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気がつけば,
いつの間にかラリージャパンが終わっていた。

車雑誌を数誌買っているので、開催すること自体は知っていたが、
日時までは頭に入っていなかった。

テレビで中継でもされてれば、かじり付いて見ていただろう。
しかし・・地上波では生中継などない。

後日ダイジェストとして放送されるだろうが、
この歴史的国際イベントに、世間の関心は薄いとのだろう。

Ｆ1にしても然り。大抵は深夜枠での放送だ。
レースなど一部のオタクだけのもの、という認識か。
視聴率が取れない番組など、放送する価値が無いというのか。

先進国のなかで生中継がないのは、日本ぐらいだと言う。
これは由々しき事態だ。
バレーボールや水泳、柔道などの国際大会は中継しているのに。
・・・選手をタレント扱いしてバカ騒ぎをしているが。

Ｆ1やＷＲＣが、くだらないドラマやバラエティ番組のために抹殺されているのだとしたら、残念だ。
しかし、ただのバカ騒ぎの対象となるのは我慢ならない。

今日は何処にも出かけなかった。
夕暮れになって、用もないのにゴルフに乗り込む。
写真でも撮るか。

青いイルミが「どこかへ行こう」と誘っている。（笑

義父の愛車はBMW535（E34）だ。
新車で買って12年ほど乗っているというが、
いつ見てもピカピカだ。

そりゃそうだ。毎朝洗車して、出かけた先でも暇さえあれば磨いていている。家に帰ればまた洗車。これでは汚れる暇もない。

義父はかなりの車好きだ。
先月、タイヤをポテンザG3に履き替えたと嬉しそうに語る。
若い頃は車も（も？）とっかえひっかえしていたらしいが、
今では、このビーエム一筋だと言う。

E34は本当に素晴らしい。古きよき時代のドイツ車を体現している。
12年経った今もボディはシャキッとしているし、3.5リッター・ビックシックスは相変わらず官能的に廻る。

この車で色々なところに連れて行ってもらった。
5人で乗って長距離ドライブに出ても、室内は広く快適だ。
ダムダムダムと勇ましいエンジン音。重厚感たっぷりの乗り心地。
ひとたびアクセルを踏み込めば、アっという間に他の車を置き去りにするパワー。
端整で飽きの来ないスタイル。セダンの完成形といっても過言ではないと思う。

この車、いつまでも大事にしてほしい。

今日は息子の小学校の運動会。

パパは朝６時半から場所取りのために並び、電車でやってくるオバアちゃんを駅までに迎えに。一度家に帰って、弁当や折りたたみ椅子やビデオカメラなど大荷物を持って学校へ。


幸いなことに、今日は雲ひとつない快晴。
競技やダンスや入退場に使われる曲は、オレンジレンジに大塚愛にあやや、ポルノグラフィティ。
時代を感じる。(笑

６年生の応援団長、４年生以上のブラスバンド、５年生以上の選抜リレー選手など、
かっこい先輩達を目の当たりにする。
親としては「応援団やれば」「ブラスバンドもいいぞ」などとしきりに勧めるのだが、
息子は「放送委員がいい」という・・・

放送委員とは、競技の間じゅう実況中継をする役目だ。
「赤組優勢です」「白がんばれ」「追い抜きました」などなだど。
息子は「僕ならもっとカッコイイ中継ができる」と言う。いったい誰に似たんだか・・・（笑

障害物競走は３位。アンカーを務めた大玉ころがしは２位。
ダンスではレイザーラモンばりの腰使いで笑わせてくれた。

親も祖父母も一体になって大騒ぎできる運動会。
あと何回見れるのだろう。