KGC110　ケンメリ　ステアリングギアの調整

ステアリングギアの蓋を外すには、ちょっとしたコツが必要です。
蓋部分には、蓋を止める4本のボルトと中央部分に、オイルを入れる樹脂製のボルトとアジャストスクリューがあり、4本のボルトを外し、
アジャストスクリューを緩めるて蓋をスライドすると取れる。
使用するオイルは、整備要領書で
MP #90　約0.33ℓとなってるが、通常のデフギアオイルを入れた。

たぶん、40年はメンテしてない様子で、完全に、オイルは無く、錆びの塊のみ。この状態でも、問題はなかった。
綺麗に錆を取り、オイルを入れ蓋をする。
蓋をするとき、蓋にアジャストスクリューを仮止めして、スライドしながら、蓋をする。パッキンがない為、液体パッキンで止めた。
この時の注意点は、アジャストスクリューの締める時のトルクが、整備要領書では、8.5～12.5kg／mとかなりの締める。
トルクレンチが無ければ、この感覚ですかね。
トヨタや日産のホイールナットでは、規定トルクが9～12kg／m
これが、あまいと、ハンドルに遊びが多く、車は真っ直ぐ走りません。