ショウジのブログ一覧

行きつけのバーに行き、彼女と待ち合わせ。

珍しく、彼女が遅刻したみたいだ。

お決まりのカウンターには居ない。

マスターが私に訪ねた。

「今日は、珍しく一人ですか？それとも彼女と喧嘩でもしたんですか？」

僕は、振られたと冗談を言ったつもりが・・

「そりゃ、振られるわ！我儘が過ぎます」って、言ってハイボールを出した。

ハイボール、ウィスキーを炭酸で割った物だが、僕が若い頃に流行った飲み物だ。

いつも僕は、ブランディしか飲まないのだが・・

「甘いものばかり、飲まずに、たまには大人の味を」ってマスター。

僕は、一人が嫌いなのだが、ここでクラッシックを聞きながら、

一人飲むも偶には悪かないかと思いながら、グラスを傾けた。

でも、ハイボール不味い！大人の味やぁー！

好きな曲の「ディー・フォーツー」がＢＧＭで流れたところで、

店の扉がけたたましく開いた。

彼女だ。

遅れたので、慌てて来たのだろう。

「ごめんなぁ～、本当にごめん、仕事で遅れて」

「大丈夫、大丈夫、いつも僕が遅れてくるので、偶には待つのも良いさ」

腰まで届く長いストレートヘヤーにタイトスカートのスーツ姿。

痩せ過ぎず、かと言って太すぎず、ボリュームのある胸に見とれてしまった。

女性は酒をたしなむ程度が良い。

浴びるほど、飲む女性は苦手だ。

彼女は、いつもの様にほんの少し、グラスに口を付け、

僕の話を聞き逃すまいと一生懸命耳を傾ける。

小首を傾けながら、ニッコリほほ笑む顔が好きだ。

そんな顔に、ときめきながら、これから行くディナーと

その後のデートコースを話しあう。

大人になれば、こんな姿を想像したのにぃ！

現実は・・・

惨いもんやで！（爆）

酒飲めへんし！