虎穴に入らずんば虎児を得ず。

気が進まなかったんですよ。

秋の行楽シーズンにして、良い天気。

きっとどこに行っても渋滞にはまるだろうと。

ただ、前のブログに書いたようにこうなったのも私の運命ですから、
嫁の機嫌取りに出かけたわけです。

行き先は丹波篠山。
恒例の黒枝豆の仕入れに参りました。

が・・・。そこかしこでサンデードライバー様がつまらぬ事故を繰り返し、
通常２時間半の道のりを３時間半以上。
途中で行われていた丹波焼きフェアの駐車場渋滞の影響にも
巻き込まれ散々。

枝豆買った後も、来た道を戻ればまたその渋滞に巻き込まれるのは
分かっていたので、意を決して日本海に出ました。

舞鶴まで行って、せっかくだから海鮮でも食べようという話になったのですが、
どうもどこもぱっとしない。

観光魚センター的なところのそれは不当に高い気がして。

だったら、もうイイモン食べよう。
多少高くても。
最近、それくらい働いているじゃないか。

というわけで、ガイドも何も見ずに意を決して地元のお寿司屋さんへ。



恥ずかしながら、飛び込みで寿司屋に入るなどこの歳で初めてのことです。

が・・・店構えの割には庶民的なお値段で拍子抜け。
海鮮丼１０００円也。一人２５００円は覚悟していたのですが・・・。

ってことは、それなり？

とんでもない。



まあ確かに、豪華絢爛というわけではありませんが、
この見慣れた寿司ネタの一つ一つがびっくりするほど美味い。
じゅんさい入りのお吸い物もこれまた美味。

食べ進めるうち、「オーダーを間違えて並じゃなくて上をたのんだか？」と心配になるほどでした。

Ｒ１７５沿いの亀寿司さん。人なつこいかわいらしい虎の子を捕まえた気分です。

というか、Ｒ１７５ってしょっちゅう走るのですが近所の明石から舞鶴までつながってたとは。
それにもびっくりです。