たましたので、自分が管理する6台をスタッドレス交換の前後で試乗して差を見てみました。

ただ!絶対的なドライグリップはサマータイヤの方が安全ですのでスタッドレスでドライ面を飛ばすのはキケン。そこは勘違いの無きよう。
・(Nワゴン)
ダンロップエナセーブEC300(新車装着2014年)とオートバックスアイスエスポルテ(新製品ですが中身はBS REVO1・2018年)
・(現行ミライース)
ダンロップエナセーブEC300+(新車装着2017年)とヨコハマIG50プラス(2017年)
・(エッセ)
ヨコハマECOS ES31(2016年)とダンロップウインターMAXX01(2014年)
・(75ノア)
ハンコックキナジーエコRV(2017年)とオートバックスノーストレックN3i(2017年)
・(DEデミオ)
ダンロップエナセーブEC203(2015年)とダンロップウインターMAXX01(2017年)
・(NA8ロードスター)
ミシュランエナジーセイバー(2012年)とトーヨーガリットG4(2013年)

この6台を乗ってみて。
結果、「スタッドレスの方がドライ路面でも乗り易いと感じたのが軽自動車3台・・・つまりは軽のエコタイヤは乗り難い。
ではどこが?と言えば、特に軽自動車の純正装着タイヤは「車を支えているという感じが伝わって来ない」傾向があると感じます。
簡単に言えばグニャグニャで、どうもコンニャクの上にいるようなぐにゃぐにゃ感が多く、それでいながらミライースのように260Kpa位の空気圧ともなれば夏場は簡単にポコポコと跳ねる傾向にある。
しっかりと荷重を支えていない感じがします。
燃費の為に空気圧が高めであるにも関わらずハリ・コシが無い・・・・・・タイヤの構造が軟弱に思えます。
これは足回りやボディ剛性なんかも関わって来る部分もあるでしょう。
しかしながら、スタッドレスタイヤはこういった嫌味な部分が少ないのです・・・「ちゃんと路面に立ってます」という「踏ん張り」感がちゃんとあるのです。
某足回りのスペシャリストが言う「圧側の減衰がちゃんとある」これがフィーリングの良さの一因ではないか?と。

但し、お国が違えば考え方も違いハンコックサマータイヤはECOといいながらもミニヴァン用に構造がしっかりとしているのに加え、ドッシリとした(重め?)感覚のコンパウンドを採用しているのか?ベターっと張り付く感じが特徴です。
そうなると、スタッドレスのフィーリングと比較は「好みの問題」ですね・・・ノーストレックのフィーリングは新車装着であったTOYO J31に似てます(個人的にはノアに合ってるのはJ31の方)。
デミオもフィーリングとしてはイーブン・・・少しクイックでステアリングセンター付近が過敏気味であるのがスタッドレスで幾分マイルドになって落ち着きが出た・・・というのはありますが。

また、出来のいいタイヤとされるミシュランは、旧エナジーセイバーの方がスタッドレスよりも走り易く、これはエコながらも走りのツボを抑えた造りになっていると考えられます。

個人的な想像ですが、スタッドレスはトレッドに低温性能に優れる柔らかいコンパウンドと細かいサイプが刻まれているのでヨレが出やすいと思いますが、構造まで柔らかいと冬季の変化の大きい路面や低ミュー路では安定したグリップを得られないので、構造はシッカリとしているのではないか?そしてトレッド面をいかに路面に密着させるか?がキモであり、設計条件としてはサマータイヤよりも難しいと思います。
シッカリとしているが故にタイヤが荷重を支えている感じを受けます(縮み側の減衰が良い)し、上下動が国産エコタイヤに比べ横力に変化しづらい・・・横に揺さぶられる感じが減りますね。
また、スタッドレスはサマータイヤよりも接地面がタイラですよね・・サマータイヤは丸いように思います・・それは同じサイズ幅でも接地面積がスタッドレスの方が多いかと。

スタッドレスの方が少し抵抗感を感じますが、CVTとの組み合わせではこの抵抗感がアクセルオフでの空走感が減る(エンジンブレーキが少し効きやすい)のと、アクセル一定で抵抗が少なく思うよりも速度が上がる傾向を少し抑えてくれるのでアクセルでの速度管理が楽に感じます。

また、、最近のステアリングギア比がクイック気味&トーイン過大気味で、電動パワステの張り付き感を無意識に瞬間的ピクっと修正を入れてもスタッドレスはトレッドがヨレて上手くこの動作を抑え気味にしてくれる事(舵角5度辺りまでの連続した修正がフラフラ感になりにくい)、ゆるーく連続した切増しで電動アシストがカクカクと断続した手応えでも反応がマイルドが故に狙ったラインに載せ易く感じるというのも、構造がシッカリしていながらも穏やかなスタッドレスの特徴がフィーリング的に良い方向に出ているように思います。

結果的には・・・サマータイヤはECO一辺倒で選ばない方が無難という事になりますが、このご時世ではなかなかそうはいきませんね。
車体とのマッチングは相当難しいと考えます。
Posted at 2018/11/14 21:10:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | 車・車と社会を考える | クルマ

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