CarView掲示板を眺めていたら、
トラックドライバーが叩かれていた。
「90kmでリミッターの効くトラックで追い越し車線に出てくるな」
といったスレだ。
確かに東名高速を昼間走っていると、ことごとくトラックに前を塞がれる。
90km で走っているトラックを、
90km で抜こうとするためだ。
これはイライラする。
危険と思える乱暴な運転を目にすることも少なくない。
痛ましい事故 は、今日もどこかで起きている。
掲示板では
「トラックはマナーが悪い」「トラックドライバーは○○だ」といった叩きになっている。
しかし・・・その中にトラックドライバーの
悲痛な声 があった。
「荷主は納期厳守を求めてくる。会社は責任をドライバーに押しつける。
我々は食事もトイレも我慢して、
アクセルを踏み続けなければ ならない」と。
90kmしか出ないと知っていても、
1秒でも時間を縮めるためには 追い越し車線に出ざるを得ない。
そして
「誰が時間通りにモノを欲しがっているのか?あなた達消費者でしょう?」と。
世の中は、
効率化、スピード化 が加速している。
大抵のモノは、すぐに手に入る。それが当たり前、という風潮になっている。
自動車だって例外ではない。
代表的なのは、トヨタの
「カンバン方式」だろう。
最近は
「ジャスト・イン・タイム」などと言うらしいが、
これは「この部品を、いつまでに、いくつ、
必ず持ってこい」と
下請けメーカーに強制することだ。
ビジネスモデルとしては高く評価され、海外でも
「Kanban」で通じるという。
しかし、この裏には、物流を担うトラックドライバーの
必死の努力 があるということだ。
今日もスーパーやコンビニには
新鮮な野菜が並んでいる。
本もCD、お菓子や化粧品までも、発売日には
必ず店頭に並んでいる。
秋葉原に新規オープンした
ヨドバシカメラでは、
発注してから8時間以内に納品せよ、と
各メーカーに通達したという。
一体だれが、そんなことを望んでいるのか。
・・・・・モノが、今スグ欲しい
我々消費者が要求 しているのだ。
その陰で、今日もトラックドライバーが泣いている。
そして、マナーが悪いのは
トラックだけではない。
Posted at 2005/11/04 17:34:28 | |
トラックバック(0) |
雑記 | クルマ