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簡単な問題。


５０００円の買い物をする。
セール中だったので、レジにて３％引きする事になった。
更に、客が５００円分のポイントを持っていたので、５００円引く事に。


さて、値段は何円になるでしょうか？


簡単ですよね？
算数ですもんね？


５０００円の３％引きは、４８５０円です。
ここから５００円を引くと、４３５０円になります。


が、一歩間違えると、こんな事が起きるんです。


５０００円から５００円を引くと、４５００円です。
ここから３％を引くと、４３６５円になります。


実は、割り引く順番を変えると、答えが変わるんです。
後者だと、消費者側が損した気分になりますが。
実際は、どちらの答えも正しいんですけどね。


この手の問題は、消費税の計算でも発生するんですよ。


９９円の品物を１０個買う。
９９円の品物は、税込みで１０３．９５円になります。
この段階で、小数点以下の切り上げ・切捨て・四捨五入は自由です。
当然、切り捨てれば、１０３円×１０点＝１０３０円です。
でも、切り上げれば、１０４円×１０点＝１０４０円です。

更に、９９円×１０点を先に計算しても良いというルールもある。
（これは、上記で小数点を残して計算した結果と同じになります）
９９０円の税込みだと、１０３９．５円です。
これで、切捨てをすると、１０３９円になっちゃうんです。


ワケ☆わかんね～だろ～！！


面倒臭ぇ。
ホント、面倒臭ぇ。


何よりも、

『　どんな順番で割引しても、同じ答えが出るようにしてほしい　』

そんな依頼をされたこと。


無茶言うな！


算数の計算結果は、万国共通だろうが！


算数が大好きな皆様。
どうか、私に良い知恵を。