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イイね!
2017年07月15日

ステージング。

アナログシステムやっていてあまり使いたくないオーディオ用語の「ステージング」のお話です。

私の車は、どちらかと言うと、響きや倍音が優っていて車の枠を超えて音が広がる方向性なので、音像は大きく現れる様に聴こえて、
音像の定位する所は、
大体左側か。
大体真ん中か。
大体右側か。
のように音像出してます。
ステージの真ん中で歌っているボーカルを、大体真ん中に音像出すのが、
アナログシステムの1番難しいとされるであろう部分です。

私の車の画像です。
大体この枠をイメージしています。
楽曲によっては、ステージの床は、車のフロアーです。




この難題を実現するには、精進の行き届いたショップによっても、やり方様々でしょう。

間違ったアナログシステムですと、
大体真ん中に現れないといけない音像は、
右側Aビラー付近に音像が現れます。
これを一般的なアナログシステムと私は呼んでいます。

尚、録音状態によってかなり音や音像の出方が変わってくるのでそこの所はご理解宜しくお願い致します。

最近、ショップと思われる方の足跡やら何やらがあって困っております。

以下、あるHPで共感出来るのがありましたので、HPコピペ致します。恐らく精進の行きとどいたショップのHPかと思われます。

以下コピペでございます。
某デモカー内での出来事。試聴している車の中でルームミラーの当たりを指さし「どうです!ボーカルがここに来ているんですよ!凄いでしょ!」と言われたことがあります。このように言われてしまうとあたかもボーカルが高ければ高いほど良いようなイメージを与えてしまいますが、はたしてそれは正解なのでしょうか? そのデモカーのステージ両端の音は足下の高さ(低さ)まで下がっていたのです。この例で悪口を言うつもりは毛頭ありませんが、音のステージは目で見ることは出来ずに聴いて判断するものです。つまり「視覚」ではなく「聴覚」で判断するため非常に曖昧です。カーオーディオ雑誌であってもステージにとことんこだわった特集はありません。今回はそのあたりに的を絞ってみます。



上の図は水平になったステージです。ステージが水平であっても緑色のステージのようにコンソールの高さにある「低い」ステージ、赤線のようにほぼ「ダッシュボードの高さ」にあるステージ、オレンジのように「極端に高い」ステージがあります。
オレンジのステージは明らかに高すぎて首が痛くなりますし、緑のステージはスピーカーからの音離れが悪い証拠でここにステージがある車で高音質の車は滅多にありません。
自分の理想のステージの高さは赤の高さです。ステージ両端の音をダッシュボードの高さでクリアでシャープに鳴らすノウハウ(ステレオ感を大切にするノウハウ)はショップの実力を見極めるのに大切なポイントです。
こちらは「へ」の字型になったステージで、アナログシステムに多く見られます。


緑のステージは左右の音がドアにへばりつくように低く中央のボーカルも低いです。このように低いステージでは左右の音圧が効率よく交わっていない証拠で、シャカシャカあるいはモコモコ聞こえるケースが多いです。
赤はボーカルの高さだけは高いのですが左右のステージが低いケースです。まさに冒頭に述べたデモカーのステージです。このようなステージの車はボリュームを絞ると中央ボーカルの定位が下がります。またこのようなステージでジャズトリオを聴くと真ん中のピアノは高い定位で左右のドラムとベースが足下から聞こえるという非常に歪んだステージになります。ソロボーカルの曲だとステージ両端の音が少ないのでこの歪んだ音場のアラが出にくいでごまかしに使えます。
オレンジのステージはステージ両端はダッシュボードの高さでボーカルだけやや高い位置にあります。ステージは目線の高さで展開します。しかし、CDによっては録音自体でボーカルが高く出る曲もあるので、複数のホームのシステムで音場を確認してから車内の音場をチェックすべきです。



上の赤のステージは車両の真ん中に音が集まりステレオ感が無くまるでモノラルCDを聞いているかのようなステージです。「俺の車はセンター定位だ」って自慢するのは良いのですが、全ての音がセンターに集まり左右の音が無いのはまずいです。これはセンター定位とは言わずにモノラル定位と言います。
それとは逆に緑のステージは中央に音が無く両ドアに音がへばりついています。まさにモーゼの十戒で海が割れるかのごとく音が左右に割れていて、逆相を疑います。


(私の車は、
クラシックは、赤若しくはオレンジ。
JAZZなどは、赤若しくは緑です。)

こちらは車両を真上から見下ろしたときのステージの「奥行き」を示しています。
現実的な自分の理想は赤の奥行きです。左右のステージはダッシュボード奥で中央はボンネットにかかるくらい。このようなステージだとフルオーケストラがものすごく聴きやすいです。あたかもコロシアムの客席を見渡すようなステージが広がります。ただしボーカルもやや奥で歌いますが、奥で歌うからと言ってボーカルの音量が小さかったり像が小さすぎたりエコーがかったのは駄目です。
次にオレンジのステージですが、しっかりと音圧をキープした中でオレンジのように全てがボンネット上で定位するカーオーディオは聞いたことがありません。しかし、蚊の泣くような小さな音像が細々と歌うようなステージを奥行きがあると言う人もいるのですが、個人的にはそれは奥行きとは言わず単に音量が小さいだけだと思います。ボーカル帯域をイコライザーで下げて「ボーカルに奥行きが出た」と言いきる人もいるからです。
ダッシュボードにステージが展開するなかで最も多いのが緑だと思います。この場合は奥行きが無い分だけステージが平坦でワイドTVの画面を見ているようなのっぺりしたステージになります。このようなステージが構築できたのならもう一がんばりして赤のような奥行きを出したいところです。
青のステージはボーカルが手前にせり出してくるようなステージです。せり出してくるボーカルの迫力はあるのですが、ボリュームを上げるとステージ全体のバランスが崩れ聴き疲れします。このような中央がせり出してくる音場でフルオーケストラを聴くと本来ステージ奥で鳴るべきティンパニーなどが前面にせり出してきてしまいフルオーケストラは聴けたもんじゃありません。

今回はかなり独断で書いてきましたが、かつてこのようにステージを評価した雑誌等がないしこれが正解だという答えもないため、意見を書くとどうしても独断になってしまいます。また、ステージを煮詰めるにはいきなり初めてのインストールの段階で達成できるものではなく、車両によって音の出方が全く異なるので「まずはインストールをして音出し」をし、ステージだけにこだわらずシステムを煮詰めていきます。そしてどんどん調整していく過程でその車の特性がつかめるようになり、そこまで達してようやくステージの空間を煮詰めることが出来ます。音に対する情熱と探求心があれば空間をいじることは可能です。
また、ボーカルだけで奥行きを見るのは間違っていると思います。マスタリングにもよりますがボーカルはステージ真ん中の少し前に出た位置で歌うのが通常だからです。奥行きの判断にはここに紹介したCDをお勧めします。
聴感は人それぞれなので自分の耳で作り上げたステージが全ての人に同じようなステージに聞こえる(見える)とは限りませんが、文章からは音が伝わらないので・・・・・・。
ブログ一覧 | カーオーディオ
Posted at 2017/07/15 21:52:29

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この記事へのコメント

2017年7月15日 23:04
音の表現は、まず無理なのでしません。

中には実に旨く表現してる記事もありますが、伝わりません。
色も同じで、言葉では伝わりません。
触感、味、匂いも。
五感を伝えるのは無理なのでしょうね。


定位、ステージングは意識しませんが
各スピーカーの出音を最優先します。
その為にすべき事がエンドレスで襲ってきます(-_-;)

結果、おっしゃるような音の出方となって来ます(^^♪
コメントへの返答
2017年7月15日 23:11
コメントありがとうございます。

まさしくその通りで。
音を言葉や文章で表現するのは大変困難な事です。

前にやり取りで、聞かれた時も、音を言葉や文章で表現するのに難儀致しました。

オフという物をやらなくなった今では、
大まかな部分の大まかな表現として音を言葉や文章で表現しています。笑

アナログシステムですと、1つの難題があります。
その部分を伝えるにはブログの表現は最低限必要かなと思ってブログUP致しました。
過去にその難題をどうやって克服しているのか教えて欲しいとか問い合わせがありましたので。
2017年7月16日 19:25
こんにちは♪

ステージングって言葉はカーオーディオを始めてから知りました。
ホームオーディオではあんまり使わないですよね。

車の場合ドアの下の方にスピーカーがあるので、耳の高さに音像が上がらないのが普通で、それを何とかして持ち上げるテクニックを指す、カーオーディオ独特の用語と理解しています。

私は初心者なので、目の前で鳴らしたければ、その高さにスピーカー付けちゃえって事でやっちまってますが、ダメなのかぁー(>_<)
カーオーディオ奥が深いです。
コメントへの返答
2017年7月16日 20:29
今晩は。
ステージングの画像の所で私の車はこうだと誤記ありましたので削除してます。

申し訳御座いません。
ステージングは、カーオーディオ専用物でした。

ホームオーディオですと、簡単に立体的に録音現場がスピーカーシステムの奥とか手前とかに現れますもんね。奥か手前かはシステムによっても変わって来ますが。

ある方のみんからのコメントを見ていたら、カーオーディオやっているのに、ホームオーディオもやっていないのかと言われて無理矢理ホームオーディオを始めたという方を知っています。

もう7年くらい前までのお話ですが、カーオーディオオフをやる時には、質問の1つにホームオーディオをやっているかというのをお聞きしていました。ショップに施工お願いしている方でも、ホームオーディオはやっていないという方が多かったです。

実は、ステージングは私は全く気にしていなくて。上記ブログの私の車の画像から上の部分と、車を真上から見た絵だけ見て致けたら。笑

だって生音は、低音は地を這う様に伝わって来るし、高音域は天井方向に舞い上がるし、生演奏を聴いた感覚をカーオーディオで再現出来れば良いと捉えています。クラシックならクラシック。JAZZならJAZZ。
その為に生演奏にたまにですが足を運びます。

カーオーディオって、アナログシステムと、デジタルシステムが混在しておりまして。
ホームオーディオにはデジタルシステムなどありませんもんね。
カーオーディオは真ん中より右側のドアよりにオフセットした場所がリスニングポイントとなります。
それを克服したのがデジタルシステムのタイムアライメント。
私のはアナログシステムなので、タイムアライメント的な事を他の技でやらないといけない訳です。Cooたろうさんもおっしゃっていますが、その課題を実現する為には、やるべき事がエンドレスで襲って来ます。しかもフルレンジの世界なので。

今の完結した私の車の音は、まだ誰も聴いてません。私1人だけです。

2017年8月9日 22:46
とても面白い記事でした^ ^
ステージングと言えば同じようにヴォーカルの位置が上過ぎるのは問題だと警鐘を鳴らす人が居ました。
曰く、若干目線より低い位にしないといけないとの事です。
写真を見るのと同じで真正面からの平面画は奥行きが捉えにくいが、若干上から見る絵は奥行きが捉えやすい。音も同じだと言う事です。
なるほどなーと思いました。
コメントへの返答
2017年8月10日 1:25
初めまして。^_^
コメントありがとうございます。

ステージング。
前にカーオーディオオフを良くやっていた時に、デジタルシステムの方が、あの車はステージングが凄く良いとか言われてました。
その時はステージング???
何の事を言っているのか理解不能でした。

実は今でも、ステージングの正しい意味は理解しておりません。汗

ボーカルの口の高さは、私の車もデジタルシステムやっているショップの人から、ボーカルの口が低過ぎるとか言われた事がありますが、特に問題無いと捉えております。

ホームオーディオのフロア型スピーカーシステムで聞いているのをイメージしてカーオーディオやってますので。

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何シテル?   11/27 18:54
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