ヒーターコアの洗浄

ヒーターの効きが悪いためコーターコアの洗浄をします。

ヒーターコアの位置はここです。

ヒーターコアのパイプはアルミ製でとてもつぶれやすいので慎重にホースを回すようにゆっくり丁寧に外します。（ホースプライヤーを使用）

※ヒーターの詰まりを判断するには、画像下のホースからクーラントが入り、上のホースより出て、ウォーターラインに戻ります。下のホースと上のホースの温度が同じであれば正常ですが、下だけ熱い場合はヒーターコアの詰まりが濃厚です。

場合によってはヒーターコアそのものを交換するのも手です。

今回、悪あがきで洗浄をしてみます。
ホースを出口へ接続し、水を送り込みます。当然もう片方の口から水が出ますのでタライか何かで受けましょう。

続いてエアーを使って空気を送り込んでみます。

いきなり全開でエアーを送らず様子を見ながら調整します。

エアーを送ると当然出てきます。

画像ではサビが分かるように分離するようにザル（茶漉し）を使っています。


水を送ったりエアーを送ったり10回程度繰り返しました。

思ったほかサビは出なかったが、黄色かった水がずいぶん透明になった。

以前の整備手帳では目を覆いたくなるぐらいのサビが詰まっていた。

拡大の図

フロアーのこぼれた冷却水（クーラント）は洗い流す。ついでにフロアーの水洗いを実施。

ヒーターコア洗浄後、ヒーターの効きが戻った。


※必要に応じて冷却水のエアー抜きが必要。