今まで驚異的にも交通取締りと無縁だった
すっちぃが、最近たて続けに取り締まりにあって
、免許がけっこうヤバイ状況になってしまったとのこと。なので今日は、僕の交通取締り対策を書いてみたいと思います。当たり前な内容かもしれませんが悪しからず……。
ちなみに僕が免許をとったのは2002年の4月。かれこれ運転暦は4年半くらいになるわけです。そして最初の2年くらいは、もう "これでもか" ってくらいに捕まりました。青切符はおろか赤切符まで、多種多様な違反で捕まりました。これはもう恥ずかしい限りなのですが、
この経験のおかげで交通ルールを守る重要性をみっちり学ばせてもらえたと思っています。このとき以来、一時停止は2段階で実施していますし、黄色いラインで車線変更も絶対しません。また信号は黄色で止まり、フライング発進もありえなくなりました。その他、車間距離、追い越し法など様々なところに気をつけて日々運転しています。なので友人を乗せると
"わざとらしい" "慎重すぎる" と言われることもあるのですが、
これを守ってスムーズに走行することに喜びを感じているのでまったく気になりません。
しかしひとつ完全に守れているとはいえないのが "スピード" です。法定速度が実情とあっているところはもちろん遵守しますが、
明らかにマッチしていない場所が多いのも事実です。モータリゼーション黎明期から法規が進化していないというのは、まったくもって呆れるほかありませんが、それを基準に
"ノルマ取締り" が行われている実態もあさましい限りです。事実、法定速度を遵守していたのでは身に危険の及ぶシーンも出てきますから……。つまり
スムーズな運転を心がければスピード違反で検挙される可能性があり、それを回避する術が必要になってきます。
そんな中僕は、1年半前に赤切符を切られてしまいました。といっても私はそんなケッタイな速度を出していたはずがないという認識だったのでもめにもめましたが、この辺は割愛します。でもとにかく、これ以後はなんとしても取り締まりにあうわけにはいかないと決断。対策を講じ始めてから現在まで、とりあえず書面上は捕まらずにきています。
そのときに始めた対策と言うのは、
①高性能レーダー探知機を購入
②警察のホームページ上にて取り締まり情報をチェック
③速度超過は絶対に30km/h(高速40km/h)までとする
という簡単なものです。
まず①のレーダー探知機についてですが、これは初期投資が必要になるものの、なかなか有効な手立てだと言えます。ただ
予算をケチって廉価版を購入するよりも、ある程度の予算を組んで高級機種を購入するのが得策と言えます。というのは、廉価版の場合、レーダーのみの探知機能しか付いていないことが多いからです。田舎のネズミ取りなら対応できることも多いでしょうが、最近はステルス方式もかなり多くなってきています。その場合、レーダー探知機能のみではまったく歯が立たないのです。
高級機種でステルス受信機能がつくと、このタイプのネズミ捕りにも対応することができます。ただしステルスの場合、常時ステルス波を発射しているわけではなく、違反車が現れたときにのみ狙い打ちするため、前におとりのクルマがいてくれないと効果を発揮しないのが玉に瑕です。ただ警察取り締まり専用の無線を受信できる機能が付いているものであればこの辺をカバーして、さらに回避性能を高めることができる可能性もあります。
またカーロケーター機能というのも嬉しい機能です。これはパトカーや救急車といった緊急車輌が現在位置を本庁へ知らせる電波をひろい、どのくらい近くに該当車輌が接近しているかを知らせてくれる機能です。パトカーが近くにいることがわかれば、こちらはその時点で警戒態勢に入ることができるのですから便利です。
そして
是非とも備えておきたい機能は "GPS測定機能" です。これは探知機がカーナビと同じように自車の位置をGPSによって測定し、オービスに近づくと教えてくれる機能です。これは道案内のようにこと細かく教えてくれるので、高速道路などのオービスには非常に強い効果を発揮します。いつも走り慣れた道しか走らない方には不要かも知れませんが、いろいろ知らないところへ行く方、高速道路をよく使う方などには非常に嬉しい機能です。
ちなみに僕はこれらが全て備わったものを購入して愛用しています。価格は4万円と少し高価でしたが、それなりの価値は感じています。最近はここまで高くなくても、
2~3万円のもので十分活用できるレベルにあるようです。
次に②の対策ですが、これは本当に是非とも抑えておきたい方法です。地域にも寄るのでしょうが、各警察では毎日の交通取締り計画を発表していることが多いようです。これは警察の公式Hpで見ることができます。僕は
群馬県の情報と
埼玉県の情報を特に参考にしています。
群馬県の場合は、この発表どおりにほぼ行っています。地図までは用意してくれていないのでわかりづらいかも知れませんが、近隣の人ならどこのポイントを言っているかはだいたいわかるはずです。
埼玉県の場合は "県下一斉取締り" の日が非常に危険です。これらを気をつけるだけで、近隣での取り締まりは相当回避することが可能です。もちろん、
交通安全期間中などは特に気合を入れる必要がありますが……。
最後に③の対策ですが、
つまりはどんな場合であっても赤切符になるような速度は決して出してはいけないということです。赤切符は重い違反に際し発行されるものであり、最低でも一発免停という非常に痛いものです。裁判所に行ったりして時間もつぶされ、刑事罰にもなるので是非とも避けておきたいものと言えます。その点青切符は、赤切符に比べて扱いが軽微であり、反則金を納めるだけで終わります。
そしてその速度の境界が、一般道で30km/h超過まで、高速道路で40km/h超過までとなります。しかしいくら取り締まりの機械がマイナスメーターになっている(ホントかどうか如何わしいが)こと、クルマのメーターがプラスメーターになっていることを差し引いても、ぎりぎりいっぱいの速度超過はあまりにリスキーなので、一般道20km/h、高速30km/hくらいにとどめておくのがいいのではないでしょうか? 高速道路では後ろを絶えず確認したり、追い越す車をすべて確認したりしていれば追尾されそうなときに減速して取締りを回避することがほぼ可能だと思います。オービスも青切符の範囲で撮影をすることはありません。これは判例で確認されている(軽微な違反よりプライバシーが優先される)ため確実にいえることです。
ただし一般道のネズミ取りだと対向車がパッシングでもしてくれない限り取り締まりにあってしまう可能性が高いですが、
15km/h以上20km/h未満の取り締まりなら1点の減点で済みます。気づくのがはやくてブレーキを踏めば助かる可能性だってあります。
また面白いネタとしては
ライセンス保険なんていうものも青切符の利点としてあります。これは青切符であればその反則金を代わりに払ってくれるという面白い保険です。赤切符の罰金の場合は、あくまで刑法所の罰なので本人が払わなければならないのですが、青切符の反則金の場合、支払い人の指定がないためこのような商売が成り立つようです。法律を熟知した人だからこそ出来る、面白い着眼点のベンチャービジネスだと感心しています。
Posted at 2006/08/14 00:23:18 | |
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