2012年12月11日
今日は疲れたなー
電線はちゃんと壁のなかにはいってなかったし・・・・・
そんな独り言で始まった現場帰りの短いドライブ
ふと路面を見ればきれいなブラックアイスバーン
おおーカッチカチだぜ!
ちょっとブレーキを踏めば・・・・・はははwwロックかよww
そんなことを確認しながら走っていると
ライトに照らされた雪の塊が現れた。
比較的汚れてない雪だからきっと柔らかいだろう。
「車の頭から落ちたんだなーよし踏んじゃえ!」
と思ったが、やっぱり避けることに。
凍ってたらサスが逝くおおきさだしやっぱり避けよう!
そう思ってステアリングを左に切る。
ピカッ!!!ツダッ!!!
私は信じられないものを見た。青白く光る目、三角の耳、歩道に向かって走っている姿はまさに猫そのものであった。
なぜ片側二車線の道路のど真ん中で寝ているのか!
猫は私から見て左の歩道に向かって回避しようと頑張っている。
その頃私と言えば・・・・・・・・・
ステアを切ろうにも後ろを確認する暇もないし、ブレーキはロック気味だし下手に避けれない状況になっていた。
猫を見つけてから体感で一秒。
猫の位置、後ろの後続車の位置(数秒前に確認した位置)、路面状況の事を考えた結果。
私の容量の少ない脳は決断した。
猫をまたごうと。
決意したらもう迷っている時間などない。
左の雪めがけてステアを切る。
普通だったら雪山にぶつかる恐怖に駆られるだろうがそんなことはどうでもいい。
移動する猫より左に行かなければ踏む!
そうなったら私は凄く嫌な思いをする!
猫は滑って最初のダッシュ以外は滑っていた。
いける!!!
と思ったのもつかの間、フロントタイヤはロック・・・車は思ったように曲がらない。
(これのお陰で雪山への衝突には至らなかった)
フロントバンパーに消えていく猫・・・・・・
何も手ごたえがない。
よし!!!フロントタイヤには当たらなかった・・・・・
その後シフトノブあたりで
ニャッ!ニャっ!ゴロゴロゴッ・・・・・・・・・
あ・・・・・・・・
当たった・・・・・・・・・
私は猫をかわすことが出来なかった。
ただタイヤでは踏んでいなかったのでもしかしたら・・・・・・・
そう思い近くのコンビニへ止まり、現場まで走っていくと。
あれ?
居ない・・・・・・・・
心の中で一瞬安心してしまった。
道路に遺体がないと言うことは自力で移動出来る状態だと。
よかったよかった。
そう呟いて帰ろうと振り返ろうとした瞬間。
道路脇に黄土色の猫が埋まっていた。
生きているようだが僅かに血が出ている。
後ろ足がおかしい。
そうだ。つれて帰ろう。
軽い怪我なら何とかなるかもしれない・・・・
そう思って近づくと猫は逃げてしまう。
より深いところに埋まってしまった。
猫はお前の顔なんか見たくもないわと言わんばかりにそっぽを向いている。
また近寄れば逃げていってしまう。
私にはどうすることも出来ず猫に(避けれなくてゴメン)と言い残し家に帰宅。
今でも申し訳ない気持ちが残ってます。
一体どうしてあんなことろで寝ていたんだ・・・・・・・・・
Posted at 2012/12/11 00:45:28 | |
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