2005年11月11日
今は亡き親友の○井君、彼は三重から大工の修行に親戚の家に働
きに来てて、私達と知り合った。
男前で、優しくて、面白い、こんな良い奴、他には居ない。
若くして、この世を去ったのは、神がお側に置きたかったのだろ
う。私は神を呪ったね。でも彼のギャグは私達の中では、永遠に
不滅です。居酒屋で、火の付いたタバコを両手に持っていたの
も、シシャモを灰皿にタバコの灰を落とすようにポンポンとして
いたのも彼。そんな素敵な彼の家に私達は夜な夜な集まっていた
のです。ある日、彼が明日は恋人が来るので、10時まで、絶対
に家に来ないようにと電話がありました。
私は次の日、家にいてたら用事をさせられそうになり9時頃に彼
の家の近くに逃亡しました。
すると、友人のMの車、従兄弟の車が止まっているではありません
か、横を通ると運転席には誰もいない、私は、はっは~ん、恋人
は来なかったんだな、だから皆、早く集まったんだ、電話の一つ
もしないで、冷たい奴らだ。と思い彼の家へ。
彼の家は倉庫の2階を改造して部屋にしているので、玄関など
無い。シャッターを開け、奥に入りUターンして階段を上り、上っ
たらUターンして彼の部屋のドアへ、ガチャガチャ、おかしい、
鍵が掛かっている。もう一度ガチャガチャ、アレ!?
皆、居てるはずや、「○井~」ガチャガチャ
ドアが開いた。血相を変えた○井が上半身裸で、ズボンを慌てて
はいたのか、チャックは開いて、ベルトは外れたままの姿で
「おだっとんの~」と言いながら私の両肩をつかみクルッと
180度、私を回転させ、後は両手で突きまくった。
まるで、相撲の突き押しみたいに。
私は押されながら階段を2段位降りた。すると○井が階段で、
足を滑らした。○井の足があがり、その足が私の膝の裏を蹴った
○井がしりもちをついた上に蹴られて膝カックンされた私が乗っ
て、一番下まで落ちた。ダン、ダン、ダン、ズダダダン。
「いった~(痛い)おだっとんの~、ショウジ、10時て言うた
やろ」ケツをさすりながら怒り笑いをしていた。
足で私を膝カックンして乗せて落ちたのが可笑しかったのだろう
私も余りの面白さに笑いながら、「すまん、皆の車が止まってて
乗って無かったから、集まってると思てん」
階段から落ちる音を聞きつけて、皆が集まってきた。
「どないしてん」「ショウジ、お前、アホか。10時やろ」
皆は後席で寝てたらしい。知らんもん、まさか後席で寝てるとは
「ブツ、ブツ、ブツ、おだっとんの、ちょと待っとけよ」
暫くして、全員部屋に呼ばれた。
私は彼女に睨まれ、全員に怒られた。
○井のお尻の青タンは、暫く消えなかったそうな・・。
Posted at 2005/11/11 22:18:31 | |
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2005年11月10日
昨日は、お騒がせしました。今日の仕事も何事もなく大丈夫でし
た。心配してくれた方々、ありがとうございました。
では、今日のお話を始めましょう。
お決まりの若い頃の話なんですがね、K.Hの恋人がちょうど彼女
のいない、私と、従兄弟とGに女の子を紹介すると言ってきた。
3人は二つ返事で「お願いしませう、お姫様」とその日が来る
のを首を長くして待っていました。いや、なに、1日だけなんで
すがね。ほんで、待ち合わせ場所で、3人はK.Hが来るのを待って
ました。1時間前からね、アセッてる訳じゃないですよ、がっつ
いてる訳でも・・。女の子を待たしたらアカン。エチケットです
から(大汗)来ました、来ましたK.Hの車。
後ろの席に女の子が3人、思わず髪型整えた、自慢のリーゼント
をね。他の二人も同じ仕草。
「こんにちわ~、はじめまして~」ドアが開いて降りてきた
女の子。3人は息を飲み、これ以上無いスマイルで「こんにちわ
~」メッサ可愛い、3人共可愛い。
正直、期待はしてなかった。紹介で来る女の子は大体、○スと
相場が決まってる。3人呼ぶと一人がまあまあで二人は引き立て
役と相場が決まってる、だが3人共、デラベッピン。
K.Hの恋人が一人づつにお相手を紹介した。
男3人ともワクワク、従兄弟が紹介されたのは山口百恵似のベッ
ピン、その次私で、アグネス・ラムそっくりの可愛い子。
Gが紹介された女の子は、忘れた、が印象に無いだけで、ベッピン
さんだった。
ディスコに行き、盛り上がって早めに切り上げ、今日、両親が旅
行で出かけていない、山口百恵似(以後百恵)の子の家でお泊り
する事になった。
私以外の2カップルは、話が弾んでま~す。(涙)
私は余りにも可愛いラムちゃんに緊張しまくり、K.Hの彼女とばか
り冗談を言い合ってました。
それでは皆様ご期待の就寝時間になりました。
K.Hと彼女は別室へ消えた。私達6人は彼女の部屋で寝る事になり
ました。従兄弟と百恵は百恵のベッドで。私とラムはベッドから
T字型の位置で、G達は私の足元でT字型になりました。
少し前から風邪で熱を出していた従兄弟。
私は、なんて、ついて無い奴だ。と思ってました。
高熱になり懸命に看護する百恵、めっさ優しい。
けど、僕の金棒君、もう、随分前からメッサ怒ってます。
怒りすぎて、少し涙が出てます(意味わからん奴はほっとく)
足元では、小さな声で「あかんて、アン♪」とか聞こえてます。
チュッとか変な音が聞こえてます。
思わず横を向く僕、ラムちゃんは、ラムちゃんは~
漫画読んでます(涙)私は思ったね、恥ずかしがってんねや、
もう少ししたら寝る、そのときは、あんな事をしたり、こんな事
やったろう♪ もう少し我慢やで、金棒君、思いっきり暴れさせ
たるから♪しゃーけど、「キャー、何すんねん」とか言われない
だろうか?言われたら恥ずかしいやんけ、俺だけ一人別室行き
なるのと違うか?とか色々考えながら、鼓動が早鐘のごとく鳴る
のでありました。
「ボソ、ボソ、キャハハハ」「ボソ、ボソ、・・・・不動やんけ
わははは」
んっ?なんや、なんや。俺、寝てたんか?
目を明けた、途端、「おまえ、なんで直立不動の姿勢で寝てるね
ん」全員が大声で笑った。
ほんまや~、気を付けの姿勢で、顔はラムちゃんのおった方向と
正反対の方向むいて寝てた。
「お前のあだな決まった、直立不動男や」「ゲラゲラ」
全員に思いっきり笑われました。
えっ!その後ラムちゃんとどうなったかって、決まってるでしょ
思いっきり、振られました(大泣)
Posted at 2005/11/10 22:06:57 | |
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2005年11月09日
今日は、朝からついて無い。現場に7時半に到着し現場に、隠し
てある鍵を探したところ鍵が曲がってる、な、なんじゃーこれー
仕方が無いので鍵穴にささるトコまで突っ込み真っ直ぐに直そう
と曲げる。あっ!フニャフニャになってもたー!
慌てて引っこ抜く、アカン、これで廻したら折れる、折れたら
シリンダーの中に先が残って2度と入れなくなる。
で、待つこと2時間半、合鍵を持ってる人が来た。
その後、何事も無く3時の休憩の時の話。
「今日、何時まで、仕事するのですか?」と電気屋さん。
「今日、頑張ってくれと社長に言われたので、9時ごろかなぁ」
と私。「一人で、ですかぁ?」「俺、一人しかいてへん」
「鍵、渡しときますけど、気をつけてくださいね」
「鍵、もう、置くなと社長に言われたので、持って帰ります」
「違いますねん、聞いてまへんか?ここ出ると言う事を」
「えっ!何が?」「幽霊ですよ、私達2人が夜10時頃まで仕事
してた時に階段を上がる音が聞こえたのですよ、で、誰か入って
来ると思ったが来ないので、見に行ったら誰もいない、怖くなっ
て帰る途中で、1階の奥に座ってる男の幽霊を見たのですよ。
他の業者さんも見てるので、有名ですよ」
私は、昨日ブログに書かなければよかったと思ったね。
1階の奥は私が、機械を置いて作業場に、しなければいけない
場所だ。
「電気屋さん、何時に帰るの?」「暗くなったら帰ります、怖い
もん」私は「怖いから、帰る頃に声かけてね、一緒に帰るわ」
5時位になると暗くなり6時前に電気屋さんが「私らそろそろ
帰りますんで、帰りましょか?」「えー!帰るのん、ほんまに」
なんぼなんでも、ここまでしなくちゃいけない、ところまで
まだ、出来てない「先に帰って下さい、これ終わらすまで帰られ
へん」「そうですか、多分、まだ、出ないと思いますよ、私ら
見たのは10時頃やし、頑張ってください」
頑張られへん、めっさ怖い、ビルの中で一人だと音が響く。
自分の足音にビクッ!作業の音にビクッ!
心臓止まりそうや、ほんまは今日頑張ろうと思ったけど、
社長に頑張りますと言うたけどや、無理。
怒られてもええ、帰ろう。
箒を持って掃除しかけたけど箒の音がコダマして怖いので、
もう、止めて帰った。
ビビリのオッサンと言われてもええ、なんとでも言うてくれ。
絶対、見たくない。
明日、どうしょう、幽霊座ってた場所を作業場にせなアカン(涙
Posted at 2005/11/09 22:01:26 | |
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2005年11月08日
私の仕事は新築の壁紙を貼ったり、賃貸のマンションの貼り替え
をしております。
賃貸のマンションって、事件や事故で出ていく人って言うか殺人
のあった号室や腐乱死体のあった号室を貼り替えなければならな
い時が、稀にある。
そんな事は会社は言ってくれない、解ったら、皆断るからだ。
本人には言わず、周りに言う。
ある日、私達が現場で、仕事してると元請けの社長が現場に来て
「今日、尼崎のマンションに誰が入ってんの?」と聞きに来た。
「H君や」「あそこな、殺人があって、旦那が奥さんを包丁で殺し
てん、しやから壁には血糊やドアには包丁の刺し傷とかあって、
H君今頃怖がってるやろな、誰か電話したって♪」
H君は新築現場で、一度、幽霊を見た事がある。
夜の仕事中に、冬なのだが麦わら帽のおじいさんが窓の外で通り
がけにこっちを見ているので、施主と思い挨拶した。
よく考えると2階だった。
ビックリして怖くなり、仕事も何も放って家に逃げ帰った経験が
ある。
「もしもし、H君、そっちはどない?」
「めっちゃ、ラッキーや♪よお、めくれるわ~♪ここは、儲かる
でぇ~」
本人喜んでるので、皆、何年間も黙っていた。
それから数年後、おじいさんが死んで、腐乱して発見された部屋
の貼り替えがあった。
床屋さんが私の所に来て「今日な、Mが入ってるマンションはな、
腐乱死体があって、CFに人間の形、くっきりと残ってるネン。
わしがCF貼り替えてんけど臭いがひどいねん。気持ち悪かった
わ」
私はMに電話した「もしもし、M君、そっち、どない?」
「あ~、まいど、なんか、ここ、変やねん、入った時から背筋が
さぶいねん、嫌な感じや、事件あったんと違う?」
「気のせい違うんか?何も聞いてへんで」
言えなかった。言うたら仕事にならないからだ。
Posted at 2005/11/08 21:23:21 | |
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2005年11月07日
学生の頃、メッサもてていました。(吹田メンバーは脱糞するほ
ど驚くでしょうが、ほんまです。)
中3の時はファンクラブがあり、学校の行き帰りや廊下を歩く度
に黄色い声が(くどいようですが嘘じゃない)もう、アイドル気
分で、学校行ってました。
高校も女子には不自由してなかった。(何度もスンマセン嘘じゃ
ない)
従兄弟と飲みに行っても「この、オッサン、若い頃はめっちゃも
ててんでぇ~」「嘘~信じられへん」「この、オッサン、
今じゃ、こんなんやけど、めっちゃ可愛かった」
(今の俺は化け物か~?)
話が逸れてしまった。高2の頃にグループ交際してた。
その中の1番の美女から告られた。嬉しかったね、飛び上がった
よ。ほんで、彼女の家に呼ばれた。
ビビッタ、豪邸だった、ドアにライオンの鼻輪見たいなヤツで
コンコンするヤツが付いていた、それも左右のドアに。
女中さんがいる、プールがある。コンプレックス感じたね。
人の家に上がって、靴下に穴が開いてるのを気づき、もう片方の
足で穴を隠すほどに。
初めてのデートで、梅田に行き思いっきり、奮発して中華を食べ
た。その後、彼女が用事があるからと一緒に阪急ホテルに行った
時計の修理を中の時計店に出していた。それだけでも驚きなのに
支配人が、挨拶に彼女のところにやって来た。
空いた口が塞がらなかった。中華を食べさした事が恥ずかしかっ
た。何度かのデートを重ねて、別れた。
彼女の事は好きだったけれど、身分が違うとコンプレックスに
負けた。別れるを言う日に彼女からプレゼントされたのは、
ミッキーマウスの時計。いつも遅刻するので、時計を選んだらし
い。いらないと言っても「お願い」と泣くので、持って帰って
捨てた。いつも過去のプレゼントは捨てている。なんか未練たら
しくて、見ると思い出すから。
それから6年後、彼女のお姉さんから電話があった。
何回か、家に遊びに行った時に、お姉さんに気にいられていた。
彼女がギリシャで、死んだと言う。
彼女の何番めかのお姉さんがギリシャにいてるので、遊びに行っ
た時に心臓麻痺で亡くなったと言う。
ギリシャは土葬なので、遺体は向こうで土葬の後、何年後かに
掘り起こして骨を持って帰る事しか出来ないらしい。
なので、遺体無き遺留品での葬式だった。もちろん、よばれたの
で、出席した。
お姉ちゃんに、別れても、あの子あんたの事ずっと好きやってん
で、と泣きながら言われた。心が苦しかった。
そのせいか、ディズニーを見るとミッキーマウスの時計を思い出
す。それまで、忘れていたのだが・・・・。
あの時から、ディズニーを見ると、彼女の泣き顔と共に、ミッキ
ーの時計が動き始めた。
Posted at 2005/11/07 21:39:02 | |
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