シャルル・リシャール=アムランピアノリサイタル。

シャルル・リシャール=アムランピアノリサイタルに行って来ました。



今日も恐らくα波に眠気を襲われるだろうと思ってましたが、予感は的中致しました。

特に印象的な曲目として、私の普段聞いているレパートリー外の、
シューマン アラベスク ハ長調 op.18
シューマン 幻想曲 ハ長調 op.17
は強烈に眠気を誘われる程の、癒しの曲目だと気づきましたので、良さそうな演奏のCDを見つけて購入しようと思います。

シャルル・リシャール=アムランの演奏法も緩急を付けた表現力の豊かな演奏も相まって、シューマンの頻繁な転調と不安定な調性感がより際立って曲想もより生かされてたと思います。
演奏が終わった後のあの大拍手もとても印象的で、α波が出まくりの曲目が強烈に得意な演奏者で、これから先更に躍進を遂げて欲しいです！
あの大拍手、演奏者も感じていた事でしょう。^_^

ショパン バラードは全部いつも聴いているお気に入りの曲目なので、遠藤郁子さんの演奏とどう違うのかを確認しながら聞く楽しみもありです。

今日の席は前から19番目です。
大概これくらい離れて生演奏を聴く事が多いです。
双眼鏡も準備して、ソフトペダルを使ってそうな曲目の時に確認しながら聞いてました。



コンサートホール側面。



会場は何年か前にも、ジャン=マルク・ルイサダピアノリサイタルに来た時と同じコンサートホールです。(ルイサダの時は2階席最前列でした。)

プログラム
シューマン アラベスク ハ長調 op.18
シューマン 幻想曲 ハ長調 op.17
ショパン バラード 第1番 ト短調 op.23
ショパン バラード 第2番 へ長調 op.38
ショパン バラード 第3番 変イ長調 op.47
ショパン バラード 第4番 ヘ短調 op.52
(他アンコール2曲もありがとうございます。)

ピアノの銘柄は、スタインウェイと願っていましたが、前回と同じくYAMAHA？？？でした。
今日のピアノの調律は、右手の真ん中辺りが少し明るめの音色の様に感じました。

最後に、
生演奏を聴いたらその帰り道で車の出音とどうなのかをいつも確認してます。
間違った方向には進んではいないと確信してます。^_^

しかし生演奏は、
全域フラットで、
ふわ〜っとまろやかな音で、
オーディオ的な用語の透明感やら立ち上がりやら何やらは一切無縁な世界だなーといつも思います。
それが生演奏なんですよね。