本当は、ブログにちゃんと長文で書きたかったんですが・・・。
内容が内容なんで、こちらに書かせて頂きます。
ちょっと混雑している電車に乗ってまして。
私はドアの横に、腕組をして立ってました。
出発直前に、一人の男性が飛び乗って来たんですね。
かなり強引に。
んで、簡単に言えば、ぶつかった訳ですよ。
私は先に乗ってましたから、別に悪いとも思っていなかったんです。
でも、状況も状況だったので、一応「すいません」と言っておきました。
2つ程先の駅に付いた頃、先ほどの男性が声を掛けてきました。
「次の駅で降りろ!」
まぁ、この段階で気が付きましたよ。
この人、さっきの件で喧嘩売ってきてるわって。
ちょうど私が降りる駅だったので、普通に降りましたけどね。
すると男性が、ブチ切れて来ました。
具体的な事は書きませんが、こんな感じ。
「お前は、わざと俺の事を押したな!」
「俺の事は押すのに、別の人間は押さないのか!?」
「謝れ!土下座しろ!」
こんな感じ。
え~と・・・突っ込み所が多すぎて困ります。
この時点で、私も息子の事が心配だったので、ちょっと切れ気味になってました。
「わざと押す訳ないだろ!」
「大体、あんたが強引に入って来たんじゃないか」
「普通に考えろ。片っ端から入ってきた人間を押すバカが何処にいる」
「最初に謝ったし、お前に対する謝罪は土下座に値するものじゃ無い」
ここまでは、私もそれなりに平常心を保って言ってたと思います。
だけど、この言葉で男性は100%の力で言ってきましたよ。
「ブッ殺すぞ!テメェ、海に沈めるぞ!」
さてさて。今は平成18年。もう年末ですよ。
何ですか「海に沈める」って。古すぎます。
もうね、あまりに面白過ぎて、私も切れちゃいましたよ。
「テメェは何年前のヤクザ映画だよ。今時、海に沈めるって何だよ」
「やれるもんなから、やってみろよ。出来ないくせに、デカイ口叩くんじゃねぇ」
「あと、埼玉県には海は無いぜ。小学生だって知ってるっつぅの」
でもね・・・これ、駅のホームでの会話なんですよ。
女子高生も、こっちを見て笑ってました。
場所も場所ですので、「取り敢えず、外出ろって」って言ったんです。
「何で外に出るんだよ。こっちは忙しいんだ!」
って言われました。
はいはい。忙しい人間が、ぶつかったくらいで喧嘩売ってるって事ですね。
矛盾してるのに気が付いて無いね。
その後、男性の怒りは収まらず、終いには何を言っているのかも分からなくなってます。
「いい加減、人間の分かる言葉を喋ってもらえます?」
私の言葉は、火に油を注いだようです。
男性も、既に理性が飛んでます。
「上等だ!外出ろや!」
「ブッ殺してやる!」
外出ないって言ったの誰さ。
忙しいって言ってたの誰さ。
あんたでしょ。
良いですよ。外出ますって。
好きなだけ殺して下さいよ。
駅を出た時に気が付いたんですが、男性が降りた先は、交番です。
駅前の交番の前に出ちゃったんです。
ホント、何考えてるんだか分からない男性です。
本気でやるなら、交番の前になんか、行くもんじゃありません。
面倒なので、先手を打ちました。
「何んで交番の前になんか来てんのよ」
「それとも、交番の前でやりますか?」
「蹴るなり殴るなり、好きにすれば」
「ほら、殺してみろよ」
交番の前ですから。
ここは男性も冷静です。
「交番の中でやってやるから、ついて来い!」
これって、最後の手段ですよね。
ホントに、忙しいという言葉を口にした人間が、こんな手段に出るもんなんですね。
そして2人で交番に入りました。
そして私の第一声。
「すいません。海に沈めるって言われました」
この時の男性の顔。
「ちょ・・・それ・・・言わないでよ」って顔してました。
男性は、交番の警察官に、こう説明しました。
「電車に乗ったら、こいつが殴ってきた」
「女が乗っても殴らない、弱いヤツだ」
「土下座させろ」
こういう感じ。
知らない間に、俺が殴った事になってます。
女だろうが殴るのが当たり前のように言ってます。
大体、警察官が土下座を強要する訳ないじゃん。
更に男性は続けます。
「人を殴っておいて、音楽を聴いて誤魔化したんだ」
「鞄の中にオーディオを隠してる」
「鞄の中を捜せば、オーディオが出てくる」
「それが証拠だ」
音楽を聴く事って、誤魔化しですか?
この辺りで、私の怒りも頂点です。
「何時、誰が殴ったって?」
「ぶつかったとか、押したとか、そういう話しだったろ」
「警察が前に居たら、いきなり強気で、しかも嘘つきますか」
「何が誤魔化しだ。じゃぁ、俺の首にぶら下がってるヘッドフォンは何だよ」
「何処にも隠してなんかねぇだろ。目の前にあるヘッドフォンが見えないか?」
「いい加減にしろよ」
はい。大人気無く切れてしまいました。
今では、凄く反省してます。
男性も、引かないんですよ。
「ほら、さっきやったみたに、見せてみろよ」
「実際にやった事を再現しろよ」
流石に私も笑っちゃいました。
なんで再現する必要があるんだか。
「んじゃ、あんたもやってよ。俺一人じゃ、再現出来ないから」
「じゃぁ、ここが電車のドアで・・・」
殆どお笑いのコント状態です。
流石に男性も限界のようです。
「うるせぇ!この乞食(こじき)」
もう・・・これじゃ子供の喧嘩じゃないんだから。
私は、これ以上は何をやっても無駄だと判断しました。
「お前がやれって言ったんじゃないか」
「それなのに、逆切れですか」
「知ってます。乞食(こじき)って、差別用語ですよ」
「侮辱罪で訴えますか?」
訴える気は、全くありませんんけどね。
ここまで交番でやっちゃうと、流石に警察官も止めに入ります。
「まぁまぁ、落ち着いて」
「取り敢えず、個別に話を聞きますから」
そんな訳で、個室に連れて行かれ、事情聴取が始まります。
事情聴取って言っても、経緯を話しただけです。
どんな状態で、どのようにぶつかったのかって事。
何を言われたとか、何を言ったとかって事に関しては、聞かれません。
"言った言わない"になりますから。
警察官は、男性に「相手も反省してますから」と半分嘘を付いて説得させてます。
でも男性は納得しません。
「あいつの名前と住所を教えろ!」
「ブッ殺してやる」
はい。個人情報保護法適用です。
警察官が教える訳がありません。
警察官も諦めた様子。
「あのぉ・・・ホントすいません。取り敢えず、もう一回謝ってもらえますか?」
ちょ・・・取り敢えずって。
収拾が付かないので、謝って誤魔化すって方法です。
「皆さん、忙しいですもんね」
「早めに終わらせますか?」
仕方が無いので、謝りましたよ。
「はいはいはい。すいません。もうしません。はいはい。ごめんなさい。はいはい」
男性も呆れてました。
「そうだよ。謝れば良いんだよ」
「別に殴る気も無いし」
「これからは気を付けろよ」
男性が消えた後、声を大にして言わせて頂きました。
「俺、最初に謝ってるし」
警察官も苦笑いです。
まぁ、一応私も大人ですから。
変な口論は止めましょうと注意を受けました。
別に殴り合いの喧嘩とかじゃないんです。
ちょっとした口論です。
だた、あまりに矛盾している事が許せないんです。