逆走BMWがRX-7に衝突する死傷事故

11月6日の23:55頃、千葉県の東金九十九里有料道路の東金市西中で、対向車線を逆走するＢＭＷ３シリーズ(E90)がＲＸ－７(FD3S)に衝突し、ＲＸ－７のドライバーが死亡するという痛ましい事故があった。

　（▲ 路面にはタイヤ痕がある）


　（▲ 屋根がめくれているのはレスキュー隊の救助作業によるものと思われる）
　（▲ 切断されたＡピラーが起きている）

ＢＭＷのドライバーは19歳の慶応大生で、サークル仲間の男女４名を乗せて九十九里の海へ向かっている途中だった。
ＢＭＷのキャビンはほぼ原型を保っているようだが同乗者の女性１名が首の骨を折る重傷。　どれぐらいのスピードだったのか気になるところだ。

片側１車線の道路を逆走した理由について「一方通行の２車線だと思った」旨の事を証言しているが、それじゃあテメエは帰る時にも専用の有料道路があるとでも思っているのか？

しかも地図を見ると料金所を通過してから事故現場まで2km前後でしかない。

今ごろ書いても手遅れだが警察はこいつの尿検査をするべきだ。

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ＲＸ－７のバンパーの様子からするとフロントはほぼ素通りし、前輪の前方あたりからＢＭＷに衝突されたようだ。

センターライン付近にあるタイヤ痕から察するに、逆走ＢＭＷが正面から来た７を避けようと急ハンドルを切りすぎて滑り出し、驚いて反対向きにハンドルを切りすぎて衝突したのだろう。

フロントのオフセット衝突テストには以前からある40%と、2012年から導入された、より厳しい25%があるそうだが、今回はさらに厳しい状況に見舞われたと思われる。

エアバッグは展開したようだ。

但しハンドルが取り払われているので状況は不明。

助手席側と運転席側のルーフ～Ａピラーの角度に注意。　運転席側は折れ曲がっている。


被害にあったＲＸ－７は赤色レカロシート，黄色ビルシュタイン＋赤色スプリングなどから、生産が終了する2002年の最終限定車スピリットＲタイプＡらしい。　ホイールも純正装着品のＢＢＳのようだ。
ワンオーナーかどうかはわからないが、職業柄、改造は控えめで標準状態のまま末永く大切にという想いで乗っていたのだろうか・・・などと想像すると切ない。　ご冥福をお祈りいたします。