郵便差出箱1号丸型
通称「丸ポスト」
良い物を1つ作るよりも、早く大量に・コストカットが美徳とされる現在
殺伐とした社会の中で、鋳物で作られた丸型ポストに人は郷愁を感じるらしい
現存する最古の丸ポストは、愛知県の豊川稲荷で100年の年月を数えたという
でも…
うちの近所、相当数丸ポストなんよね
郵政によると、全国で5000本以上残っているらしい、つまり1県に100本はある計算
案外目に留まってないだけで、必ずしも「古き良き日本の風景」でもないらしい
もう製造はとうの昔に終わってるから、今後数が増えるということはほとんど考えられないけれども
いくら郷愁感が高まっても、そもそも鋳造業が衰退してるから鋼板製のレプリカがせいぜいでしょう
ちなみに画像の巨大丸ポストは、なぜか丸ポストが多数現役の小平市の有志によるモノ
あまり価値はありませんが、興味がある方は西武小平駅南口へどうぞ
もちろん、ちゃんと手紙を出すことができます
ノスタルジーって意味では、こんな壁掛け型の方がそれを感じるような気がします
なお希少性という観点からいうと、6号型というずんぐりむっくりなポストがあげられます
現役で使用されているのは、全国でわずか5本のみだとか
中国地方に3本、山形と北海道に各1本、旅行を兼ねて探してみてはいかが!?
Posted at 2012/07/29 20:48:07 | |
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