ショウジのブログ一覧

私を一喝した後、○○香に目をやり「あんた、若いなぁ、いく

つ」「２３です」「２３って、ようこんなオッサンを好きになれ

るなぁ」「優しいから・・。」「優しいって、このオッサン誰に

でも優しいのやでぇ、女やったら誰でもええねん、このオッサン

は」「あんた、よう、こんな若い子、だませるなあ」

「騙してへんて、彼女いてるてちゃんというたて」

「聞いてません」（怖～ちゃんと言うたのに、シラ切りよる）

「まー、どっちでも、ええ、ほんで、婚約してる事もちゃんと

言うたんやろなぁ」メッサ怖い顔で睨みつけた、鬼や、嘘つきや

そんな約束してへん。でも惚れた弱みで嘘に付き合った。

「それは、言うてへん」○○香は泣き出した。

「可愛そうに、変な男に騙されて。あんた若いんやから、これか

ら、もっと、エエ男現れるわ～、こんな男、忘れてしまい」

「嫌です、好きなんです」「好き言うても、私ら結婚するんやで

人の男、盗る気か？」「・・・。」

「これ、私の電話番号や、なにかあったら電話してき、もう遅い

から、今日は帰り、あんた、この子送っていったり」「はい」

「はよ、帰っておいでや、寄り道せんとな」

○○香を車に乗せた「俺、ちゃんと言うたやろ、恋人いてるて」

「聞いたけど、ずっと会うてへんから別れるかも知らんって言う

てたやん、婚約してるとは言うてへんやん」「それは言うてへん

けど、彼女の事は好きやと言うてたやん」「私、別れたないね

ん」「無理やて、お前、若いねんから歳の会うた男と付き合うた

方がええて」電話が掛かってきた「私や、今どこ」「今か、ミナ

ミや」「後、何分で着くの」１０分か１５分位」「分かった、は

よ帰りや」「おお」数分毎に電話が掛かってきては同じ様な事を

聞いた。家に送って、帰り道も数分毎に電話が掛かり同じ事会話

をした。「ただいま」「おかえり、早速やけど、便所洗て」

「はあ？」「あの女が使った物に触れるのが嫌やねん、洗て」

「はい」「それ終わったら、風呂や、風呂終わったら、部屋、終

わったら、ベッド。見てみ～これ、あの女の髪の毛落ちてるやん

、綺麗に掃除してや」夜中に大掃除をさせられた。

二人、ベッドに入って「なんか言うことあらへん？」「ごめん」

「ごめん？、それ謝ってんのん、すいませんとかごめんなさいと

ちゃうのん？」「ごめんなさい」「あのな、ドア開けたらな、

女の靴があるから、頭にきて帰ろと思てん、エレベーター待っと

ったら、なんで帰らなあかんねん、しばいたろと思って引き返し

たんや。よう、あんな女と寝とったな。なんぼ、ウチより５つ若

いと言うたって、あんなブスと、それにあの太もも大根もええと

こや、思い出しただけで頭にくるわ」「もう、ええて、なんもし

てへんて」「ほんまか？」「ほんまやて」「信じられへんわ」

「別に信用でけへんのやったら信じんでもええけど」「それより

あんた、さっきから何処触ってんの」「乳♪」「アホ、触るなち

ゅうこっちゃ、触るな」「はい」「股に手ぇ突っ込むな、アホ」

「すんません、久しぶりやからええやんけ」

「ボケか、コラッ、殺すぞ！そんな気になるかー！寝ろ」

「寝ます」「あんなぁ、もう、電話掛かってきても、会うたら

アカンよ、私がキッチリ話しつけるから」「ブラジャー」

「はぁ？」「ラジャー」「何をしょうむない事言うとんじゃー、

こら、一遍死ぬか？」「もう、言いません」

次の日の夕方に帰ったが、いつに無く優しかった。

○○香から何度も執拗に電話が掛かってきて、会いたいと言って

きたが会わなかったが、ある日、ルームメイトから電話が掛かっ

てきた。「あのなぁ、あんたらの恋愛を最初から見とって、彼女

が、いてると言うのも知っていて○○香に何度も止めって言うて

たけど、あの子があんたの事が好きやからと言うて聞かんから、

ほっといたけど、正直、別れて正解やと思ってたけど、ウチ、あ

んたの事、許さへんよ。毎日、泣いて、今日、手首切ったんや、

どう、思てんねん、良心、あるんかいな、あるんやったら、すぐ

マンションおいで、待ってるで」

慌てて、マンションに飛んで行った。


すんません、又、長くなったので、続きは明日。