久しぶりにカメラ屋を覗いてみた。
最近はデジタル一眼レフも安くなった。
EOS-kiss Digital、α-Sweet ・・・
しかし実売8万円クラスのカメラには、
あまり食指が動かない
ニコンD70Sを手にしてみた。
ずっしりと重いボディ、明るいファインダー、1/8000のシャッタースピード。
明らかにワンランク上のカメラだ。
持った瞬間
「ワクワク感」が押し寄せてきた
レリーズボタンを押してみる。、赤い合焦マーカーが一瞬輝き、
カシャカシャカシャ!と小気味よい音を立ててシャッターが切れた。
・・・その瞬間、頭の中で何かが弾けた。
「これは必要だ」。
「欲しい」とか「買いたい」なんてもんじゃない。
これは自分にとって必要なモノだ。
かつて自分は
「カメラおたく」だった。
小学生のころ父親のペンタックスMXに触れて以来、カメラ=一眼レフのことだった。
社会人になって初ボーナスで買った物は、
ミノルタα707だ。
縦位置グリップと85mmF1.4レンズを装着すると1.5kgを超える。
このカメラを担いで、週末になると街に、山に、川に繰り出した。
年間3000枚撮ったこともある。
カメラ本体は3台になり、レンズは12本になった。
3年前、時代の趨勢に流され、コンパクトデジカメを買った。
しかし、小さな液晶モニターでは構図はおろか、
ピントさえも確認できない。
おのずとフレーミングは雑になり、急速に写真への興味を失っていった。
「もう写真はイイや」と、
無理矢理自分を納得させていたのかもしれない。
でも・・・D70Sを知ってしまった今、
どうしても写真が撮りたくなった。
ファインダー越しに風景を切り取りたい。
問題は、いつ買うか?だ。
レンズ込みで13万円弱。高いとは思わない。
・・・が、用意できるのはいつだろう。
Posted at 2005/10/05 15:49:20 | |
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