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イイね!
2013年01月15日

ジウジアーロ

ジウジアーロ 一度、年代を追って 巨匠ジウジアーロをとりあげたかったのですが、
すでに多数の方が詳細に語ってくださっていますので、いまさら僕が云々するのは
烏滸がましいことです。

前序
まして、ゴードンGT、イソ・グリフォ時代からなど、詳しく突き詰めたことはないのです。


まぁカングーロは昔のデザインですが、好きです。






本論
僕の関心は、アッソシリーズを披露した70年代前半からメドゥーサあたりまでです。

で、さらりと感想程度ですが・・・。
それも、写真のまとめの都合で今回はモレを承知で、ごく狭い範囲でアップします。

いきなり、シロッコです。

好きです。これも、最終コンセプトモデルを見ると、いろいろ提案していたのですね。

そう、ウェストラインのBピラーより後半のヒップアップに繋がる跳ね上がりラインが無い。
パサートや、ヒュンダイ・ポニー、ランチア・デルタ同様平行に一直線でリアまで伸びています。

テールランプの高さに注目してください。高い位置にある。
これは、スッド・スプリントなどの処理と同じアップ気味に配置し、バンパーとの隙間に新鮮さを
見出しているようです。


彼のラフスケッチを見ると、市販モデルのテールランプ位置のがあります。

上の最終1/1モデルはいくつかの案の一つなんでしょうね。
もう一度、ラフスケッチを見てください。リアサイドウィンドゥは水平に流れてきて末端でアップさせています。


他の資料で、
Bピラー後半をアップさせたクレイモデルを制作しています。
クレイモデルの左右で違うのは、Cピラーの太さ=リアサイドウィンドウの大きさを変えて試みています。
それを見ると、VW社独自でアップさせたウェストラインを考案したのではないのが解ります。
やっぱり、イタルデザインはいくつかの提案をし、この写真は、そのうちの一つだったんでしょうね。


さてフロントですが

サイドまで回り込んだマーカーランプに驚きました。
初期型シロッコは、正面ツライチで処理しているのが特徴で、ランチア・デルタと同じ手法ですね。
でも、これで見る限り、後期型に近い処理。おまけにバンパーもスチールではない。
サイドのキャラクターラインも高さも違うし凹んでいますね。
市販シロッコと随分違うのが分かります。


僕がジウジアーロのこのころの新鮮さの要素に、Cピラーとリアフェンダーがツライチなのと
アッソ・デ・フィオーリやセアト・イビーサ、FFジェミニHBで見られるようにリアハッチがCピラーを覆う手法です。
で、初めのツライチの話ですが
昔はCピラーとリアフェンダーを溶接して繋いでいました。

で、次は折れ目が入っただけでスッキリさせた。

んで、シロッコはその折れ線すら無くしてしまった。

その処理に新鮮さを感じたのですが・・・・・・こういう細かな処理って割とイメージ左右すると思います。





お次は・・・・・・・・
ゴルフもこんなスケッチがあります。

ウィンカーランプが丸いヘッドライトの外側にあるアイデア。
これは、最終段階まで案としてあったようですね。
走行テスト段階でも、このウィンカーのが走っています。

異様にデカいバンパーが気になります。ひょっとして北米仕様のゴルフとも考えられます。




シロッコ、ゴルフのデビューが1974年。
そのころの、ジウジアローのコンセプトモデルにアッソシリーズがあります。
モーターショーに連年発表するように4連作をデビューさせています。

で、最後が「アッソ・デ・フィオーリ」=いすゞピアッツァです。



「デ・フィオーリ」の名は、実はその前のヒュンダイ・クーペに名づけられていたらしいですね。
でも、ピアッツァの方が自信作だったんでしょう。とっ変えちゃったみたいです。
だってね、ヒュンダイ・クーペはリアがねぇ・・・・・



BMWのアッソもいいですが・・・




僕はアウディが好きでした。




デルタのリアに似ています。デルタもイメージスケッチに横長テールランプがありました。




ここらのジウジアーロの仕事には、とても説得力のある新しさとバランス感覚が魅力でした。
最終的に「ピアッツァ」「メドゥーサ」に集約すると思うんですが、折り紙細工脱却の究極!と言えるでしょう。





1960年代のこれが

70年代ハッチバックに開眼して

こうなって、アッソ・シリーズ、そしてメドゥーサですからね。常に変化してきたジウジアーロが読み取れます。









んで、パンダにも触れておかねば!!!



すっかり任されて、工業デザイン全体をFIAT社から請け負った!と言いますが
かなりの条件が提示されたことはご存じでしょう。
けっして、アッソシリーズほどの自由度はなかった。
とりわけコスト問題はシビアだったようで、経営不振のFIAT社は。126の使えるものは
なるべく多く使うのが、これまた悩みどころだったようですが
ジウジアーロはストイックに追い込まれると、張り切ってしまう性格のようですね。
よくぞ、ここまで仕上げたもんです。


手前味噌ですみません!




今となれば、もっとトールボーイのクルマも常識になったのですが、
126が!126が!こうなっちゃったんだからスゴイですよね!


パンダはFIAT社のイメージを旧態然とした感覚から脱皮させたのではないでしょうか。
131もリトモも好きですが、パンダは組立てメカニズムとアイデアを含め空間利用に対して大進歩したモデルでした。
(僕は、初代ホンダ・シティも好きです。パンダよりもトールボーイに徹していました。)
僕がパンダに拘る一番の理由は、ジウジアーロのクルマのイメージを変革した偉業かもしれないなぁ。
シロッコみたいにシャープでスポーティではないけれど、計算しつくされた賢さがパンダに見える。





こんなコンセプトカーも考案していました。
これ、かなり好きですね。アッソシリーズとは違うコンセプトですね。


シュペールサンクみたいですが・・・。また違うんだなぁ。







現在では、VW社に移籍して、まだまだ元気いっぱいの様です。
マルティーニカラーに彩ったコンセプトカーを発表したり
こんな発想を提案しています。さて、将来のVWデザインのけん引力になっていくのでしょうか。








VW・UP!のデザインはオリバー・ステファニーさん。でもちょっと似ていますね4ドアの方と。



いやいや!今なお恐るべし!!ジウジアーロさんです。











さて、次回は・・・・・
マルチェロ・ガンディーニにも触れてみたいです。BXが好きです。

なんかかっこいい(笑)
でも、コンセプトモデルは、ベルトーネ社、イタルデザイン、本社デザイナーといろいろ注文したようですね。



リライアント社の「FW11」というモデルをご存知でしょうか。
また、「ボルボ・ツンドラ」も一緒に挙げないとね。




それと、ミケロッティも見落とせまい。

これは息子さんのデザインかな???




そんなこんなをごくごく観念的にいつか述べてみたいです。またよろしく。









ブログ一覧 | ジウジアーロ | クルマ
Posted at 2013/01/15 00:51:12

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この記事へのコメント

2013/01/16 13:39:32
途中出てくる紙製の模型はお手製ですか?
こういう模型を使って解説するとすごく解り易いですよね

BXのプロタイプはベースになったコンセプトモデルも含めると結構種類がありましたね
ベルトーネと提携して以降のシトロエンに多く見られる特徴にヘッドライト下半分からの折れ目なんてのもありますよね
コメントへの返答
2013/01/16 20:17:12
こんばんは、VOLFさん

>途中出てくる紙製の模型はお手製ですか?

恥ずかしいデキですが手元の有り合わせの画用紙で作りました。(汗)
お褒め頂き恐縮です。

シトロエンが社外にデザインを依頼するなんて、
無かったことですよね。

BXのデザインは、結局ベルトーネ、ガンディーニの手によるものですが
触れたように、リライアントFW11が
同じフォルムで先行してデビューさせています。

ここらの関係がよく解らないのですが
こんなデザインの切り売りみたいなことが
当時のカロッツェリアでは許されたのでしょうか?
ボルボ・ツンドラは紛れもなくBXで
ユーリエ社が提案したBXの2ドアやワゴンと
イメージがダブります。
けど、ユーリエ社とシトロエンはDSブレーク時代からの共存で、
シトロエン社のよき協力者でもありました。

次回はそんなこんなをまとめてみたいです。
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